(私の趣味はパンツの中にウナギを入れることです。
中国産の方がニュルニュルで気持ちよか~!
騙して儲けた金で、国産のウナ重食べようかと思っていました。)
仕事をしていると問題ばかりに遭遇する。
僕の場合は、日々のルーチンワークというものがなく、
プロジェクト的にやっつけていく。
プロジェクト自体が問題解決みたいな仕事なので、
それはそれは先手必勝で、勢いがないと完了しない。
で、問題にぶち当たると、無視はできない。
僕の仕事上の取柄はここだけである。
結構正義感があるのだ。
しかしながら、そこに融通性を持たなくてはいけないので、
板挟みサンドイッチになって、たまにマスタードソースが股間からはみ出しちゃうのだ。
最近、食品関係で不祥事が相次いでいる。
ウナギ事件は笑ってしまった。完全な詐欺、賄賂の、酌量余地のない犯罪である。
その翌日は、しゃぶ菜で肉の使い回しである。
店内で暗黙の了解だったが、内部告発されたんだろう。
内部告発されたときって、その人の堪忍袋の緒が切れた時が多い。
とすると、肉に始まり、ほかの食材も使い回した可能性も当然追及されるだろうにゃ。
ここの社長のコメントがいい。
「社内のルールに食材の再使用禁止の規定が欠落していたのが原因」
それって、規定のあるなしは関係ないんじゃありませんの??
「泥棒してはいけない、と社内ルールがなかったので、
A子さんの私物をロッカーから盗みました。」 と、同じやん。
残念ながら僕の会社でもこの論法を使う。
パハップスたぶんきっとメイビーどこでもだ。
その論法は従業員ではなく、管理体制に問題があることをクローズアップさせる。
品質システム上の問題で片付けるととても楽なのだ。
規定や標準を作れば済む話だからだ。
さらにアホアホらしいのは、全社員に周知徹底するの言葉だ。
問題っていうのは、突き詰めれば、モラルの問題だべさ。
それに協調性や責任感、リスク回避能力とかじゃないのかな。
その、しゃぶ菜の社長のコメントは、
言いなれていないと使えないコメントだ。
こういうコメントって、スポークスマンが作る。
品質保証部が外部に謝るときに言うのと同じ。
だから、いつもこんなことを社内外でやってるんだ、
って思われても仕方ねえんだな。
規定なんかの文書を作り過ぎると、
結局、誰も参照しないんだよな。