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月の撮り方・・・直焦点撮影

2010年10月21日 | 天文
≪天体望遠鏡・双眼鏡で月を写す≫

体望遠鏡を使うと月の満ち欠けはもちろん、
海やクレーターまで見る事ができます。
撮影も簡単で目でのぞくのと同じ要領でデジタルカメラに望遠鏡を覗かせ、
シャッターを切るだけです。
機材は天体望遠鏡が一番良いですが、
野鳥観察に使うフィールドスコープや双眼鏡などでも撮影することができます。




≪露出を合わせる≫
ジタルカメラで月単体を撮る場合、
画面の大部分が暗くて中央にポツンと小さな月が写るような構図になります。
そのため普通に撮影するとどうしても露出オーバーになり、月は真っ白で大きくにじんでしまいます。
また三日月の先端のとがった部分が丸く写ってしまいます。

出補正機能(+や-)では追いつかない場合が多いので、
マニュアルモードでシャッタースピードや絞り指定して撮影します。
適正露出時間は個々のカメラや月齢、大気の透明度や月の高度などによって様々に変化しますので、
できるだけ色々な条件で写してみて後から良いものを選ぶようにします。

た夕空に浮かぶ月を写す場合や暗い風景と月を一緒に写す場合など、
どうしても月は露出オーバーになり明るくなってしまいます。
なるべくバランスがとれるような露出時間を選ぶようにしますが、
もともと明るさが全く違うので多少の露出オーバーは仕方ありません。
このような場合にも露出時間を変えて多くの画像を撮るようにします。

ート撮影モードのみのカメラではフラッシュをONにして写してみてください。
夜空に向けてフラッシュを光らせても役に立ちませんが、
より速いシャッターを切ることができますので露出オーバーを緩和できると思います。
また前景を写しこむ場合(中秋の名月とススキなど)にもフラッシュを使用することがあります。
但しデジタルカメラに内蔵されているフラッシュは弱いので、
前景までの距離が大きいとほとんど効果はなくなります。
特に必要がない場合にはフラッシュはOFFにしておきます。

≪ブレを防ぐ≫
遠鏡を使って撮影する場合、
カメラ単体にくらべて拡大率が遥かに高くなりますのでブレの影響が大きくなります。
望遠鏡やフィールドスコープなどを手持ちで撮影するのはまず不可能ですから、
必ず三脚に固定してください。
デジタルカメラは両手でしっかり支え、レリーズかセルフタイマーでシャッターを切ります。
別にカメラ三脚を用意できればしっかりと固定することができ、ブレを防ぐことができます。




≪ピントを合わせる≫
ず望遠鏡を目で覗き、注意深くピントを合わせます。
次にデジタルカメラを望遠鏡にあて、AUTOで普通にピントを合わせます。
シャッターを半押しにしてピントを固定できるカメラでしたら、
その状態で液晶モニターを確認して見て下さい。
これで上手くいく場合が多いようです。

AUTOでピントが合わない時は手動で合わせなければいけません。
まずデジタルカメラ側のピントを無限大(∞)で固定して望遠鏡にあてます。
その状態で液晶モニターを見ながら、望遠鏡のピントのつまみを回してピントを合わせます。
欠け際のクレーターや月の縁など、くっきりとした見やすい地形を見ながら何度もつまみを前後に回し、
ピントの山をつかむようにしてください。

流の状態が悪い時にはどうしてもピントが合わないことがあります。
こういう日には無理に撮影してもピンぼけのような写真しか撮れません。


上、固定撮影、追尾撮影、直焦点撮影の方法を列記しました
これから空気も乾燥し、夜空の綺麗な日が多くなってくると思います
そんな日には夜空を仰いで見ませんか
きっと幼い日に目を輝かせて見た「あの日」の事を思い出します

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2 コメント

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暖かい方がいいですよ (8039fujisan)
2010-10-21 15:11:23
セレブーさん
外が寒くなってくると外に出て星を眺めるのは、
身が堪えますね。
ここ暫く夜になると星が煌めく夜空を眺められませんでした。
寒くなってくると星が瞬いてくるのですが、やはり限界が有りますから...。
とりあえずは暖かい家の中から眺めるのが一番良いですよ。
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アップを楽しみに (玉川のセレブー)
2010-10-21 10:34:58
ここのところ、夜はなかなかきれいに晴れませんね。夕べは薄雲の向こうにうっすら月が見えていました。

こうしているうちにも外が寒くなり、星空を眺めるズクがなくなってしまう毎年なんですよね。

そこでまた師走。子供の用事で筑波に行く予定ですからまたプラネタリウムを見ようかと。シーズンの違う星空の勉強をまたしたいと考えてます。
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