またまた時間マジックを使っているけれど、
今日は休日で家族でワンコ聖地にお参りした報告も記そうと思っていたから許してくれるよね
私はけっこうお参りしているけれど、
なかなかお参りできない家人も今日は一緒だったから、
ワンコ はしゃいでいたね
石碑に刻まれた「愛」の字の上に、赤とんぼに変装してとまっていただろう
私たちが、こちらをじっとみている赤とんぼはワンコだね と言うなり
私たちの頭の上を二回まわり、もう一度「愛」の字の上から私たちを見つめ、
そうして、私たちが瞬きをした瞬間に、また天上界に遊びにいってしまったんだね
みんな気づいているんだけどさ ワンコ
ワンコけっこう こっちに遊びにきてるよね
ワンコが天上界の住犬になってしまって3年と9か月
当初は、手に触れるもの目に見えるものしか感じられなかったから、
ワンコがいなくなったとしか思えなかったけれど、
ワンコが、ワンコの日のために本をお告げしてくれるようになった頃から、
ワンコと心の深いところでお話できるようになってきて、
ワンコを強く感じるんだよ
それだけでなく、
今年に入り、帰ってやってもいいよ、とワンコは言ってくれているのに、
いつ何時災害に遭うかわからない状況や、忙しすぎる状況に恐れをなして、
お帰りなさいと、お出迎えできない私を許しおくれよ ワンコ
でもさ、そんな私に今のタイミングに合う本をお告げしてくれたね ワンコ
「ぼくを見つけてくれた犬たち」(ケン・フォスター著 渋谷礼子・訳)
本書は以前、大切な人を応援する流儀を教えてくれた人に紹介してもらって購入していたのだけど、
読めないままになっていたんだよ
それを、ワンコが今月の本として読めと命じてくれたのは、
訳者の礼子氏が、22日 即位礼正殿の儀に望まれる皇后陛下の妹様だからでもあるんだろうけれど、
読んでいる最中に、
台風19号が被害をもたらしたので、驚いているんだよ
だって、本書の後半はハリケーンに見舞われ わんこと避難するお話なのだから
本書はね、9・11、ハリケーン、不届きな飼い主、様々な理由で人からはぐれてしまった犬を救う物語なのだけど、
タイトルが示している通り、
人が犬を見つけてやって救ってやる、というのではないんだな
これは、愛をもってわんこと暮らした人なら誰でも知っていることだけど、
人がわんこを選んでやって養ってやるのではなく、
わんこが こちらを見定め、思いっきり愛してくれ、
その大きな愛に、私たちはほんの少しお礼をさせてもらってるんだな
そんな犬への愛がそこかしこに感じられる本書だけれど、
''今'' 本書で記録しておくべきところを選ぶとすれば、
やはり、わんこと暮らす人が緊急時に備えておくべきものの章だと思うんだな
<予期できないことに備えるには 最悪の事態はいつかやってくる(人間の避難にも応用できるよ)>
1、必要なものリストを作っておく
大事な電話番号、処方された薬、水とエサとボウル、犬のリード
2、住んでいるところの避難計画を知っておく
犬も一緒に避難できるのか、それとも犬と一緒に(家に)残るのか、
犬を置いていくしか選択肢がないのか事前に調べておく
3、いざという時に助けてくれそうな人はいるのか、それは誰か?
4、犬一匹に一つのクレートを用意しておく(たとえ普段使わないとしても)
5、病気の記録はコピーしてとっておく
6、犬に必要なものはすべてちゃんと持っていくこと
(犬の名札、鑑札番号、飼い主の名前は必ず首輪につけておく)
いざという時の準備を、これだけ教えてもらっても、勇気がでないし、
ワンコだと確信できないかぎり、ちがう仔では無理なんだな
だから、ワンコ自身が実力行使する気になるまでは、
こうしてお告げの本で色々教えておくれよ ワンコ
ところで、長く私が皇太子ご一家を応援してきたことは知っているだろう
平成の皇太子ご夫妻は 22日即位礼正殿の儀で国内外にご即位を宣明されるんだよ
赤坂御用地に迷い込んだ犬が産んだわんこや 保護施設から引き取ったわんこを家族として愛してこられた皇太子ご一家
初等科卒業文集で、殺処分のない世の中を願っていると書かれた敬宮さま
災害のたび被災地をお見舞いされ、阪神淡路大震災15年の式典では、涙をこらえておられた雅子妃殿下
男児の命だけが尊重される世界で、命を選別せず、両性をともに尊重し、
女児の我が子を「生まれてきてくれてありがとう」と慈しまれる皇太子ご夫妻
命の重みも、尊さも、
突然の災害に襲われた人々の苦しみや悲しみも
そして、長く患う辛さも
よく御存じの両陛下がまさに象徴となられたことを宣明する時に、災害が起こっている
どれほど胸を痛めておられることかと拝察するけれど、
それこそが来るべき時代のあるべき象徴像なのかもしれないと思ったときに、思い出した本があるんだよ
それについては又つづくとするね ワンコ