小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

3週間 期間限定担任に!

2017-01-11 06:56:30 | 学級生活の攻略法
担任を外れ,教務主任としてのさびしさや担任への羨ましさをグチグチと言っていた私ですが… 笑

昨年末の話ですが,3週間限定で担任に復帰しました!
というのは,ある学級の担任の先生が3週間の研修に出ることになり,その間私がその学級の担任をしたということです。
ですので,「復帰」ではなく「代理」ですね。
正確には。

3週間を終えて,率直な感想は
「おもしろかった~」
ですね。
やっぱり。
何がおもしろかったか。
・算数しかしていなかったので,国語の授業がやたらとおもしかった。
・体育の授業なんて,子どもたち以上にテンションが高くなった。
・朝の会や帰りの会で,「本当の担任っぽく」話すのが気持ちよかった。
・休み時間に教卓に寄ってくる子との雑談が新鮮だった。
・昼休みに子どもたちとキャッキャと遊ぶ感覚が懐かしかった。
・同学年の担任や各専科の先生たちが「代理」ということで色々とフォローしてくれるのがありがたかった。
そんな感じでした。

もうすぐ3週間が終わるということきには,
(◯◯先生,まだ帰ってこなくていいのに)
なんて,失礼なことを思っていました。笑

もちろん,「おもしろい」だけでなく,担任としての責任も3週間果たさなくてはいけなかったわけで,そこだけは気を張ってがんばったつもりです。
幸い,大きな事故やトラブルが起こることなく,3週間を過ごせました。
やっぱり,担任の先生はいつもがんばっているんだということも,肌で感じることができました。

子どもたちにとってはどんな3週間だったのでしょうか。
担任が代わったという新鮮さと同時に心細さもあったのではないかと思います。
保護者にもいろいろと迷惑をかけてしまったことだろうと思います。

3週間で一番悩ましかったのは,いちいち
「学級の基準」
が分からないということでした。
宿題の漢字は,どこまで丁寧に書けていたら花丸なのか。
子どもたちの授業中の態度は,どこまで乱れたらどれくらい注意をしていたのか。
子どもたちの「はい」という返事は,どれくらいの大きさをOKとしていたのか。
給食はどれくらい残していいのか。
などなど。

ある程度,事前に担任と打合せをしてはいたのですが,やはりこういったことは実際にやってみないと分からないものです。
学級で子どもたちと過ごす中でそんなことが一つ一つ分からないので,子どもたちの様子を見ながらさじ加減を自分なりに考える毎日でした。
やはりそこは子どもたちと担任との呼吸なんですよね。
急きょ途中から入った者には分からない空気があります。

はぁ~楽しかった。
またこんな機会ないかな~