おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

アメージング・レース・アジア

2008-02-04 23:25:29 | TV(その他)
昨日息子と雪合戦をやりすぎたのが原因で、背筋が痛い。

TVの話。
いまCSのAXNで”アメージング・レース・アジア”が放送されている。先日で2回目の放送が終了。日本人チーム(サワカ&ダイチというメキシコ在住経験のある兄弟)がいるので注目しているが、内容がイマイチ。それは何故か?

まず、今のところ”悪人”がいないということが上げられる。米国版での同番組では、必ず”悪人チーム”が登場する。航空券やバスのチケットを買うのに順番を守らないとか、タクシーを横取りするなど、”自己中”のチームがいるのだ。しかし、このアジア版ではそのようなチームが今のところいない。

次に、番組構成に問題があるのではないだろうか?米国版では、最初のスタート地点、米国本土からすぐに欧州、あるいは南米などに飛ぶパターンだった。そのような長距離移動であると、フライトの本数が限られるため、1便に複数のチームが同乗することになる。そこでチーム間の”連携する”、あるいは”争う”という選択が生まれてくる。しかし、今回のアジア版は、いきなりシンガポール市内の課題から始まった。その後フィリピンへ飛んだものの、チーム間の争いというのはあまり見られていない。

また、米国版では中間チェックポイント後の再スタートの際に、レースを面白くするために交通手段を限定して、トップチームと最下位のチームがほぼ同じスタートラインに立つよう仕組まれているが、アジア版では前回のトップグループがそのリードを保てる形でのスタートとなっていた。

そして、米国版に比べて商品に魅力がない。
米国版の優勝賞金が$100万に対し、アジア版は$10万。中間チェックポイントの最初の到達者の商品が、米国版はハワイ旅行やカリブ海クルーズに対し、アジア版では携帯電話や$5000の賞金。米国とアジアの物価の差を考慮してのことなのだろうか?別に僕がもらえる訳ではないので、どうでもいいことなのだが。

日本、香港、フィリピン、インドネシア、タイ、マレーシアなどアジア各国の人々が参加してレースをしているのだから、視聴者としてはもう少しライバル心むき出しになって争ってもらいたいと思うところである。

こんな調子で終わるわけない、と思いたいのだが…。3回目の放送以降に期待したい。

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コメント
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