二日間に渡る研修でしたので、指導者の先生も、受講者の私たちが飽きないようにと、研修の形を色々と工夫してくれました。
講義だけでなく、演習の形にしたり、ゲームの要素を取り入れたり。
正直、見ず知らずの先生たちとする二日間の研修は、人見知りの強い私にとってはハードルが高いものがありましたが、指導者の先生のおかげで楽しいものになりました。
物腰が柔らかくて、とても感じのいい先生でした。
さて
この指導者の先生が研修の最後に、ポロっと言った言葉なのですが、
時に、方法は内容を越える!!
これが私の中ではすごく腑に落ちました。
この研修は、教科指導に関するいわゆる基礎講座で、学習指導要領を見ながら進めるものでしたから、「内容」の方に関わる部分が強かったわけですが。
「方法」がそれを越えると。
これはいろんな場面があり得ると思いますが、大きく、先生に起こる場面と、子どもに起こる場面と、二つ考えられると思います。
先生に起こる場面とは。
要するに、先生が子どもたちに何を教えるかよりも、どのように教えるかが重要になるという場面です。
先生がどんな方法で教えたか。
もっと言えば、どんな身振りで、どんな声で、どんな視線で、どんな雰囲気で、どんな感情で、どんなモノを用いて…
教えたか。
教えられる側の子どもたちにとっては、先生の声や姿が印象として心に深く刻まれるかどうかは、こういった「方法」が鍵になるということです。
反対に、子どもに起こる場面とは。
例えば、スピーチ。
言っている中身は乏しいのに、先生の心にやたらと響くスピーチがあったとします。
それはもちろん、その子の姿が心に響いてるわけです。
精一杯の熱意がある。
緊張しながらも何とか声を出している。
みんなを笑わせるユニークさがある。
役者さながらの演技力がある。
そんな姿は、言葉を越えて心に残ります。
そして、肝心なことは、先生はそのスピーチを評価するということ。
内容が乏しかったスピーチですが、高い評価をしたくなるものでしょう。
逆に、言葉がよかったのに、言い方が悪かった子がいたとしたら、その子の印象は薄くなりがちです。
内容よりも方法。
実は、このことは私たちの身近なところでしょっちゅう起きているようにも思います。
研修の先生は「時に」と言いましたが、私には「おおいに」だと思います。
これは人間の本能だと思います。
だから学校で大事なことは
先生はもっと方法を磨くこと
子どもには、内容だけでなくもっと方法を教えること
シンプルにそういうことだと思います。
講義だけでなく、演習の形にしたり、ゲームの要素を取り入れたり。
正直、見ず知らずの先生たちとする二日間の研修は、人見知りの強い私にとってはハードルが高いものがありましたが、指導者の先生のおかげで楽しいものになりました。
物腰が柔らかくて、とても感じのいい先生でした。
さて
この指導者の先生が研修の最後に、ポロっと言った言葉なのですが、
時に、方法は内容を越える!!
これが私の中ではすごく腑に落ちました。
この研修は、教科指導に関するいわゆる基礎講座で、学習指導要領を見ながら進めるものでしたから、「内容」の方に関わる部分が強かったわけですが。
「方法」がそれを越えると。
これはいろんな場面があり得ると思いますが、大きく、先生に起こる場面と、子どもに起こる場面と、二つ考えられると思います。
先生に起こる場面とは。
要するに、先生が子どもたちに何を教えるかよりも、どのように教えるかが重要になるという場面です。
先生がどんな方法で教えたか。
もっと言えば、どんな身振りで、どんな声で、どんな視線で、どんな雰囲気で、どんな感情で、どんなモノを用いて…
教えたか。
教えられる側の子どもたちにとっては、先生の声や姿が印象として心に深く刻まれるかどうかは、こういった「方法」が鍵になるということです。
反対に、子どもに起こる場面とは。
例えば、スピーチ。
言っている中身は乏しいのに、先生の心にやたらと響くスピーチがあったとします。
それはもちろん、その子の姿が心に響いてるわけです。
精一杯の熱意がある。
緊張しながらも何とか声を出している。
みんなを笑わせるユニークさがある。
役者さながらの演技力がある。
そんな姿は、言葉を越えて心に残ります。
そして、肝心なことは、先生はそのスピーチを評価するということ。
内容が乏しかったスピーチですが、高い評価をしたくなるものでしょう。
逆に、言葉がよかったのに、言い方が悪かった子がいたとしたら、その子の印象は薄くなりがちです。
内容よりも方法。
実は、このことは私たちの身近なところでしょっちゅう起きているようにも思います。
研修の先生は「時に」と言いましたが、私には「おおいに」だと思います。
これは人間の本能だと思います。
だから学校で大事なことは
先生はもっと方法を磨くこと
子どもには、内容だけでなくもっと方法を教えること
シンプルにそういうことだと思います。