ある担任の出張に伴う補教で、私がそのクラスに入りました。
教務主任をしていると、補教は日常的なものです。
さて、今回は何の授業かな。
算数のプリントかな。
国語の漢字練習かな。
書写かな。
図書室で読書かな。
パソコン室で調べものかな。
だいたい、補教に任せる授業といったらそういったものがほとんどです。
突然入った補教者でも見れる活動がふさわしいですから。
ところが今回は
「先生、もしよかったら体育をお願いしたいんですけど…」
きた~ 体育~!
「やっぱり厳しいですか?」
「そんなこと!!喜んでやります!!」
ということで、本当に久しぶりに学級の体育の授業をすることになりました。
本校はもうすぐ運動会で、そのクラスもどうしても運動会練習を進めてほしいということでした。
やりますやります。
喜んで。
内容は運動会のリレー練習でした。
入退場の練習から、リレーのルール指導。
そしてバトンパスなどのコツの伝授。
いや~
楽しかったっす。
入退場を一発でピシッとさせるための声を張り上げました。
ルール指導では、おおげさな例え話なども入れながら子どもたちに印象付けました。
そしてバトンパスの指導なんていうのは、もう私にはおもしろくて仕方ありません。
一度走らせたあと
「きみたちに一言だけ言いたいことがある。ヘタクソ」
ここでの大笑いから始まり。
あーだこーだ
バトンパスについて話して、いっぱい動かせました。
いかにも「体育~」って授業で、私は大満足。
本当にあっという間に授業が終わってしまった感じがしました。
張り切りすぎて、担任の先生がいない間に学級をかき混ぜてしまったかもしれませんが、そこは勘弁してもらうことにして。笑
やっぱりいいですね、体育。
改めて担任の先生がうらやましくなると同時に、算数しか授業をしなくなった自分の立場をさびしく感じました。
担任をしていたときは、体育があるから、算数も引き立っていたように思います。
逆もそうですね。
算数があるから、体育が引き立っていた。
いろんな授業をするから、どれも新鮮さを失わず、メリハリがつけられて、そしてトータルとしてバランスがとれる。
そんなものでした。
しかし算数しかしなくなった今、新鮮さを保つこと、メリハリをつけることが非常に難しくなりました。
算数だからといって、同じような流れの、同じような手法の授業を繰り返していては、限界があります。
子どもの心はあっという間に離れていってしまいます。
だから、体育の授業はできなくても、算数の中だけで新鮮さを保ち、メリハリをつける工夫を絶えず考える必要性があるということです。
どっぷりと机に向かう授業。
顔を上げてがんがん話し合う授業。
鉛筆は持たず操作的、体験的な活動に終始する授業。
ICTを活用した授業。
他教科のエキスを取り入れた授業。
教室を出る授業 …
こういったものをバランスよく取り入れて、常に新しい算数を求めていく姿勢を失いたくないです。
久しぶりの体育の授業から学びました。
教務主任をしていると、補教は日常的なものです。
さて、今回は何の授業かな。
算数のプリントかな。
国語の漢字練習かな。
書写かな。
図書室で読書かな。
パソコン室で調べものかな。
だいたい、補教に任せる授業といったらそういったものがほとんどです。
突然入った補教者でも見れる活動がふさわしいですから。
ところが今回は
「先生、もしよかったら体育をお願いしたいんですけど…」
きた~ 体育~!
「やっぱり厳しいですか?」
「そんなこと!!喜んでやります!!」
ということで、本当に久しぶりに学級の体育の授業をすることになりました。
本校はもうすぐ運動会で、そのクラスもどうしても運動会練習を進めてほしいということでした。
やりますやります。
喜んで。
内容は運動会のリレー練習でした。
入退場の練習から、リレーのルール指導。
そしてバトンパスなどのコツの伝授。
いや~
楽しかったっす。
入退場を一発でピシッとさせるための声を張り上げました。
ルール指導では、おおげさな例え話なども入れながら子どもたちに印象付けました。
そしてバトンパスの指導なんていうのは、もう私にはおもしろくて仕方ありません。
一度走らせたあと
「きみたちに一言だけ言いたいことがある。ヘタクソ」
ここでの大笑いから始まり。
あーだこーだ
バトンパスについて話して、いっぱい動かせました。
いかにも「体育~」って授業で、私は大満足。
本当にあっという間に授業が終わってしまった感じがしました。
張り切りすぎて、担任の先生がいない間に学級をかき混ぜてしまったかもしれませんが、そこは勘弁してもらうことにして。笑
やっぱりいいですね、体育。
改めて担任の先生がうらやましくなると同時に、算数しか授業をしなくなった自分の立場をさびしく感じました。
担任をしていたときは、体育があるから、算数も引き立っていたように思います。
逆もそうですね。
算数があるから、体育が引き立っていた。
いろんな授業をするから、どれも新鮮さを失わず、メリハリがつけられて、そしてトータルとしてバランスがとれる。
そんなものでした。
しかし算数しかしなくなった今、新鮮さを保つこと、メリハリをつけることが非常に難しくなりました。
算数だからといって、同じような流れの、同じような手法の授業を繰り返していては、限界があります。
子どもの心はあっという間に離れていってしまいます。
だから、体育の授業はできなくても、算数の中だけで新鮮さを保ち、メリハリをつける工夫を絶えず考える必要性があるということです。
どっぷりと机に向かう授業。
顔を上げてがんがん話し合う授業。
鉛筆は持たず操作的、体験的な活動に終始する授業。
ICTを活用した授業。
他教科のエキスを取り入れた授業。
教室を出る授業 …
こういったものをバランスよく取り入れて、常に新しい算数を求めていく姿勢を失いたくないです。
久しぶりの体育の授業から学びました。