
みよーんと横に伸びた感じ

横1800mmx高さ1430x長さ4230mmとあまりにも堂々とした体躯でこれはもう”小さな”ミニではないことは明らか。
んなこた百も承知で狙って出したモノだろうが。


展示車と試乗車の内装は立派なレザー張りで、お値段なんと500万…
そんな高くて重い世界の扉を開いたら様々な選択肢が見えてくるのではないかと思う。
いざ乗ってみる。
ホイールベース延長が効いているのか今までのゴーカートフィーリングはなりを潜め、少年から青年になったような落ち着いた雰囲気。
かといってBMWの車のようなしっとり落ち着いた感じではない。
ただまだスーツも着慣れてないような、大人になりきれてない大人というか。
ウィンカーのピコピコいうポップな音はそのままで、最早似合わず音だけが浮いている感じがした。
試乗したのはSグレードの2リッターターボ。流石に良く走りパワーは文句なし。
個人的に気になるはディーゼルだが、ディーラーさんからは出るだろうが分からないという玉虫色な返答。
トランクはリアの椅子を倒して奥行きが150cm。ロードバイクを積むには前輪を外す必要は出てくるかもしれない。ここ微妙。
お洒落なファーストカーとしての利用としてはいいと思う。オプションでかなり個性的な仕上がりも期待できるだろうし。
でもなんだろう。この中途半端さは。
今の僕なら2リッターターボディーゼル、レザー張りで400万のボルボV40ディーゼルを選ぶだろうな。
ミニよりも100万も安く買えるし。