9日の月曜日、前線通過で朝から南よりのうねり。
湘南のサイズはハラ。
日中は南風が入る。後半は潮が上げ込むので割れづらくなる。
イベント仕事が一段落したのでしばらく定時退社OK。
午後は陽射も出てきた。
よし!
終業チャイムがなり、とっとと帰宅。
速攻ビーチへ。
中途半端な南西風のせいで海面がボコボコしてよくない。
おまけに辻堂方向へのカレントがきつい。
しばらくして無風になった。
海面がやっと落ち着いてくる。
サイズはコシ~ハラ。
日没まで1時間半遊べた。
これが週末だと物足りない波乗りになってしまうが、
平日だととてつもない幸福感でいっぱいになる。
海には数えるだけのサーファーしかいないから波は取り放題。
1日の仕事が完全にリセットされる。
パチンッ!原点復帰、リセットである。
家に帰り、シャワーを浴びて、メシを食う。ワンコと遊ぶ。
ベッドに横になり、テレビをつける。
The Ride~Hawaiian Beach Story~という、サーフ映画をみた。
ノースショアでコンテスト中の世界チャンプの若造がワイプアウトして、
100年前にタイムスリップして、そこで波乗りの真髄を学ぶという物語だ。
そこで、デューク・カハナモクに出会い、親友となる。
ショートでは世界チャンプでも、一枚ウッドの重い板では全く初心者。
デュークから波乗りの基礎、海への威厳、尊敬心を教えてもらうわけである。
どちらかというと青春もの映画だけど、
キャストやスタッフ、舞台ともすべてハワイアンというので話題になった。
今日(こんにち)、僕らが海で遊べているのは誰かのおかげなのだが、
それは親のおかげだったり、自分の給料や、獲得した生活環境のおかげなのだが、
突き詰めていくと、サーフボードやウエーブボードで波に乗れるのは、
デューク・カハナモクのおかげなのです。
と、しみじみ思いながら寝たのでありました。
マハロ~、って感じの日でしたな。