年度末ですね。
学校も忙しい時期に入っています。
各学級も,最後の思い出づくりと,事務的な仕事と,担任の先生たちは,どんどん減っていく残りの時間と格闘しています。
この時期,職員室で見る先生たちの様子も様々です。
「いかにも」という感じで走り回っている先生。
いつもと変わらず,休息時間に悠々とコーヒーを飲む先生。
以前に講演会で聴いたことがあるおもしろい話に当てはめてみました。
先生(に限らず仕事をする人)を,こんな方法で分類できるそうです。
カテゴリー「仕事量」…A仕事をしている B仕事をしていない
カテゴリー「忙しそう」…C忙しそうにしていない D忙しそうにしている
この二つのカテゴリーを組み合わせると,どの先生もどれかに当てはまります。
タイプAC…仕事をしているのに,忙しそうに見えない先生。
→かなりできる人ですね。効率よく仕事をこなし,かつ周囲の人に圧迫感を与えない工夫や,ゆとりがある人です。
タイプAD…仕事をしていて,それ相応に忙しそうにしている先生。
→いい先生ですね。はたから見るとガンバリ屋さんタイプに見えます。いつも活発に動き回り,その分きちんと仕事をしているという正統派です。
タイプBD…忙しそうにしているけど,実は中身のある仕事はしていない先生。
→これは残念ですね。仕事の要領が悪い人です。若手に多いかな。自分もそうだったはずです。勤務時間と仕事量が比例しないタイプです。
タイプBC…仕事もしていないし,それ相応に忙しそうにしていない先生。
→これは…何でしょう。仕事に意欲がないのか,しなきゃいけない仕事に気付いていないのか… どちらにしろ,職場にいてもらってはマイナスなタイプです。
いかがでしょうか。
上位のタイプほど望ましくて,下位のタイプほど痛いですね。
まず,自分がどのタイプにあてはまるかを考えますね。
多くの先生は「タイプAD」じゃないかな。
一生懸命仕事がんばっています。
そして,ごくまれに,「タイプAC」の先生を見ます。
憧れますね。
仕事術を盗みたいぐらいです。
「タイプBD」「タイプBC」にはならないように気をつけておきたいです。