固定撮影に慣れてきたら、今度は小型の赤道儀を使って星空をじっくり撮って見ます。
今度は星を追いかける装置「赤道儀」を使うので、何分露出しても星は点に写ってくれます。
デジタルカメラのCCDに連続的に星の光が記録されるので、固定撮影よりも暗い星が写ってくれます。
淡く輝く星雲や銀河もしっかり写ってくれるのが魅力的です。
≪赤道儀は追尾撮影に必要なアイテム≫
追尾撮影には、星を追いかける赤道儀が必ず必要です。
赤道儀には色々あります。
赤道儀にはピンからキリまで有り値段の高いものの中には、画面上で見たい星に照準を合わせて指示キーを押せば、
自動的に望遠鏡をその星に向けることが出来るものもあります(天体自動導入)。
また、中望遠までのカメラレンズとデジタル一眼レフカメラで撮影する場合は、
持ち運びできるコンパクトサイズの赤道儀(ポータブル赤道儀)がお勧めです。
大きな方が安定感も良く精度も高いですが、持ち運べないとだんだんと使わなくなってしまいます。
私の持っている赤道儀はピンの方で露出時間が3分間程度なら点に映ってくれるものです。
超コンパクトタイプの赤道儀CD-1です。
≪赤道儀にデジタルカメラを取り付けます≫
慣れないうちは少し使いにくい機械ですが、そのうち必ず不自由なく使えるようになります。
本当にシンプルな機械ですから、誰にでも使いこなせると思います。
デジタル一眼レフカメラを取り付けたら、モーターを動かして正常に動くか確認して見ます。
この時注意する点は「モーターがちゃんと動いているか」、「架台にがたつきがないか」などです。
追尾精度などは実際に星を写してみないとわかりませんが、これらの点は本撮影前に確認しておきます。
三脚に赤道儀を取り付けます。
赤道儀に極軸望遠鏡をセットします。
極軸望遠鏡を覗くとこのような図が有ります。
≪慣れないと難しい極軸合わせ≫
赤道儀という機械は、軸を中心にして回転することで星を追いかける装置です。
ということは、その回転軸がズレていると追いかける動きもおかしくなってしまいます。
この軸のことを極軸と呼んでいます。
そしてその極軸の方向は、正確に天の北極の向きに一致していなければなりません。
天の北極というと難しそうですが、なんのことはなく、北極星の方向のことです。
極軸望遠鏡を覗いて、赤道儀の軸を天の北極に向けてあげます。
導入の方法でちょっとだけ注意する点があります。
それは正確な天の北極と北極星は、ほんの少しだけずれています。
ですから、真北を向いていて動かないと言われる北極星も、実際には天の北極の周りを
小さく円を描いて回っています。
となると望遠鏡の中心に北極星をもってくるだけでは駄目です。
極軸望遠鏡には、カシオペア座かおおぐま座の位置を合わせ、
「北極星をここに入れてくださいよ」ということを示す○印の中に北極星を導入してあげます。
少し面倒ですが、この設定がデジカメ撮影中の赤道儀の追尾精度を左右します。
焦らずにゆっくり合わせます。
言葉で言うと難しそうですが、順を追ってやってみるとだんだんと分かって来ます。
≪北極星の見つけ方≫
北極星を見つけ極軸望遠鏡の中に入れます。
北極星は今の時期(秋~冬)はカシオペア座を目印に見つけます。
カシオペア座はW形の星座です。
下の写真で説明します。
カシオペア座のWの両端を延長した交点からWの真中にある星までの距離。
その距離から5倍の位置に北極星が有ります。
北極星は2等星の星ですから明るく輝いています。
アンドロメダ大星雲
f5.6 ISO1600 250mm 露出時間90秒
今度は星を追いかける装置「赤道儀」を使うので、何分露出しても星は点に写ってくれます。
デジタルカメラのCCDに連続的に星の光が記録されるので、固定撮影よりも暗い星が写ってくれます。
淡く輝く星雲や銀河もしっかり写ってくれるのが魅力的です。
≪赤道儀は追尾撮影に必要なアイテム≫
追尾撮影には、星を追いかける赤道儀が必ず必要です。
赤道儀には色々あります。
赤道儀にはピンからキリまで有り値段の高いものの中には、画面上で見たい星に照準を合わせて指示キーを押せば、
自動的に望遠鏡をその星に向けることが出来るものもあります(天体自動導入)。
また、中望遠までのカメラレンズとデジタル一眼レフカメラで撮影する場合は、
持ち運びできるコンパクトサイズの赤道儀(ポータブル赤道儀)がお勧めです。
大きな方が安定感も良く精度も高いですが、持ち運べないとだんだんと使わなくなってしまいます。
私の持っている赤道儀はピンの方で露出時間が3分間程度なら点に映ってくれるものです。
超コンパクトタイプの赤道儀CD-1です。
≪赤道儀にデジタルカメラを取り付けます≫
慣れないうちは少し使いにくい機械ですが、そのうち必ず不自由なく使えるようになります。
本当にシンプルな機械ですから、誰にでも使いこなせると思います。
デジタル一眼レフカメラを取り付けたら、モーターを動かして正常に動くか確認して見ます。
この時注意する点は「モーターがちゃんと動いているか」、「架台にがたつきがないか」などです。
追尾精度などは実際に星を写してみないとわかりませんが、これらの点は本撮影前に確認しておきます。
三脚に赤道儀を取り付けます。
赤道儀に極軸望遠鏡をセットします。
極軸望遠鏡を覗くとこのような図が有ります。
≪慣れないと難しい極軸合わせ≫
赤道儀という機械は、軸を中心にして回転することで星を追いかける装置です。
ということは、その回転軸がズレていると追いかける動きもおかしくなってしまいます。
この軸のことを極軸と呼んでいます。
そしてその極軸の方向は、正確に天の北極の向きに一致していなければなりません。
天の北極というと難しそうですが、なんのことはなく、北極星の方向のことです。
極軸望遠鏡を覗いて、赤道儀の軸を天の北極に向けてあげます。
導入の方法でちょっとだけ注意する点があります。
それは正確な天の北極と北極星は、ほんの少しだけずれています。
ですから、真北を向いていて動かないと言われる北極星も、実際には天の北極の周りを
小さく円を描いて回っています。
となると望遠鏡の中心に北極星をもってくるだけでは駄目です。
極軸望遠鏡には、カシオペア座かおおぐま座の位置を合わせ、
「北極星をここに入れてくださいよ」ということを示す○印の中に北極星を導入してあげます。
少し面倒ですが、この設定がデジカメ撮影中の赤道儀の追尾精度を左右します。
焦らずにゆっくり合わせます。
言葉で言うと難しそうですが、順を追ってやってみるとだんだんと分かって来ます。
≪北極星の見つけ方≫
北極星を見つけ極軸望遠鏡の中に入れます。
北極星は今の時期(秋~冬)はカシオペア座を目印に見つけます。
カシオペア座はW形の星座です。
下の写真で説明します。
カシオペア座のWの両端を延長した交点からWの真中にある星までの距離。
その距離から5倍の位置に北極星が有ります。
北極星は2等星の星ですから明るく輝いています。
アンドロメダ大星雲
f5.6 ISO1600 250mm 露出時間90秒
うまく撮れません。
練習して何とか撮りたいです。
コメント有難うございます。
CD-1での星野写真を色々試しています。
CD-1の一番基本は極軸の中に北極星を入れる事と思います。
最初、付属の簡易式(穴の中に入れる)で極軸合わせをしていましたが
精度がイマイチで極軸望遠鏡を購入しました。
これで合わせるとまあまあの写真が取れます。
後はガイド鏡が有ればガイド鏡の中心に希望の星座を入れ露出時間をかければ写ってくれます。
後はピントをきちんと合わせる事。
250mmの望遠では物足りず500mm(フィルム換算800mm)
の望遠を使いました。
それが11月19日記事のオリオン座星雲です。
ピントがイマイチですが何となく馬頭星雲が写っています。
今回2倍のテレコンを購入しました。
望遠にしても高い買い物は出来ませんのでケンコーのミラーレンズを購入、
軽くてCD-1に取り付けても無理が有りません。
まだまだ素人ですからまた色々と教えて下さい。
アンドロメダ星雲撮れましたか。
そうなんですよ。
余り倍率を大きくしてもダメです。
せいぜい300mm止まり。
後は編集が大事です。
私はペンタックスK-3Ⅱでアストロトレーサーを使い追尾撮影をしています。
CD-1だと極軸望遠鏡の中に北極星を入れたり面倒ですがK-3Ⅱのアストロトレーサーは北極星は関係なくその場でキャリブレーションをすれば追尾してくれます。
優れ者であり手軽で非常に便利です。
ここに写真を添付する方法は西山さんの写真の画像URLを貼りつければそれに飛んでいくことが出来ます。
ちなみにアンドロメダ星雲300mmの写真の大きさを見るにはhttp://ameblo.jp/mh-326/entry-11643132555.html
このブログを参考にしてください。
ペンタックスK-3Ⅱは優れモノです。
先日もアストロトレーサーを使いカシオペア方面を撮っていました。
レンズにはプロソフトンBを装着。
光っている星を強調する為に着けました。
簡単に設定でき重宝していますよ。
ご存じのようにそこにはアンドロメダ星雲が有ります。
アンドロメダ星雲が映ったので300mmの望遠に換えて撮りました。
でもやはり画像処理をしないと綺麗な絵になりませんね。
ニコン AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8といえば超広角の20万超えの名レンズですね。
広角でこれだけ明るければ天の川が光って見えますね。
天文ファンにはのどから手が出るほどの名レンズですね。