どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

やさしさに包まれたなら ~ ユーミン

2009年03月04日 | 音楽・芸能
やさしさに包まれたなら ~ ユーミン

会社帰り、車のラジオから流れてきた懐かしい曲。

この曲は1989年スタジオジブリ「魔女の宅急便」エンディングテーマとしてヒットしたが
元は1974年発売した”荒井由美”3枚目のシングル曲だ。

1989年の映画に1974年発売の曲を採用したところが宮崎駿&久石譲の感性である。

1989年はバブルの絶頂期、そして1974年はオイルショックで景気低迷
さらにベトナム戦争も泥沼化して世界は退廃的気分でおおわれ出口の見えない焦燥感があった。

ユーミンの曲はそんな時代の中、もの哀しさのなかで希望を導いている

”ちいさいときには神様がいた・・・大人になっても奇跡はおきるよ♪”

同じ時代に大ヒットした「神田川」や「心もよう」は
私も好きではあるが、さみしい気持ちが”これでもか!!”と覆いかぶさり
徹底的に落ち込むところで共感を得ている。

もちろん”やさしさ”は感じるが”未来”はない。

暑いときには冷たいものがおいしい。

そういう意味で加熱した1989年にこの「やさしさに包まれたなら」は
等身大の人間(忘れかけていたもの)を思い起こさせてくれたのだ。

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ユーミンに近い楽曲としては「なごり雪」がある。
この曲は1974年かぐや姫が発表した。

この曲を作ったのは伊勢正三。

確かに別れをうたってはいるのだが
”今春がきて君はきれいになった、去年よりずっときれいになった・・・”

と新たなそれぞれの人生の幕開けを感じさせる。

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この曲も聴きたくなってきた。


コメント
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