派閥の解散と会計責任者の立件

岸田派、二階派、安倍派が派閥を解消して、政治資金パーティーの裏金事件を闇に葬ろうとしています。

東京地検特捜部は、この事件で大野・谷川議員を起訴したものの、その他の議員は立件が難しいとのことで会計責任者ら8名を立件して、この事件を収めようとしています。

自民党の有力議員の取り調べをしたものの、議員らはみな関与を否定して罪を必死で逃れました。

どう考えても議員たちの関与は間違いないのに証拠がないから罪に問えないという事でしょうね。

それも今は仕方ないでしょう。

なんたって議員たちに有利な法律になっているんですからね。

そこで野党などが主張している「連座制」の条項が必要になります。

議員が関与していても、今の法律では知らぬ存ぜぬと噓をつきとおせば会計担当や秘書だけを立件してお仕舞です。

「連座制」になれば、会計担当者や秘書とともに議員も起訴されることが多くなることでしょう。

まあ、彼らが自分の首を絞める法律を作ることはないでしょうが、もし自民党が率先して「連座制」の入った法律を作れば、少しは内閣支持率も上がるでしょう。

日本代表、イラクに敗れる

昨夜行われたサッカーアジア杯で1次リーグD組の日本代表はイラクと戦い1‐2で敗れました。

代表戦では10連勝していましたが、それもストップ…。

じいちゃんは、ゲーム前のスタメン発表のメンバーを見て一抹の不安を抱えていましたが、それが当たってしまいました。

イラク相手に相当な危機感があったと思われる森保監督は、最強メンバーを揃えて前半から勝ちに行ったんだと思いますが、例えば久保君はこれまで先発すると中々実力を発揮できず（カタールW杯でもスタメンだとなぜか活躍できんかった）後半途中から出場すると大活躍するというジンクス？があります。

その久保君をスタメンで起用して、彼のこれまでの悪い流れを断ち切ろうとしてたのかもしれません。

しかし、監督の思惑通りには進まず、何度かいい動きをしてさすがに久保君という姿を見せたもののゴールに結びつきませんでした。

もう一人心配だったのはGKの鈴木君です。

先日のベトナム戦でも弾いたボールを蹴り込まれたりしてましたが、昨日のゲームでもやっぱり2ゴール取られてしまいました。

彼の欠点は、なんと言ってもポジショニングのセンスが悪いことです。

それとパンチングの方向性が悪いこと。

じいちゃんは同じGKとして戦っていましたが、監督から口を酸っぱくして言われたのは「ピンチの際のパンチングは後ろへ」というものでした。

今は主流ではないかもしれませんが、まずはゴールさせないようにCKに逃げるという事です。

ベトナム戦の1ゴールも横に出して蹴りこまれ、昨日の1点目は前方へパンチングで逃げようとして相手のヘディングシュートを決められました。

それもこれも彼のポジショニングのセンスが悪いからです。

相手がどこを狙ってくるのかを瞬時に判断して相手とボールの正面に入ることが鉄則なのに、彼はポジショニングが悪いからどうしても横っ飛びで弾いて逃げようとしたり、前へのパンチで安全に逃げようとするから、少しのミス（パンチが大きく飛ばなかったり、相手の正面に行ったり）で危機から脱出ができずに決められてしまうのです。

大きくは、久保君と鈴木君の二人が森保監督の誤算だったのです。

このゲーム、キックオフから日本選手はなんだか浮足立ったようなスタートで、イラク選手の頑丈な体と気迫に押し敗けるという形が続きました。

センスで戦う日本と体力勝負のイラクでは、どっちが勝るかの戦いでした。

昨日は、日本に勝利の女神は微笑みませんでしたが、インドネシアに勝って決勝トーナメントに進んで、もしイラクと対戦することがあれば、昨日の借りを返して欲しいですね。

森保監督も久保君の使いどころを今後はきっと変えてくるでしょう（これまで通りにすればいい）。

そして、次のゲームのGKで鈴木君を使うかどうかは検討が必要でしょうね。

GKコーチは彼のポジショニングの悪さをシッカリ指摘して準備をさせないと如何でしょう。