今年の本屋大賞が発表。今年はミステリー小説で来たか^^
ミステリーは余り読んだ事無いのだけれど、この機会に読んでみるのも良いかもしれないな^^
ノミネートが発表されてから一冊も買ってない。未だ知らない作家さんの作品を試すのには絶好の機会なんだけど、
丁度このまえ4冊程まとめ買いをしてしまったので、こちらに手をつけられるのはまだまだ先か。
ペンギンハイウェイと神様のカルテ2が出た時はすぐに買って読んだものの、その他は手をだせてない。
あー、時間がもっと欲しい。
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全国の書店員が選ぶ「2011年本屋大賞」(本屋大賞実行委員会主催)の発表会が12日、都内で行われ、東川篤哉氏の『謎解きはディナーのあとで』(小学館)が大賞に輝いた。同作は新米刑事にして大企業の令嬢・宝生麗子と、その執事・影山が殺人事件を解決していくミステリー小説。東川氏は、1968年広島生まれ。カッパノベルスの新人作家発掘プロジェクト「Kappa‐One」の第一期生として2002年『密室の鍵貸します』でデビュー。今後の活躍が期待される作家の一人だ。
“出版不況”や“読書離れ”の対抗策として、書店員有志により創設された同賞は今年で8回目。初ノミネートで受賞した東川氏は「デビュー以来、こういった賞を頂くのも、スピーチも初めて。ユーモアミステリーを書こうと決めて、すぐに売れたわけではなかったが、賞をもらえて何より」と喜んだ。すでに映像化の話も東川氏のもとに舞い込んでいるようで、「美男美女に演じてもらいたい」と期待を寄せた。
『謎解き~』は、昨年9月の発売以来じわじわと売上を伸ばしていたが、1月25日に同賞にノミネートされたことが追い風となり、2/14付オリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門で初の首位を獲得。2009年の大賞作品『告白』(湊かなえ)は、昨年松たか子主演で映画化され、原作文庫が216万部(2010年11月21までの集計)を売り上げ、『オリコン2010年年間“本”ランキング』文庫部門で1位となった。2010年の大賞作品『天地明察』(冲方丁)も映画化が決まっている。
会場には、前年大賞受賞の冲方氏が自宅のある福島県福島市からお祝いに駆けつけた。近況について「物流の回復ぶりに日本の底力感じている。心のライフラインを届けることができるのは書店。受賞式が無事開かれたこと嬉しく思っております」と話していた。
今回は2009年12月1日から2010年11月30日の間に刊行された“日本のオリジナル小説”が対象。書店員自身が「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」と思った本をインターネット上でエントリーする一次投票には全国362書店385人が参加、上位10作品がノミネートされた。ノミネート作品を対象にした二次投票には全国351書店、439人が参加した。
このほかに、特別企画として「中2男子に読ませたい! 中2賞」も発表され、山田玲司『非属の才能』(光文社新書)、北尾トロ『キミは他人に鼻毛が出てますよといえるかデラックス』(朝日文庫)が選出された。
■2011年本屋大賞 順位一覧
1位:『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉(小学館)
2位:『ふがいない僕は空を見た』窪美澄(新潮社)
3位:『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦(角川書店)
4位:『錨を上げよ』百田尚樹(講談社)
5位:『シューマンの指』奥泉光(講談社)
6位:『叫びと祈り』梓崎優(東京創元社)
7位:『悪の教典』貴志祐介(文藝春秋)
8位:『神様のカルテ2』夏川草介(小学館)
9位:『キケン』有川浩(新潮社)
10位:『ストーリー・セラー』 有川浩(新潮社)