3年生算数「2桁のかけ算」です。
2学期までにかける数が1桁のかけ算とその筆算を学習してきているので、基本的な考え方や筆算のアルゴリズムは身に付いています。
だから、今回桁数が増えても基本は同じだと言うことに気付けば、子どもたちにとってはそう難しくないだろう…
これが大間違いです。
子どもたちの多くは、初めて臨む「2桁×2桁」の筆算に面食らってしまいます。
基本は同じなのになぜか。
それは、筆算をしたときの、あの、並ぶ数字の量です。
45
×37
315
135
1665
この、積み重なる数字のボリュームに圧倒されるわけです。
そしてさらに、この中にはたくさんのかけ算やら、繰り上がりのあるたし算やらが混じっていることが分かり、もうパニックになりそうです。笑
筆算を構成する1つ1つの数字や計算の意味は、先生が説明する通り整理して考えれば分からなくはないのですが、このパニックは理屈ではなくインパクトの問題です。
だって、これまでの算数でこんなのみたことないもん!!
なので、授業をデザインする際は、2学期からの流れでいけるたろうなんて思わず、圧倒される子たちに優しい授業をデザインすることですね。
序盤は問題数は極力減らし、丁寧に。
そして、いつまでも圧倒されっぱなしではいけませんので、徐々に慣れさせていく必要があります。
中盤はやはり数をこなす必要があるでしょう。
しかしここら辺に来ると必ずぶつかるのは個人差の壁です。
できる子とそうでない子の対応をうまくやっていかなくてはいけなくなります。
問題量に差をつけたり、タイミングを見てペアを組ませ教え合うスタイルにしてみたり。
2学期までにかける数が1桁のかけ算とその筆算を学習してきているので、基本的な考え方や筆算のアルゴリズムは身に付いています。
だから、今回桁数が増えても基本は同じだと言うことに気付けば、子どもたちにとってはそう難しくないだろう…
これが大間違いです。
子どもたちの多くは、初めて臨む「2桁×2桁」の筆算に面食らってしまいます。
基本は同じなのになぜか。
それは、筆算をしたときの、あの、並ぶ数字の量です。
45
×37
315
135
1665
この、積み重なる数字のボリュームに圧倒されるわけです。
そしてさらに、この中にはたくさんのかけ算やら、繰り上がりのあるたし算やらが混じっていることが分かり、もうパニックになりそうです。笑
筆算を構成する1つ1つの数字や計算の意味は、先生が説明する通り整理して考えれば分からなくはないのですが、このパニックは理屈ではなくインパクトの問題です。
だって、これまでの算数でこんなのみたことないもん!!
なので、授業をデザインする際は、2学期からの流れでいけるたろうなんて思わず、圧倒される子たちに優しい授業をデザインすることですね。
序盤は問題数は極力減らし、丁寧に。
そして、いつまでも圧倒されっぱなしではいけませんので、徐々に慣れさせていく必要があります。
中盤はやはり数をこなす必要があるでしょう。
しかしここら辺に来ると必ずぶつかるのは個人差の壁です。
できる子とそうでない子の対応をうまくやっていかなくてはいけなくなります。
問題量に差をつけたり、タイミングを見てペアを組ませ教え合うスタイルにしてみたり。