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ハイエースカスタムショップ チェックマンのマッタリBlog

水温の重要性

2011-03-11 12:53:40 | PARTS & SETUP

ローテンプサーモって何とまだご存知無い方からのお問い合わせがありましたので、簡単に説明します。

Wtm_graph こちらは水温によるパワーダウン率を表したグラフになります。(他車参考例)

水温が上昇した事で41馬力のパワーダウンになってます。

水温が上がると車のコンピューターは燃料増量、点火時期遅角⇒車を遅くする補正プログラムに切り替わります。

この状態になると走らないから、いつも以上にアクセルを踏み込む事となり、結果として燃料消費量を増やしてしまいます。

Img_6211 純正サーモですと夏場において90~95℃に達します。

チェックマンでのテストでは88℃あたりからパワーダウンを感じ始めました。水温計などを設置していると体感だけでは無く、目視による各ECUデーターにおいても納得されると思います。

適合表には掲載されていませんが、ロープライスモデルのデジタル水温計もあります。 ハイエースで実験してみたいですね~

純正サーモは一度90℃以上に達しますと高速ツーリング、エンジン停止30分などクーリングを行なっても全く意味の無い事だった事もテストにおいて出ています。(少々何をしても90~95℃以下になりません)

Img_6348 こちらはローテンプサーモ装着後の昨年のMAX水温

ローテンプサーモはアイドリングで75℃であっても走行を開始しますと瞬時に70~71℃に下がってくれます。

ほぼ、コンピューターの補正は入らない水温域になります。

【1TR/2TR純正サーモ】82℃開弁 95℃全開

【ローテンプサーモ】68℃開弁 75℃全開

Img_7433 左側ローテンプ  右側純正品

その他の詳細は2010年の8月~9月頃の記事をご覧頂けるとより参考になると思います。

ご来店での単体取替は予約制になっています。ローテンプサーモスタットキット9.975円 取替技術料6.300円 施工時間:2時間

ご予算的に余裕のある方は『夏バテ防止定食』+『スロコン』+『インフォメータータッチ』のメニューがおすすめです。

定食は他へ動かせませんが、インフォメーターは車輌コンディションの管理にも役立ちますし、インフォメーターとスロコンは乗り換えられた場合でも次の車輌に接続できます。