誰でもが持つようになった携帯電話。
ラインやメールが当たり前になった時代。
デジタル社会で先日の様に通信障害が起これば大混乱。
駅の公衆電話は長蛇の列ができたともニュースで耳にした。
昭和の時代。
電話がまだ一般家庭に普及していなかった頃、
最速の通信手段が電報であった。
「父危篤 至急帰れ」
ドラマや映画などでこんな場面は何度か観たことがある。
でも実際にこういう場面に居合わせたことはない。
電報と云えば結婚式の祝電だった。
何通か頂いた。
でもあの祝電どこに行ったのだろう。
30年ぐらい前に父親が亡くなったときに頂いた弔電。
もう記憶から忘れている。
今も電報ってあるのだろうか。
若い人たちは電報を知らないのでは・・・。
結婚式の祝電など贈るのだろうか。
家族葬が主流になった時代。
弔電などは送っているのだろうか。
井上陽水さんの『帰郷(危篤電報を受け取って)』を
聴いていて、ふとそんなことを思った。
この歌、海援隊も歌っている。
なぜか題名は「ほととぎす」となっている。
1stアルバム「 海援隊が行く 」に収録されている。
どちらも心に沁みるなぁ。
井上陽水 - 帰郷(危篤電報を受け取って)