AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

海水を汲みに赤羽根海岸へ

2007年05月31日 | 家庭
 海です。平日の夕方になぜ子どもたちを連れて海に来ているかというと、べつに遊びに行ったわけではなく海水を汲むためで、なぜ海水が必要かというとまたしても長男が捕まえてきた生き物の飼育のためで、こんどは何かというとあの海辺にいるフナムシという素早く走り回る気持ち悪い生き物で…。
 この前の日曜日、フェリーボートに乗って三河湾に生息しているスナメリ(イルカの一種)を観察するという児童対象のイベントがあり、それに参加した長男は港の岸壁がどこかでフナムシを捕まえてきたのでありました。私にはゴキブリなみに気持ち悪く思えるあの生き物、フナムシですよフナムシ。わざわざそんなものを捕まえて持ち帰ってこなくてもよいと思うのですが、レイによってまたそれを飼うことになり、そのために水槽に入れていた海水が不足してきたから海に行って汲んでくることになったわけです。
 海といってもウチからは車で行けば三河湾なら5分、太平洋側でも15分で到着ですが、フナムシなんかのためにわざわざ出かけなくてはいけないのがなんか面倒。でも日没時刻は遅いことでもあり、どうせなら小学校と保育園から帰ってきた子どもたちを全員つれて砂浜で遊ぼうと思い、太平洋側の赤羽根海岸まで行ったのでありました。ちなみにこの場所は、高塚から飛んできた人たちが、海岸線の崖が低くなってきたためによく降りてしまう、テイクオフ地点から約16キロほどのポイントです。
 夕方5時頃に撮った画像ですが、東の空にとても大きな積乱雲が発達しており、どうやらその下は雨が降っているのではないかと思われます。

かなり間違って覚えてました

2007年05月29日 | 家庭
 下校してきた長男が、今日は漢字の書き取りの宿題がたくさんあると言うので、私もつきあうことにして見ていると、いくつかの字の書き順が違うような気がしたのですが、低学年用の漢字のテキストなので書き順も記してあり、よく見ると間違えて覚えていたのは長男ではなく私のほうなのでした。
 そうだったのか、実はこういう書き順だったのかといまさら知った字がいくつもあり、かなり私はテキトウだったのだと思い知りました。この頃は肉筆で字を書くことがとても少なくなり、読める字の数は増えているのに書ける字はどんどん減り続けており…イカンなあと思いますがどうしようもありません。

日没後にランディング

2007年05月28日 | 仕事
 9時頃に蔵王産の風力発電機を見ると北西向きに勢いよく回転しており、ウチの周囲を吹き抜ける風も確かに強めの北西風、でも上空を低く流れる雲を見ると南東の風と、なんとも判りにくい天気ですが、南風になるという予報にしたがって高塚へ。体験フライトに訪れてくださった3人とタンデムで飛ぶ予定でしたが、到着時の高塚の風速は南東で最大35km/h、平均30km/hという強風。弱まることを期待してしばらく様子を見ていましたが、正午になっても収まらないので海岸へ行き、砂浜の斜面から一人で飛んでもらって遊ぶことに。一人ずつ交代で低い砂の斜面から何回か飛んでもらい2時間ほどすごしていると、少し風が弱まったようなのでタンデムで高高度飛行ができるかもしれないと再度テイクオフへ。ところが風が弱まったのは短時間だったようで、到着時にはまた35km/hほどの強風になっており、また弱まることを期待してウエィティング。
 午後6時近くになって30km/hほどの風になったので、翼面積の小さいタンデム機でテイクオフ。日没までになんとか3人全員とタンデムしたいと思っていましたが、二人目のかたとしばらく飛んでいるうちに上空で日没時間をむかえ、沈んだ太陽のかわりに月が明るくなり始め、遠くに見える民家や街路灯にはすでに明かりが灯っており、ランディングしたときは午後7時になっていたのでした。残念ながら最後の一人のかたが飛べなかったのですが、近くに住んでおられることでもあり、近日中にまた来てくださるとのことで、本日はこれにて活動終了。
 画像の中央やや上、左の翼の空が少し明るいのは、雲にかすんだ太陽…ではなく月の光です。日没後まで飛んでいたのはずいぶん久しぶりのことでしたが、回収など最後までつきあってくださった豊川のAさん、今日は遅くまで助けてくださりありがとうございました。

今日もタンデム

2007年05月26日 | 仕事
 数日前に発表されていた天気予報が変わって本日は晴天。西風なので衣笠山へ行き、私は練習生のひとや一日体験フライトに来てくれた人たちと3回飛行、合計2時間ほど飛んでいたのでしょうか。風が強まった時もあったので3回とも安全のため早めに降りてしまったのですが、性能の良い機体に乗っていたクラブ員の中には1回の飛行で3時間以上ずっと飛び続けていた人たちも。
 皆さんのお世話をさせていただくのが私の仕事なので、自由に3時間以上も飛んだことはほとんどなく、たまにはそれぐらい自由に飛び続けられたら楽しいだろうなと思ったりもします…などと云っても、よく考えたら若い頃の私の1回での最長飛行時間でも4時間ほどが数回あっただけだな…体力も集中力もない私が余裕を持って楽しく安全に飛んでいられるベストな飛行時間は、やっぱしせいぜい2時間ぐらいなのかもしれません。
 画像は、体験飛行に来てくれた女性とのタンデムですが、本日も平気で3時間は飛んでいた、還暦を過ぎているパイロットである豊川のAさんが撮ってくれたものです。ホントにいまの60歳代のかたは若者より元気がイイので頭が上がりません。 そしてこの後にはさらに元気がよさそうに思える『団塊の世代』という人たちが続くわけで…う~ん、恐るべし。

遠路はるばる

2007年05月25日 | 仕事
 傘をさしていても体が濡れてしまいそうな悪天候ですが、こんな日にMさんというかたが長野県飯田市からパイロットの学科検定を受けるために来てくれたのでした。飯田市からここへ来るのには、単線鉄道であるJR飯田線に乗って終点の豊橋で降り、またしても単線鉄道である豊橋鉄道に乗って終点・三河田原駅まで来てくれたわけで、ずっと単線鉄道に乗ることになってホントにお疲れ様なのでした。
 なぜMさんがはるばる遠方の長野県から私のところまで来てくれるかというと、Mさんは、28年ほど前にこちらで私と一緒にハングで飛んでいた古くからの仲間のKさんの知り合いで、そのKさんにパラを教えてもらっており…という関係で、実技検定や学科検定を私のところで受けに来てくれるようになったのでした。
 Kさんは飛ぶことについてとても安全思考な人なので、そういう人に教えてもらっていればMさんもきっと長野で安全に飛んでいられると思うので、私はこんなことぐらいしかお世話できないけど、今後とも末永くパラを楽しく続けていってほしいと願っています。
 画像は、夕方にパラシュートのリパックを依頼にウチに来てくれた、豊橋のYさんのハーネスに乗って遊んでいる三男です。Yさんスイマセン、三男はなぜかノーパン・フルチンで乗ってますが、どうかカンベンしてやってください。

楽しくフライトできました

2007年05月24日 | 仕事
 練習生のかたと現地待ち合わせの約束で、ゆっくり出発して午前11時に高塚に到着。予報では午前中は南西の風でしたが、実際には東南東で弱めの風のため、テイクオフするのも危ないのでしばらく風待ちのウエィティング。お隣の浜名湖PGスクールのかたも来ましたが、やはり同じように風待ちしてすごすことに。
 正午前になって少し風向が良くなったので、練習生のWさんとタンデムで飛んでみたところ、やはり風が弱いためそのまま高度をロスしていきランディング。
 回収してもらってテイクオフに戻ると、さらに少し風が良くなっており、名古屋のKさんがテイクオフして上昇、そのままソアリング。上級者でないとソアリングをするのは難しいやや弱めの風ですが、初心者がすっ飛ぶのには最適な条件なので、スクールの機材を使ってもらいWさんに初めての単独飛行・ソロフライトをしてもらうことに。
 Wさんは落ち着いて短時間の初飛行をこなしてくれたので、すぐにテイクオフに戻ってもう一回飛んでもらうことにすると、こんどは風向・風速ともに初心者でもソアリングできそうな条件に。Wさんはテイクオフ後に穏やかに上昇していくので、私の無線誘導で進路修正をしながら、ソロフライト2回目にしてこんどはソアリングすることに。このまま長時間飛んでいてもらいたいところですが、その後も風が少しずつ強まったので、Wさんにはやや危険と判断して残念ではありましたが15分ほど飛んだところでランディングしてもらうことに。Wさんの回収に向かおうと思ったところで豊川のIさんが到着。今日のIさんはとても良いタイミングで来たので、もちろんすぐに準備してソアリング。
 Wさんにソロフライトをしてもらうのはやめにして、私ともう一度タンデムで飛んでもらうことに。強めの風ですがサポートしてくれる人はいないため、失敗しないように慎重に機体を立ち上げると、助走距離ゼロでそのまま上昇したので、やはりかなり強め、良く言えば絶好のコンディション。すぐにWさんに操縦を交代して、高塚での飛び方や注意点を伝えながら飛行を継続、浜名湖PGスクールの皆さんも順調にソアリングしており、ちょうど良いぐらいの人数が飛んでいることになりました。テイクオフから1時間以上経過して午後4時ぐらいになったところで、タンデム機には少し強すぎる風になったようなので、これで終了することにしてランディング。なかなか良い風に恵まれた本日の高塚エリアでした。
 画像は、下方をすれ違って行く豊川のIさんです。

風は強まらず

2007年05月22日 | 仕事
 機体の修理は作業量が多かったのと、変形の影響で外せないなかなか部品も多かったので、気がついたら徹夜になってしまい寝たのは朝の8時。疲れて眠りこけていたら、お昼ごろに豊川のAさんが店に来て起こしてくれたのですが、予報を見たら良い南風が吹くようなので私も高塚へ行って飛ぶことに。
 合計6名がいたのですが、予報と違って午後になっても風は強まらず、夕方5時頃になってタンデム機に一人で乗って飛んだ私だけがなんとかソアリングできただけなのでした、残念。タンデム機に一人で乗って飛ぶのはどうかとも思いますが、普通ではとても考えられないぐらいの微風でも上昇して飛び続けられるので、これはこれでけっこう楽しかったりするのです。

こんなに曲がるのですね

2007年05月21日 | 仕事
 今日こそはハングの機体修理を済ませてしまいたい。そのためにはまず、失くなった部品を発見しなくてはならない…。探し回ること数時間、やはり犯人の手によって(?)意外なところに投棄されていたのですが、どうにか見つけることができたので、あきらめずに根気よく探し続けてヨカッタ、これで作業が再開できる…と思ったら、どうしても外れないボルトがあって、本当はやりたくないのですがハンマーで叩いて外すことに。ところが軽量なプラスチックハンマーではびくともしないので、こんどは小さめの金属製ハンマーで挑戦。ところがやっぱり外れないので、どうやらボルトが曲がっており、そのため頑固に抜けないようです。すでに曲がっているボルトは廃棄することになるので、それでは遠慮なく大きな金属製ハンマーで叩くことにしたら、力の無い私は重いハンマを真っ直ぐに振れず、自分の手を叩いて負傷してしまったのでした。う~ん、こんな作業で自爆するとはなんとも私は情けない。
 画像は、破損した機体の部品の一部です。丈夫な削りだしの金属部品が変形していたり、なかなか抜けなかった件の太いボルトはこのようにS字状に曲がっていたりして(こんなふうに曲がったら、そりゃ抜けません)、けっこう激しいクラッシュだったと思われるのですが、幸いなことに本人はケガもないので、どうやら激突時の衝撃は全て機体の方が受けてくれたようです。交換する部品点数がかなり多いので、オーナーの出費は痛いと思いますが、機体が破損してもケガがないことが何よりで、その機体を修理しようとして手をケガしている私はほんとにマヌケです。

今年も生まれました

2007年05月20日 | 家庭
 注文してあったハングの修理のための部品が昨夜届いたので、店の中に機体を広げて作業を始めたら、ちょっと目を離したすきに一部の部品が失くなってしまい…また三男がどこかに持っていってしまったに違いないのですが、やっぱり子どもたちがウチにたむろしている休日にこういう仕事は無理なのでしょうか。
 機体の修理作業は断念して、午後から子どもたちを連れて近所の公園に行き、そこにある池に昨日のザリガニを放しに行くことに。子どもたちは網を持っていき、そこにいるカニを捕まえると言いますが、いや、ちょっと待て、それではせっかくザリガニを放してもまた同じことになるだろうが。カニもザリガニも、もういらないんだってば。
 画像は、ウチの店の軒下にある巣で生まれたツバメの雛です。狭い巣にダンゴ状態でいるのでよく判りませんが、どうやら今年は4羽ぐらい生まれたようです。

大漁

2007年05月19日 | 家庭
 前線通過のため悪天候で、明日は晴天ながらかなりの強風のようなので、どうやら今週末は飛べない天候。子どもたちは豊橋の緑地公園に出かけ、何杯かのバケツに大量のアメリカザリガニを入れて帰ってきました。そうですか、またザリガニですか。もう捕まえてくるのはやめませんか、そうですか、やめられませんか、あなたたちにキャッチアンドリリースの心はなさそうですね、とほほ…。
 しかしこれは大漁、いや、大量すぎるので、全滅する前に近所の池にでも放しに行こうと思います。ザリガニ…というか甲殻類は、死ぬとすごい悪臭が発生するのでたまりません。