花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

高尾山(5)最終回

2016年07月03日 | 花旅
2016.6.26
キジョランは初めて見たので予想とは違い大いなる誤解もあり今考えるとおかしくて・・・
どんな葉をしているのかビジターセンターのイラストを見ておおよその形は一応頭に入れたものの
これがキジョランという確信がなくしかも至るところにありすぎてどうなんでしょう・・・ってなりました。  
こんなにキジョランがあるはずがないと思い込み「この葉はキジョランではなくてなにかほかのものだ」
なんて勝手に決めつけたりほかの人に聞いても分からないと言われて散々悩むことになりました。
結論は  この下の写真の葉は キジョラン でよかったのでした♪


キジョランってすっごく貴重な植物でごく少ない・・・なんて思っていました。
ところがわんさかあるのです! ツルになっているので絡み合いもつれあいほかの木を我が物にして
大いにのびのびと我が世の春を謳歌している!そんな感じでした。





緑色の果実が!!!これを写しているときはなんの実なのか分かりませんでした。
後でこれがキジョランの果実だと知ることになり写しておいてよかった!と感激しています。
カラスウリの二倍くらいの大きさ  
今頃果実がついているということは遅くに咲いた花からできたのでしょうか・・・
冬には美しすぎる絹糸のような綿毛を出してくれるかもしれない♪ 
この綿毛が鬼が髪を振り乱した姿に似ていることから「鬼女欄」という名前がついたそうです。



野草園へ行ったときにこの写真を見てキジョランのことが分かったのでした。
ここへ立ち寄ってみた一番の収穫!
キョウチクトウ科(←ガガイモ科)キジョラン属のツル性植物で有毒
旅をするアサギマダラの食草として大事に守っていきたい植物  
いつかはアサギマダラの痕跡でも見られたらうれしいです。



下りのときに見てきた植物   今迄見たムラサキニガナの中でダントツ1位の美しさ!
色から姿から とにかく美しさの極みを見せてくれたと言えそうです。
こんなにきれいなのに写真はボケばかりでムラサキニガナに申し訳ないです。









ここにもいた ザトウムシ



これは ミヤマナミキ? 自信なし







野草園で見られた植物  イセハナビ


つぼみができていた キレンゲショウマ




まだ不明のまま  スギの一種? 松ぼっくりみたいなのがついていますがスベスベしているよう
コウヨウザンに似ているような違うような・・・

こいもちゃんに教えていただいて名前が分かりました.  カヤの果実でした。!イチイ科カヤ属
なんだか急に身近になったようで親しみが増したのはカヤノキのことを知ったお蔭です!ほかの場所でも見つけたくなります♪




最後はなにかがつかえているような形になりましたが高尾山は行くたびに奥が深いということを
教えてくれるようです。
四季折々 足元の植物 高い樹木 それぞれになにかしらの感動を得られるに違いないです。
長い間ごらんいただいてありがとうございました。


明日から信州方面へ二泊三日の花旅を計画しました。梅雨どきゆえお天気と相談しながら変更したり決行したりになりそうです。
しばらくお休みしますので よろしくお願いいたします