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丸つけにとは,先生がことどもたちに対してしてあげるものが一般的です。
子どもがノートなどを書く→先生がチェックする→丸つけで評価する
という流れですね。
こんな場面は授業の中ではたくさんあるので,先生は丸つけの腕も磨いた方がいいですね。
「一貫性をもつ」「丸のバリエーションを工夫する」
そして「温かみのあるフェルトペンや赤えんぴつを使う」といったことです。
しかし,この一般的な形を崩してみることもおもしろいものです。
丸つけというと,先生ができる特権のようなものですが,そのやり方自体は簡単なので…
時には,子どもどうしで丸つけをさせてあげる!
これもオススメです。
どのようなバリエーションがあるでしょうか。
1.となりどうしでする
2.グループ内でする
3.列でする
4.フリーでする(だれが,だれに丸をつけてもいいですよ)
幾通りもあり,子どもたちにとっても楽しそうですね。
共通しているやり方としては,やはりまずは先生が丸つけをすることでしょう。
要するに,早くできた子は先生に見せて,丸つけをしてもらう。
そして丸をもらった子は,先生役になれるということです。
先生役になって,となりの子や,グループや,列で友だちに丸つけをしてあげられるというシステムです。
子どもどうしで丸つけをさせることのメリットとは
1.丸つけという活動が,子ども相互がはたらきかけ合う楽しい活動になる
2.先生が一方的にし続ける丸つけのマンネリ化を防げる
3.早くできた子にも別の役割を与えることができる
4.丸をつける側も,友だちのノートを見て勉強になる
もう一つ
5.先生の仕事量が減り,ちょっと楽できる
たくさんのメリットがありますね。
だから,積極的に子どもどうしで丸つけをできるようなクラスにしていきたいものです。
そのためにもデメリットとして考えられる「丸つけをてきとうにしてしまう」というのを防ぐべく,事前にはしっかりとした指導が必要です。
何より,先生が丸つけをするときと同じように,丸つけの基準をしっかりと示しておくことです。
先生のように4段階ほどの基準を設けるのは子どもにとって難しい場合は,単純に「○」と「×」の2段階でもいいでしょう。
そして,子どもたちが丸つけにも慣れてきて,先生の目からも信頼できるものになってきたら,丸つけのバリエーションを増やしていくといいでしょう。
その子独自の「丸」を作っていいよとすると,喜ぶこと間違いなしですね。
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