おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

日本一のローラーすべり台を滑りに

2007-08-13 01:39:24 | こどもの行事/こどもと遊ぶ
土曜の夜、「明日も家でゴロゴロ?」と聞かれた。確かに外に出れば暑いので、動物園や公園などには行く気がしない。プールは土曜の午前に行った。遊園地はお金がかかりすぎる。買い物ドライブもイマイチ。となると、やはり家で…。いや、それはダメだ!

ということで思いついたのが、山へのドライブ。たまたま”る○ぶ 秩父・奥多摩”があったので、それを見て適当にドライブすればいいか、と思った訳である。

日曜の朝食の前にカミサンと長男にそれを伝え、9時頃にスタート。ひたすら青梅街道を西に向かう。僕が行き先を決めるとカミサンに”エー”と全否定されるので、ガイドブックを渡して行き先を決め手もらうことにした。

1時間位走ったところでカミサンが何やらNaviに入力を始めた。「ウーン、ないなぁ。」東京都の住所で検索をしているようなのだが、該当する町村が出てこないようである。「電話番号を入力してみたら」。カミサンが入力。やっと出てきた。そこは丹波山(たばやま)村というところで、”日本一のローラーすべり台”があるという。現在の位置から67km、約2時間かかるとNaviは表示している。時間はたっぷりあるので、そのまま目的地にむかう。

山の中に入り、やっと奥多摩湖まできた。次男は疲れたのか車の中で眠ってしまった。すべり台はまだ先だ。時間は11時半。乗りっぱなしも辛いのでちょっと休憩することにした。”水と緑のふれあい館”という場所があり、展示施設を見学する。

昼食も食べて、次男も起きたので、再びドライブに出発。奥多摩湖沿いに車を走らせる。走らせる、走らせる。ふと標識を見ると”山梨県”と書いてある。えっ、山梨県?!”ちょっと近くにドライブ”のつもりだったのに、山梨まで来てしまった。

奥多摩湖を出て30分、ようやく目的地に到着した。ここで衝撃の事実が明らかになる。このすべり台は、小学生以上しか滑れないと書いてある。わざわざ3時間近くもドライブしてきたのに、次男(幼稚園年少)は滑れないのである。その事実を次男に伝えたらグズるかと思ったが、疲れているからか、案外すんなり滑れないことを承諾してくれた。

このすべり台、大人400円、小人200円の料金を取る(ただし、滑り放題)。400円払うのも何だし、次男も滑らないので、長男を1人で行かせることにした。料金を払うと、軍手とプールで使う大きな”ビート板”が渡され、説明を受ける。「滑るときは必ず軍手をはめて、ビート板の上に体育座りで乗ってすべってください。スピードを落とす時は必ず手で、縁を握ってブレーキをかけて…」等、懇切丁寧に説明してくれる。全長約250mのすべり台を滑りに、長男は階段を登っていった。

20代前半の若者たちが4人連なって滑ってきた。凄いスピードだ。続いてまたその仲間が3人連なって滑ってくる。この年代の若者たちにとっては、ここは遊園地の絶叫マシンと同じ感覚で楽しめるようだ。

やっと長男が来た。しかも知らない子供たちと連なって、3人で楽しそうに滑ってきた。やはり、ウエイトが軽いせいか、若者たちほどのスピードでていない。それでも楽しかったらしく、お茶の一口飲むとまた元気よく階段を登って行った。そんなことを4回ほど繰り返した。

いつも長男(7歳)の交渉力には関心させられる。今回も知らない子供に声をかけ、いっしょに滑ってきたのだという。しかも、その子たちは、長男より上の小6と小4(兄妹)というから驚く。

その子供たちが先に帰ったあとも長男は1人で滑りに行ったが、1人で滑ってもつまらないようだったので引き上げることにした。ちなみにこのすべり台高低差40mあるらしいのだが、1日で30回以上滑った兄弟がいるらしい。

この後、近くの川で遊び、”のめこい湯”という立ち寄り湯(600円)に入ってから家に帰った。

夕飯を外で食べたということもあるが、家に帰ったら20時半。えらく長い一日だった。


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コメント
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