沖縄県主催 デニー知事トークキャラバン in 名古屋に参加した。
会場は名古屋市公会堂。
定員800名の会場は満席だった。
オープニングは愛知沖縄県人会有志による三線の演奏。
軽妙なトークと島唄は、瞬時に来場者の心をつかんだ。
残念ながら、私は山口県の民謡で
ここまで一体感の持てるものを知らない。
その後、玉城デニー知事の講演があった。
自らの生い立ちでは、母子家庭で育ち父親の顔も知らないこと・・
それでも育ての親に愛情をもって育てられたことによって、
自分の居場所を見つけるとともに、多種多様な人を受け入れるようになったことを語った。
さらに今回のテーマである基地問題では、
米軍基地を沖縄だけの問題ではなく、
日本全体の問題として関心を持ってほしいと話した。
私も基地問題に関しては、以前から関心を持っているが、
まだ知らないことも多く学ぶことができた。
結論から言えば、辺野古基地は必要ない。
それなのになぜ作るのか?
それは、一度決まったことだから・・というだけの理由だろう。
つまり、その構造は、必要のない八ッ場ダムを造り続けることと同じだ。
多くの国民が無関心で、自分には関係ない・・と、
興味を示さないことを良いことに、利害関係者だけで進んでしまう。
結果、多くの税金が無駄に使われてしまう。
デニー氏は、米軍基地の現状を知ってもらうため、全国を回るそうだ。
名古屋は東京に続き2会場目。
少なくとも、基地のない愛知県でここまで関心を示す人がいたことに
一分の希望を見た気がした。
沖縄の三線と島唄・・・盛り上がるとともに優しい気持ちになった。
<We Love OKINAWA デニー知事トークキャラバン in 名古屋 official site>
<玉城知事インタビュー@中日新聞一面>
<玉城・沖縄知事が名古屋で講演@中日新聞>