小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

小学校の先生なら誰しもできなければいけないあの作業

2013-07-24 22:16:02 | 教師力UPの攻略法

明日が地域の水泳記録会です。

各小学校から代表選手が集まり,競い合う恒例行事です。

今日はその会場準備ということで,各学校から数名,先生が呼び集められました。

今年,私は体育主任でも,体育部員でもない(同学年に体育バリバリ専門の先生がいるから)のですが,こんな作業には当たり前のようにかりだされます。(笑)

真夏のプール。

最高気温35度に,まさしく達するその時間に作業が始まりました。

集まった先生たちの思いはただ一つ。

(早く終わらせよう)

です。

主な作業内容はプール周辺のテント張りです。

本部側,児童席側,そして応援席側と,多くのテントを張らなければいけません。

軽トラックで骨組みが運び込まれ,作業が始まりました。

ガシャン

ガシャン

ガシャン

あっという間に,1組張り終えました。

思わず,隣にいた先生と声を合わせてしまいました。

「早いね~」

さすが,学校の先生,いや,各学校の体育主任を務めるほどの人たちです。

テントの張り方はすっかりみんな心得ていますね。

もう作業の途中に言葉は一切要りませんでした。

みんなが,阿吽の呼吸です。

これには,暑さも忘れて,私はちょっとした感動すら覚えました。

「学校で,子どもたちと張るときは,1つ張るのにめっちゃ苦労するんですけどね~」

そうなんです。

運動会やバザーなど,学校にテントを張るときは,高学年の子どもたちの力を借りることがほとんどで,そのとき指示役となる先生は,大変な労力を使います。

指示が下手だと,時間がかかるだけでなく,ひどいときはテントが立ちません。

今日,ふと思ったのは

各学校でテントを立てるときは,お互い様ということで,近隣学校からテントエキスパートの先生たちが集まるっていうのができれば,かなり楽になるのでは…!

…できないでしょうね(笑)

やっぱり各学校で張るときは,それなりの苦労をしないといけなさそうです。

それも子どもたちにとっては一つの経験になりますし。

そう言えば,初任の頃,先輩に言われたことを思い出しました。

テントをばっちり張れるようになってこそ,教員は一人前。

体育の先生から言われましたね。

小学校の先生であれば,どこの学校に行っても「テント張り」という仕事は必ずあります。

地味でおもしろくない仕事だけど,そこを極めている人がいれば,その学校には大きな戦力になります。

逆に,たまにいますけど,テントの張り方をよく分かっていない先生は,ちょっと恥ずかしい感じがしますね。

(今までテント張りに汗を流してこなかったんですか!)

なんて。