春になると庭のあちこちから薄皮をかぶった細い筍のようにすっくと顔を出す植物。
それがテンナンショウ属の植物です。
テンナンショウは天南星と書きサトイモ科の植物。
成長してくると薄皮の中から葉が出てきます。




どちらも大きなツヤツヤとした葉が素敵なムサシアブミ。
秋に真っ赤な実をつけます。
黒い長いひげが特徴のウラシマソウ。


浦島太郎の釣り糸からウラシマソウと名付けられたとか。
ホント長くて釣り糸を垂れているようです。
葉の間から白い球が覗いてきました。



姿が可愛いユキモチソウ、白いおもちのよう。
姿は似ている苞の中に小さな球があるこれはマムシグサ。

姿は見慣れたけど名前がね、他の生き物を連想してしまう・・・
木漏れ日が差す場所が好きなのでしょう。
今が最盛期のユニークな植物たちでした。