山野草

雨上がりのいい天気。
束の間の晴れに野に出る。
茅野市郊外。
尖石遺跡上。
野鳥の囀りを聞きながら山野草を眺める。

今の時期の山野草と言えばアマドコロ。
至る所に咲いている。



野に入ると舞鶴草。
葉の形が鶴が羽を広げて舞を踊っているように見える。
群生している。



一つ一つの花を見る。
可愛い花を付けている。





暫く歩くと谷を見渡せる場所に出る。
ひと際、目を引く紫色。
山に咲く藤の花。
山藤。
今が満開で見頃。



そこにじっと佇む。
ツィ　チョチョチョ　ジュクジュクチーと囀る声が聞こえる。
声の主の姿を捕らえる。
じぃーっと我慢。
鳥も興味があるのか寄って来る。



小枝の上でもひっきりなしに囀っている。
横向いてくれないかなぁ。
っと...。
ヨッコラショッと。
横向いてくれた。
ホオジロ。



そう言えばウェストを測るテレビの宣伝であったっけ。
『はい、そのまま力を抜いて下さい。』
肩の力を抜いている時はチョット、メタボっぽい。



野鳥にも会えたし...。
さて帰ろうと思うと...。
今度は稚児百合の集団って言うか群生。
花自体は余り目立たないが群生していると目を引く。



山野草の、この渋みが見る者にはいい。
目立たなくひっそりと咲く花。
昔よりアマドコロや山藤、稚児百合はお茶花として親しまれている位。
渋い。
飾らない山野草の素朴な一輪挿しなどが好きである。



稚児百合などの群生を眺め堪能した一日。

ひょっとして...

夕べからの風雨。
家庭菜園のビニールハウスが心配だった。
風でつぶれていないか。
雲の切れ間から太陽が覗く。

燃えるごみの収集日。
それを出しながら畑に向かう。
あった。
ビニールハウスは風で舞わされなかった。
苗も一回り大きくなったように感じる。
ネギ坊主が咲いている。



片隅にはアイリスだろうか。
朝からの小雨を花弁に蓄えて...。
ひと際目だって咲く。



台風も温帯低気圧になり遠ざかる。
これから関東東北に...。
静かに過ぎ去って欲しいものだ。



また、小雨が降って来た。
午前中までは降ったりやんだりの天気らしい。

台風の北上

朝から梅雨を思わせるような雨。
シトシトと降っている。
台風も九州南部を暴風域に巻き込みながら進んでいる。
過去には5月に接近した例もあるようだが...。
近年の異常気象が影響しているのであろうか。

雨に打たれて花キリンが咲いている。
花に一杯水滴を付けて...。



水滴が付いた情景も又、趣がありいい。
鬱陶しい雨も植物には肥やしになる。
この辺での台風の影響があるのは明日。
まだまだ雨は降り続く模様。

久々に見る水鏡

どんよりした空。
まさに梅雨空。
と言ってもこの空は台風2号の影響か。
これから風雨が強くなると言う。
新燃岳や東北に災害が起こらなければいいが...。

諏訪湖の朝は風も無く全体が水鏡。
諏訪湖では余りこのような光景は見られない。
諏訪湖は広いのでいつもどこかの水面は波立っている。



平凡な日々が送れる事を感謝。
良くも悪くも無い一日。
肩の力を抜いて楽しく過ごす日。
人生にはそれが望ましい。
が、なかなかそう上手くいかないのも人生。

運命とか宿命...。
難しい事は分からないが納得した人生を送りたいもの。
突如、水鏡にモーターボートが...。
こんな事も有ろう。
それが人生。

早くも梅雨に入っちゃいました

さて、例年より早く関東甲信東海も梅雨入り。
昨日から梅雨の様な空が続いていた。
今年は平年よりかなり早い。
しばらく今日の様な天気が続くのだろうか。

せっかくブログタイトル下に馬。
エ～...。
ウマ
尻尾と鬣(タテガミ)もあるがバックが黒なので...。
尻尾のないウマ。
ウマくないの声が聞こえてきそう。
チョット遅かったけど10日位走って貰おうか。

早く夏が来るのか...。
それとも長雨が続くのか...。
気になるところ。




紫に咲くテッセンの花にも水滴が...。
梅雨寒むの一日。

いよいよ梅雨の季節

近畿、中国、四国地方が早々梅雨入り。
甲信越も時間の問題。
いよいよじめじめする梅雨がやって来る。
この雨は植物にはいいのだが...。
食中毒やカビには注意しなくちゃ。

諏訪でもどんより曇った空から雨降りに。
雨や曇りの天気が６月頭まで続くと言う。
多くの田圃も田植えが終わる。
梅雨が明ける頃には一面緑色で覆われているだろう。

クロソイのあんかけ

さて、昨日釣ってきたクロソイ。
夕飯に背びれ、尾びれに化粧塩付けて焼き、美味しく頂く。
おすそ分けしても数が多くまだ残っている。

どう料ればいいか。
あんかけも美味しいなぁ。
ってことで...。
クロソイの小さいものを選んで。
まず、内臓・ウロコを取る。
水気をとり片栗粉をまぶして油の中にドボ～ン。
唐揚げにする。

あとはフライパンで野菜、ネギ、生姜を炒め...。
しばらく煮たら片栗粉でトロミを付けてあん完成。
これが又絶品。
美味しい。

ビックラ!

驚いた。
NHKテレビの情報番組「イブニング信州」。
６時１５分からの放送。
先日、鶴峰公園のツツジ。
天竜川対岸から撮った写真。
ブログ上に使っている写真が...。

な、なんと...。
放送されているじゃ...。
あ～りませんか。
ビックラ

綺麗だったので「撮るしん」に投稿。
まさか。
と思ったが...。
8039fujisan。
言っていたよなぁ。

って訳で...。
懲りもしないでその写真をもう一度。

サンセットを見ながら海釣り

さて、昨日はお昼頃喜びいさんで海に向かう。
豊科まで高速を使い、
大町で北アルプス爺が岳を左に見る。
北アルプスはいつ見ても雄大である。



さて目的地に到着。
早速釣竿を出す。
暑い。
が、爽快のひと時。



時合まではまだ間がある。
遠くに貨物船がカンカンカンカンとエンジン音を響かせる。
のどかなまったりした時間。
この何とも言えない解放感。
気持が良い。




さて、日暮れ時期。
西の水平線が赤く染まり出す。
長野県では味わえないサンセット。



釣りの事は頭から離れる。
太陽が沈むまでジッと眺める。
何とも穏やかで哀愁がある景色。



太陽も沈みいよいよ時合い。
時合とは人間も朝、昼、夕ご飯を食べるように...。
魚も朝４時頃から５時頃まで。
夕方日が沈む頃より８時頃まで。
喰いが活発になる。

右の釣竿にアタリ。
パンパンと揺れる。
糸を張ると引きが強い。
まず最初にマゴカレイ。

続いてまた右の釣竿にアタリ。
今度のアタリは一度グィっと持って行かれる。
そのまま釣竿には変化がない...。

釣竿を立てて糸を巻くと...。
重い。
海藻が掛かっているよう。
と、タコ。
タコが手を広げて上がって来る。
５０センチ近いタコ。
重いわけだ。

左の釣竿に大きなアタリ。
リールから糸が出る。
何じゃコリャ
大物だ
手元に魚信が伝わる。
竿が曲がる。
やっと上がって来たのが４０センチ近くのアイナメ。



餌を付けて投げるのが忙しい。
投げて１分も経たないうちにアタリが続けざまにある。
面白いのは釣針を２本付けて釣っているのだが...。
クロソイ。　
何故か３匹が掛かって来る。
ひとつの餌を２匹で取り合い、２匹が釣り針に掛かり釣れる。

結局１０時半まで釣り納竿。
この日は地震でもあって津波...。
なんて事考えたら、ヒスイ峡で仮眠。
７時半には帰宅。


今回の釣果は
クロソイ　　１２匹
カサゴ　　　　４匹
マゴカレイ　　２匹
タコ　　　　　１匹
アイナメ　　　１匹


それからが大変である。
釣った魚の片付け。
まずアイナメは刺身用にさばく。
タコは塩もみをして煮て三杯酢で。
結局蒸した方がいいと言うので...。
こんな美味しい姿に変身。



マゴカレイは煮魚用。
クロソイは焼き魚用に。
いずれにしても食べきれないのでおすそ分け。



さて道具の片付け。
これも大変である。
釣竿、リールの塩抜き。
道具の水洗い。
結局３時間程掛かってしまった。

でも楽しかったなぁ～。
又あのサンセットみたいなぁ～。
もう次の事を考えていた。

一年ぶりの海釣り

朝から強い雨降り。
天気予報では午後から晴れ間が...。
今朝は海釣りの用意で忙しい。
一年ぶりの海釣り。
さて、どうなるか...

カッコウの初鳴き

人里に初夏を告げる...。
遠い南の国からの使者の訪れ。
カッコウの甲高く澄んだ声。

今朝6時頃。
『カッコウ　カッコウ　カッコウ』
初鳴きを聞く。
『カッコウ』の声を聞くと 「あ～夏がやってくる」と思う。

さてどこで鳴いているのかな。
散歩がてら声が聞こえる方向へ...。
野鳩位の大きさの鳥。
近ずくと飛び去り又近くの電線で
『カッコウ　カッコウ　カッコウ』
尾羽を上げて鳴いている。

暫くその場所で鳴くと...。
飛び去り鳴き声は聞こえなくなった。

夏も近づいてくるなぁ～。
そろそろ海釣りにもいきたいな。
ノッコミだろうし...。
なんて考えている季節になった。

鶴峰公園のツツジ

鶴峰公園。
赤、紫、ピンク、白、30余種3万株のツツジが小高い丘に咲き乱れる。
中部日本一のツツジの名所。
昭和10年にツツジを300株購入しようとした時に業者の勘違いで貨車3台分が送られて来る。
返品もできず村民が何日もかかって植え込んだそう。

その鶴峰公園を天竜川対岸から眺める。
ここだと公園全体が見渡せる。
約２万平方メートルの丘に植えられている。
手前の建物は旧養命酒川岸工場。



もう少し寄って見る。
丘の上から下まで満開。
新緑の色とのコラボレーションがまたいい。



よくよく見るとまだ満開になっていない木もある。
帰りに通って来ると駐車場も半分近く埋まっている。
今日は晴れて土曜日。
大勢の人が見物に訪れそう。



山際の陽だまりにはニリンソウの群生。
この花も可憐で可愛い花。

湖畔は賑やかい

横河川河口。
今まで橋がなくて対岸へ行くのには大周り。
今年１１月中旬に橋が完成予定。
工事が始まるともうこの景色は見れなくなる。
が、便利になる。



さて、湖畔を散歩。
ジョギングやウォーキングしている人に行き交う。

オオヨシキリの鳴き声がひっきりなしに聞こえる。
とある葦の穂に鳥がとまっている。


そのうちに青い空に向かって、口の中の赤い色を見せ...。
ギョギョシ、ギョギョシ、ギョギョシとにぎやかに鳴いている。
藪のあちこちで連鎖反応の始まりはじまり～。
賑やかい事この上もない。


今日も夏日になるだろう。
日曜日には雨降りの予報がでている。

緑に萌える高島城

２、３日夏を思わせるような暑い日が続いている。
高島城の藤が満開とか...。
早速出かける。
新緑も綺麗な高島城。



２０,２１日と高島城祭りが開かれるらしい。
藤の花の開花に合わせて毎年開催されている。
今年も藤の花が咲きだしている。



園内には行楽客が多い。
と言っても団体さんと後は地域のお年寄り...。
と思われる。



藤棚から花のシャワー。
房がもう少しあると綺麗だが...。
空から降り注いでいる。


今週の土、日曜日は行楽客で混雑するだろう。

楽しい一日

茅野市　自然の森。
朝はまだ寒い位。
野鳥や山野草に詳しいN氏と同行。

山野草であるハンゴンソウ(反魂草)。
山地の湿った草原や林縁に生えるという。
そのハンゴンソウを先日、天婦羅とお浸しで頂いた。
これが又、美味しい事。
その時に今度一度連れて行ってとお願いをしておいた。
楽しみに待っていた甲斐があり...。
それが叶い今日の同行になったわけである。

さて、目的地に到着。
そこから徒歩で１５分程度。
道すがら野鳥の囀り。
ケッケッと鳴く。
すかさず、あの鳥はアカゲラ。

暫く歩いて行くとウグイスの鳴き声に混ざりツピツピと鳴いている。
足を止めて聞いていると。
あれはヒガラの声ですね。
流石。
である。

さてそのハンゴンソウ。
場所に到着。
これがハンゴンソウ。
へぇ～
若芽を折って見るとフキの香りが漂う。



採りながら...。
草陰に隠れるように。
ヒトリシズカも咲いている。



野生のサクラソウ。
今年は花付きがイマイチ...。
一帯がピンクに染まると言う。
色んな山野草に巡り合える。



帰り道、藪から茶色の物体が飛び出る。
野鳥だ。
これはセキレイ科のビンズイだ。
ビンズイはこうゆう所に巣をかけるよ。
藪をそっと除くと巣の中に卵が６個。
黒っぽい卵。
さすがだなぁ～。



自然の森に到着。
そこで別れ、龍神池に向かう。
ここは野鳥の宝庫。
森に囲まれている遊歩道を歩く。

野鳥がいっぱい囀っている。
が、分かるはずもない。
ピィーッピィーッと甲高い鳴き声。
ヒヨドリ。
こちらを見て小枝に止まり鳴いている。
これは分かる。



遊歩道の踊り場で座り休んでいると...。
気の幹に何やら動いているものが目に止まる。
野鳥だ。
何だろう。
ファインダーを覗くとメジロ。



しきりに幹に生えている苔を集めている。
巣作りの真っ最中であろう。



クチバシ一杯にもう挟めないほどをくわえ...。
飛び立つ。



今度はシジュウカラ。
小枝に５羽程が舞い降りる。
バードウォッチングの場合、静かに待っていれば寄って来る。
鳴き声で野鳥の判断が出来れば楽しいだろうなと思いながら...。
龍神池を後にする。