Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

Get 2 Fanatics!!

2007-06-18 17:13:14 | windsurfin'


週末、ニューボードを手に入れた。

FANATIC AllWave 75Lと85Lの2枚。
典型的なショート&ワイドの板で、全長は僅か232センチ。
85Lの方は、最大幅が59センチ。

まずは85Lに乗ってみた。

ウエーブビギナーにも難なく乗れるほどの安定感を持ち、
ノーマルボードと比べても違和感無く乗れる。

走り出しは極めて早く、一度走り始めるとウネリにさえ合わせていれば風が無くとも走り続ける。
まるで水面に張り付いているいるようで、ヒールしないで進んでいく。

かなりのアンダーコンディションで乗ったので、顕著な特性はわからなかったが、
ジャスト~オーバーコンディションでは爆発的なスピードと安定を発揮するに違いない。

ボリュームがイーブンに配分されているので、90Lくらいに感じる。
そして走ると、80L以下に感じる。
微風では、全長がなくともしっかり浮いていてくれて、かなりスピードが落ちても、
両足がストラップインしたままの状態を保てる。

特筆すべきはターン性能。、
ボトムがコンケーブでワイドな分、
プッシュしすぎるとレイルが水に食い付き過ぎるのではと思ったが、
ジャイブの感覚は、まさにバターをバターナイフで切ったような感じ。
ターンピークから抜けるところでスッと加速してくれる。
大きな反発力ではなく、それは水に馴染んだソフトな感じ。
板にカーボンが使われていないせいもあるかも。

それでいて、テイルを使ったクイックなターンもできる。
短い分、モーメントが有利なのは当たり前だ。

夏のオンショアの小波(腰くらい)で威力を発揮しそうだ。
波にパワーがないので、板に推進力とターン性能が備わっていればいいに決まっている。

サイドショアでは、ボトムターンで失速して波に押されるまで待つ、ということが減りそう。

あとそのスピード安定性とボリューム配分でジャンプしたときの空中バランスがかなり良さそうだ。


次回は是非是非、南西の5.0くらいで乗ってみたい。
次の日月は今のところ、いい感じの気圧配置である。

ウチラルドハウス店長、大切に使いますよ!!

『もう話したくない』

2007-06-15 21:33:31 | ThinkAbout..



もう話したくない
オレの心を壊したんだからな

でも 少しだけそばにいさせてくれるなら
少しだけだ
胸のうちを聞いてくれるかな


ロッド・ステュワートの『アトランティック・クロッシング』のB面の1曲目に入ってる曲で、
確か中3のとき初めて聞いた。ちょっと自信が無い。中2だったかも。もしかしたら高2?
もう悶絶のバラードで、涙なくしては聴けない。
アルバムのB面はスローサイドでラストの『セイリング』まで続く。


当時は『Da Ya Think I'm Sexy?』が爆発的にヒットした。
アルバムを友人から借りて、すぐカセットテープに録音して聴きまくった。
他のアルバムを聴きたくなり、『アトランティック・クロッシング』を買った。
だいたい、金が無いので購入の失敗は許されない。
本屋の音楽雑誌立ち読みでレビューを確認して買ったんだ。

ちょうど聞き始めのころ、オイラは風疹にかかり、
高熱でうなされる孤独感も助けて、将来や進学や部活や恋愛の悩みに、
この『もう話したくない』が胸に突き刺さるほど浸透したんだ。

それから今日まで、途中何回も耳にはしたが、先日あらためてじっくり聴く機会を得た。
ジョージ・ハリスンの『バングラディシュ救済コンサート』を見たのがキッカケだ。

そのコンサートは歴史的なコンサートで、参加ゲストの若き日のクラプトンや、レオン・ラッセル、
今は亡きビリー・プレストン、そう、ジョージもすでにいない。
そういえば70年代ってどんなだったんだろう?と思い返してみたとき、
『もう話したくない』を聴きながらベッドにもぐり込んでいた”そのとき”を思い出したのだ。

じっくり聴くとかなり切ない。
思い出したのは若き日のころではなく、今までの全てのことだったなあ。
人生の切ないところを一個一個ピックアップして、それを鍋で溶かして石鹸にして、
それを身体に塗って泡立てて、切なさで切なさを洗い流してるような気がした。

洗えど洗えど、切なさは毛穴を通して更に浸透しているかのように思える。

人生の中で、少し立ち止まって振り返るときに、お勧めの曲かもね。
足跡を確認できないと、先に進めない、と思ったさ。



I can tell by your eyes that you've prob'bly been cryin' forever,
and the stars in the sky don't mean nothin' to you, they're a mirror.
I don't wanna talk about it, how you broke my heart.
but if I stay here just a little bit longer,
If I stay here, won't you listen to my heart, whoa, my heart?

If I stand all alone, will the shadow hide the colors of my heart;
blue for the tears, black for the night's fears.
The star in the sky don't mean nothin' to you, they're a mirror.
I don't wanna talk about it, how you broke my heart.
but if I stay here just a little bit longer,
if I stay here, won't you listen to my heart, whoa, my heart?
my heart, whoa my heart, this ol' heart.

I don't wanna talk about it, how you broke my heart,
but if I stay here just a little bit longer,
if I stay here, won't you listen to my heart, whoa, my heart?

↓くぅ~、泣かせるぜい(>_<)



kiss kiss kiss me LOVE 抱いて~

2007-06-15 00:44:03 | ThinkAbout..


ハイテンさんがヒモパンネタでやってきたので対抗するとしよう。

ジョン・レノンが亡くなった忘れもしない1980年12月8日。
大学受験を間際に控えたオイラにはあまりにあまりにもジョンの死の衝撃が強すぎ、
翌日から1週間も学校を休んでしまった。

亡くなる数日前後にニューアルバム『ダブル・ファンタジー』がリリースされた。
とにかくオイラは衝撃の日の翌日に、アルバムを買いに行ったのだ。
街中、もちろんレコード屋も、喫茶店も、ジョンの曲が到る所でかかっていた。

家のプレーヤーにアルバムを乗せ、針を落とす。
涙なくしては聴けない。

問題は2曲目にやってきた。
高校生のオイラはぶっ飛んだ!
脳が海綿体で出来上がってる少年にはいささか刺激が強すぎた。

女ってこうなっちゃうのか!!!!

やがて、オイラは青年になりそしてオジサンになり、
こういう女はヤバイ女ということに気が付いた。
でもヤバイものからは離れられない。すごくいいことに違いない。

(でも曲の声の持ち主はヨーコ・オノなのでちょっと怖い。)

ヨーコさんは、鎌倉の安田財閥の娘。
いわゆる鎌倉ローカルなんだけど、ヨーコ・ナカムラではない。

当時は前衛芸術家で、ウーマンリブという運動で、日本中の顰蹙を買った。
今でこそ、男女平等が常識ではあるが、あまりに女性優位を持ち上げるために
まわりが引いてしまったようだ。
ただし、物事のアクションは現状の打破というセオリーがあるので当然のことだろう。
成功者であることには間違いないし、
世界を動かした彼女に比べれば、会社の一部の提案などは鼻毛みたいなものだな。

KISS KISS KISS by John Lennon / Yoko Ono

この曲は当然のことながら放送禁止になった。

女房とマストは新しいのがいい

2007-06-13 20:59:27 | windsurfin'
朝起きたら南風が吹いてやがる。
スンバらしい青空。ゆれる木々。流れる雲。まぶしい太陽。

海へ~ いざなう~ かんぷれバラ~ドオオオ~♪

鼻唄交じりに会社へGO!
午前中はテレビ会議なのだ。

気になっていることを意見した。
意見すると大体OKになる。

ひゃほーい!お仕事ゲッツ!また残業代稼ぐぜい!

社食でしっかりランチを食い、家に帰る。
ネットで風速確認して、コーヒー飲んで、クソして、笑っていいともを見る。
自転車に5.0を積んだ。今日はどうしても5.0なのだ。
おNEWのセイルをおろしたいのだ。

パークに着くや否や、『aioさんですか?』と声をかけられる。
『BBSも見てるんですよ!』なんて言っていただいた。

実にうれしいことだ。本当にうれしい。
でもなんでオレってわかったんだろう?不思議でたまらん。

平日のパークは相変わらず不良中年ウエーバーばっかだ。
OLDハイテックさんは必ずいる。

ジャストで走り、暖かく気持ちが良く、知ってる人たちがいて、
なんかお茶かお酒を行きつけの店で飲んでるみたいな感覚だ。
ぐで~っと風に身を預け、しかも完プレ。
まるでアロマテラピーみたいに癒される感じだったな~。

なんでそんな感じだったんだろ?
ハッ!マストのせいだ!
オイラはずーっとNPなんでノーマルマストだったんだ。
スキニーマストを今日初めて使ったんだよ。実は!しょうがないNPだったんだから!

リグがあまりにも軽く、今まではセイルの重量中心はマストだったんだ。
それが、重量中心が両手の間に変わった。
ジャイブの最中に、微妙なセイル角度コントロールができる。
『あれれー???ウインドってこんなに楽だっけ??』

オイラは4時間乗っていて、一度もチンをしなかった。
ボードコントロールも楽になったってわけだ。
何故もっと早くスキニーにしなかったんだろ。
これはメーカー責任だよな~。

5時過ぎに、確実にしっかり吹き直し、5.0が超ジャストになった。
超ジャストというのは板が暴れる手前だ。
海面にはTみさんとオイラしかいない。
だからいつもの5.3OLDセットではややオーバーということだ。

週末、ALLWAVEを手に入れるが、これと組み合わせたら。。。
結局のところ投資額と楽しさは比例するようだ。

さてさて明日から梅雨すかね。

ショットバーのカウンターで妖艶な女の香りにスキニーマストはカーボン100%のノーマルマスト。

2007-06-12 18:32:40 | ThinkAbout..
藤沢には凄い量の飲み屋がある。激戦区だ。
駅口に繁華街のある街が持つあの一種独特な雰囲気を、この街も持っている。
駅の階段を下りて、街の入り口に向かう。
キャバクラ嬢の安くさい香水の匂いや、サラリーマンの足の臭いや、女子高生のワキの臭いと、
ハトの糞や、コンビニの弁当ゴミの腐った臭いとかが、
バームクーヘンのように規則正しく層になってる。

需要と供給をうまくバランスさせるために組織的なものが時には暗躍し、
過激な風俗サービスと、当たり前のような売春やドラッグが手招きして待っている。
それがバームクーヘンの年輪を少しずつ攪拌させてよりディープになる。
だから、オイラは歌舞伎町が大好きである。

なーんて書いてるが、藤沢にはそれほどのパワーはなく、
飲食業がそれなりに真剣に腰を据えて生業を保てる土地のようだ。

反面、茅ヶ崎は飲食業には非常に厳しい街だという。
ベッドタウンなだけに、駅に下り立った大部分の人は家に帰る。
茅ヶ崎でクローズアップされる店は、ごく僅かしかない。
話題になる店はあっても、それはほとんど物珍しい観光的なものですぐに飽きられる。
(例えば南の島の料理は繊細ではないし
決して美味しいものではないのでリピーターはなかなか付かないのだ)

業界の中で有名な店と、庶民に有名な店との間には、意外と温度差があるときもある。
揚げ物やジャンクフードを食べている庶民の舌は、確かに鈍感で大したことがない。
新鮮な油で揚げていないお惣菜コーナーの揚げ物は身体にいいわけないだろう、
というのがわかっていない。
イライラして、油っぽい汗を流し、体臭がきつい。いるだろ、そういう奴。
食べ物はその人の文化なんだよな。

素敵な食事をしない人は、動物のようなセックスをし、
理論的な積み上げ方式の考えができない。
そして素敵な食事を作れる人は、ユーモアがあって、前向きで、
如何にしたら目の前の人が喜ぶか知ってる。
だから素敵な食事を作れる人は愛されるのだ。
料理が得意な女を、男が好きな理由はそれなのかな。


話を戻そう。
ウインドサーファー誌に藤沢の『バレーナ』が載っている。
イタリアンのレストランで雑居ビルに入っている。
食べるとハッピーになる、そんな感じで、店にはよい層の客が大勢やってくる。
客層が良いというのは、その店の評価の指針になるもので、かなり納得させられる。
横浜や鎌倉のイタリアンを食べつくした人が、声を上げて喜んでいただく。
そんなお店である。オーナーはもちろんウエーバーである。ウエービーなイタリアンレストラン。

ちょっと話がそれたけど、激戦な藤沢で、老舗として有名なイタリアンがある。
昨夜そこの姉妹店のカフェに行ってみた。
看板はなく、入り口はほとんどわからない。
店内は意外と明るく、ワインセラーが隅にあり、音楽は軽快なポップス。
客は銀行員や医者など金を持ってる人たちだ。あと見つかるとまずい人たち。
店は安くはないのだろう。

そこで、銘柄を指定せず、旨いワインをくれ、と言って何杯か飲んだ。

店を出ようとしたら、オーナーが少し付き合ってくれないか?と言って、
店を若い者に任せて、一緒に店を出て、同系列のイタリアンレストランに連れて行かれた。

そのオーナーは藤沢や鎌倉で何店舗も手広く事業展開をしている人で、
オレラはそのオーナーに気に入られたみたいで、いきなり誘われたということだ。
もしくはそのオーナーがたまたま飲みに行きたくて、『ついでに』誘われたのかもしれない。

連れて行かれた店はビルの地下にあり、グリルとワインバーをメインにしている。
オーナーはシェフを呼んで、一言二言話した。
やがてイベリコ豚や大きなアンチョビの乗ったガーリックブレッドと白ワインがやってきた。
オーナーは60歳過ぎた人で、バリやヨーロッパにしょっちゅう行って肌が真っ黒だ。
レジェンドサーファーって感じの人で、多分、藤沢では顔の広い人なのだ。

こういう人は、出会うきっかけを有効に使う人で、オレラが趣味なのかもしれない。

そこでご馳走になったオレラはオーナーに丁重にお礼を言い、
店を出て、ボッキーが住むマンション方向のバーに向かった。
カウンターのみのショットバーで2回目。
ここのオーナーは飲食業の傍ら、エロ小説を執筆する作家で、とても興味深い。
エロ小説家というのは抑揚とテンポを文章化できる理論家で、
そのなかにペニスとか濡れたヴァギナとかいう表現を惜しみもなく使う卑猥さに、
『300』のスパルタン王もひざまづく。

茅ヶ崎に戻り、共恵にあるこれまたカウンターバーに行った。
店内はほとんど真っ暗で、JAZZがかかっている。
オーナーはソロのJAZZボーカリストで声がモンタヨシノリみたいだった。
かなりいける店で、なんとかしたい妖艶な女を連れて行くには最適。
でも、なんとかしたい妖艶な女はあまりいない。
そればっかに縁がある男と、全くない男。
なんかそういう風に男の種類が2つあるのは不思議だけど、実は不思議じゃない。
女はそういう男を嗅ぎ分けているだけなのだ。

藤沢~茅ヶ崎のバー巡りプチトリップ終了。
湘南の海から少し内陸に入ったところのブルージーな感じが、これまたオイラは大好きだ。
ソール・ウインドサーファー。

いやー、金使ったなや。