夏休みですね!
うちの6年生学級も,学校初の春開催の運動会とか,なんだかんだありながらも,それなりに充実した気持ちで夏休みを迎えることができました。
終業式の日,最後のあいさつのとき,日直の子が,気を利かせて
「1学期おつかれさまでした!よ~っお!」
って,声高らかに一本締めをしてくれました。
いきなりだったのに,みんな
パンッ
が,ぴったりそろって,それだけで笑顔の1学期フィナーレになりました。
1学期の間だけでもいやというほど担任を悩ませた子たちのくせに,ずるいですね。(笑)
さて
私個人的に,今年の夏休みはゆっくりと過ごすつもりでした。
校務的に,今年は学年主任を外れ,研修も大きなことはしていないので,今年は昨年に比べ,そしてこれまでに比べ身軽な年です。
そんな年の夏休みですから,もう無理をせず,自分の時間を作ってのんびり過ごしたいな~ってプランだったのですが…
夏休み直前,校長から
「ちょっといいかな」
の呼び出し。
(…なんか怪しいぞ,これは)
と息を飲みながら校長室に入ると
「一つ,大会で発表をしてほしいんだが」
(げっ)
予感的中でした。
仕事がのっかってきそうな雰囲気を察知したんですよね…
どうやら,昨年度の研究公開に向けた取り組みが,外部的にも評価を受けているようで,県の大会で発表してほしいとの「ご指名」があったようです。
「引き受けてくれるかな。」
もちろん,そんな機会をもらうこと自体,光栄なことだし,私としても新しいことをするのは好きなんですけど,今年の夏が削られると思うと,正直ちょっと痛い…が
「はい。」
引き受けないはずはなくて,こうなりました。
大会は夏休みど真ん中。
仕方ない。
それに向けて準備をするか。
…と少し背筋を伸ばしていた矢先
「先生,ごめん,またいいかな。」
またしても校長の手招き。
(は?)
今回は予測不能です。
挙動不審で校長室に行ってみると,今度は校長も苦笑い。
「いやぁ実はな,もう一個依頼が来てなぁ さらにでかい大会で発表してほしいとのことなんだけど…」
「…もう一個?でかい大会?」
どうやら,前回のとは別に,今度は全国レベルの大きな大会での発表の「ご指名」が来たようです。
「先生,いいかな?」
私の頭の中でイメージしていた,さわやかな夏空がさらに真っ黒い分厚い雲に覆われていくようでした(笑)
「はい。何でもやります。」
と,どんな顔して言ったかは覚えていませんが,もう迷いなく返事をしていました。
その大会は夏休み明けにあるそうですが,発表原稿の提出は夏のうちにとのこと。
ふ~
そんなに甘くないってことですね~
どちらのお誘いもうれしいですが,まさか昨年度の研究がこんなに尾びれをつけているとは,びっくりもしています。
夏のプランは大きく変わってしまいましたが,やはり
夏休み,何らかのテーマをもってのぞめ!
今年も自分を磨く夏にしたいと思います。
…でも息抜きもするぞ!