AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

待ったかいあって

2011年04月30日 | 仕事
 起床後にネットで8種類ぐらいの天気予報を確認(そんなにシツコク見なくてもいい気がしますが、一応チェック)全ての予報がバラつくことなく、午前中からキッパリ南風になると示しているので、こうなるとナイスなフライトコンディションなる期待が大です。体験フライトに訪れてくださったカップルが店に到着したところで、高塚エリアへ向けてはりきって出発。
 到着すると、予報とは違い弱い南東の風。テイクオフするのも苦しい風なので、予報を信じて皆で風待ち・ウエィティングに突入。風向・風速ともになかなか好転しませんでしたが、お昼ごろになってかなりパワーが上がった時があったので、そのタイミングで体験の女性・Kさんとテイクオフ。風向は悪いものの、パワーはあるのでなんとか無理ぎみに上昇して高度維持、15分ほど飛んだところで風は悪化。もう少し飛び続けていたかったのですが、頑張っても高度維持ができなくなったのでランディング。



いつもはタンデムで体験のかたと飛ぶとき、なるべく空中で記念写真を撮るように心がけてますが、今回は
その余裕がなくランディングしてから撮影、ゴメンナサイ。でもご本人は自分で風景を撮っておられました。

 そしてまた長い風待ち・ウエィティングタイムに突入することになり、連休のため来ている大勢の皆さんも飛ぶことができません。体験フライトも、もうお一方の男性・Hさんと飛びたかったのですが、他の予定があるそうで残念ながら3時まで待ったところでお帰りになることに。
 風向は東南東で弱いままなので、さすがに諦めムードが漂い始め、多くの人は帰ってしまい、練習生のかたも残ってくださったのはお二人。京都からおいでになったビジターのお二人も、一人すっ飛んだだけでお帰りになり残念。日没時刻は遅くなって6時を過ぎても明るいので、ダメモトで待ってみることにしていると、紀ノ川エリアから移動してきたという、箱根のパラスクール・イクスの皆さん数名がご到着。いまのところ天気予報はハズレなので、せっかく立ち寄っていただいてもコレでは…と思っていたら、4時ごろになって風向が南南東~南になり、パワーも上がってきてくれたのでした。



ラッキーなビジター、ソアリングするイクスの皆さん。


初ソロフライトできました。待っていただいてヨカッタ!


 諦めずに待ち続けた皆さんやイクスのメンバーもソアリングに入り、やはり帰らずに待ち続けた練習生のGさんの初ソロフライトも決行。さすがにソアリングは無理でしたが、落ち着いて180度旋回を4回ほどしたのちランディング。あ~ヨカッタ。続けてもう一回いきたかったところですが、またまた風向は東寄りで弱くなってしまったので、無理はやめて本日の活動を終了。
 なんだか長く感じた一日でした。

あと一回?

2011年04月28日 | 仕事
 いまだ完成に至らない、高塚エリアのテイクオフ・ランチャー台周辺の、スタ沈時の安全を確保するためのキャッチネット張り作業の招集が、今日からゴールデンウイークに入ったらしいM会長からありました。M会長は奉仕精神に溢れ、クラブのためにいつも真面目に奉仕をしており、それなのに私が『え~、また作業なの~、去年の衣笠ランチャー台拡張も、今回のネット張りもフル参加してるし、つい先日は地主さんがたへの挨拶周りも行ったばっかりだし、私クラブの仕事はいつもキチンとやってるよ~。今日はちょっと、店の仕事で本日中に済ませておきたいこともあるから、不参加にさせてもらえないですかね』…などと、思うことすら許されません。パシリに人権はないのです。文句を言わずに今日もとにかく参加です。


まずネット3枚を接続。かなり広い面積です。

 まだ連休に入った人は少ないのか、それとも招集が急すぎるからなのか、集まってくれた有志は私を含めてわずか7名。うち5名はベテラン…というか、ようするに木登りが上手いおサルさんなので戦力としてはイケますが、いかんせん少人数なのでまたもキツイ作業になりそうな予感。
 何回も木に昇り降りし、枝を切り、ロープを引っ張り、皆の頑張りによって、午前10時~午後4時までの作業でなんとか東側部分のネットを拡張・展開することができました。



どうでしょう、これぐらい拡張すれば、かなり安全でないかい?


 あとは、西側にも今日と同じぐらいの面積のネットを拡張すれば作業終了、みごとに完成…の予定ですが、次回はいつやるんでしょう。
 求む! 木登り能力&伐採能力&&ドカタ能力&パシリ能力&奉仕精神に富んだ若き人材! そろそろオジサンにラクさせてあげようではありませんか、これからはキミたちの時代だ。キミならば『30年に一人のパシリの天才』とも、『キング・オブ・パシリ』とも、『パシリマスター』とも称された私をも超えることができる! 筋肉痛が翌日に出るという若いキミ、キミの力で3日後に筋肉痛になる私をクラブのパシリから引退させてやってください。やることは簡単、クラブのためにこつこつ地味に働くだけですよ~。
 


いたんできたので

2011年04月27日 | 仕事
 10日ほど前に空から突然【A】が降ってきて驚きました。そして三日後にこんどは【I】が降ってきてまた驚きました。
 アルファベットのAとI、AI、artificial intelligence、そう、すなわち日本語で人工知能のことで…はありません。店の外壁上部に取り付けてある屋号のAIRWORKのロゴである、AとIの部分が剥がれ落ちてきたのです。
 私がここで店をかまえたときに看板屋さんが取り付けてから、すでにもうかれこれ12年ほどもたったので、とうとう接着剤が風化・劣化して脱落しちゃったようです。てか、こういう物は、表面に見えないネジのようなもので壁に固定してあると思ってましたが、実は接着剤だったのですね。知らなかったなあ、今回落ちて初めて解りました。
 




 屋号が落ちるなんて縁起でもない…、いやいや、ホッタラカシではみっともないのでこれは直さないと。で、れいによって自分で直すことにしました。NHKの幼児向け教育番組、ノッポさんとゴンタくんの『できるかな』を観ていた昭和な私に不可能は…あるけど、自分でやりたい、やってみたい。でも、こういうときにどういう種類の接着剤がいいのか解りません。困ったときは『ボンドG17』というのが無難な気もしますが、屋外の陽ざらし雨ざらしという悪条件下での耐候性・耐久性はどうなんでしょう。看板屋さんはとりあえず、12年耐える接着剤を使っていたわけですもんね。

 本日は強風のためスクールは中止になったので、この『AI』を修復するのと、前から気になっていた屋根の雨漏りの修理もすることにして、必要な物を買いにまずホームセンターへ。『協力型・屋外使用可』と表示してる耐候性が良さそうな接着剤と、雨漏り修理用にシリコン・コーキング剤を購入。
 風が強すぎてハシゴでの作業は不安定で危険な感じなので、屋根の上に登って雨漏り対策から開始。



はじめは黒かったであろう防水シートも劣化が激しく灰色に変色。ガレージ部分を除いて正味50坪ぐらいの面積でしょうか。自分の店の建坪面積を知りません^^; 敷地面積は300坪ぐらいらしいです。


この出っ張りはメインの鉄骨の上端部なんでしょうか。なぜ飛び出ているのか不明。シートの継ぎ目の劣化している部分にコーキング剤をベタベタ塗って、あとからヘラで適当に修正。♪でっきるっかな、でっきるっかな、さてさてホホ~♪

平らな部分にも穴を発見。シートの下はモルタル?


 実は10年ほど前にも自分で雨漏り修理をし、そのときはまあまあ効果があったのですが、久しぶりに屋根に登ってみると防水シート(ゴム製)の劣化がかなり進んでいました。これは、コーキングではダメかもしれないと感じつつ、怪しい部分を探してコツコツと補修。気が付くと午後5時になっており、『AI』の接着はまた次回となってしまいました。ノッポさんみたいに手早くできませんね、ンゴンゴ!(←ゴンタくんの鳴き声)




1時間ほど良い風に

2011年04月26日 | 仕事
 突風という言葉は正確な表現ではないため普段はまず使いませんが、昨日の午前11時ごろはそれが吹いたようで、事務所のスイングドアが突然バタンと全開になって、机の上に積んであった書類が見事に飛び散ってしまいました。積乱雲が見えたり、雷鳴が聞こえたり、雨も降ったりと、なんて不安定な天気だと思っていたら、千葉のほうでは竜巻まで発生してたそうで、全国的に激しい気象になってたんですね。




 本日は朝から穏やかで、予報では南風になるようなので高塚エリアへ。弱い南風が吹く時間が続き、午後1時ごろからの1時間ほどソアリングができましたが、その後は風向が東に悪化したため活動終了。練習生のかたもソアリングできるぐらいの風にならなかったのは残念でしたが、心配していた雨は降らずに済んだのは幸いでした。


 一番よかったときでこれぐらい上昇→ YOUTUBE動画

 明日は、正午ごろには雨が降り始めるという予報になってしまいました。前線も通過するとかで、明日の昼から明後日の朝にかけて悪天候なようです。ゴールデンウイークが近づいてきたので、そのころまでに安定して南風が吹くようになってくれると、練習や体験に訪れる人が多い時期なので助かるのですが。

 あ、GYAOで新海誠のアニメ映画『雲のむこう、約束の場所』をやってますよ。もうすぐ映画館で封切られる新作の宣伝をかねて、少し前のこの作品を放映してるみたいです。
 私、これまでレンタルで5回ぐらい観ましたけど、空を飛ぶのが好きな人にはなかなかいいですよーコレ。風の谷のナウシカの『メーヴェ』を見て欲しいと思った人は多い(とくに、その当時ハンググライダーで飛んでいた私のような人)と思いますが、この作品の中に登場する『ヴェラシーラ』という名前の機体もカッコよくて、そのうえなんと高校生の男の子たちが作った軽量動力機という設定。デザインが秀逸で、初めて観たとき、カナードのようだけどそっちが主翼のようだし、でも後方のリングウイングが主翼のようにも見えるし、いったいどうなってんだ?…という美しくも不思議な形状なんですが、ラストでその翼の秘密が解ってビックリ&納得。面白いのでヒコーキや飛ぶのが好きなヲタは必見ですよー。
 いまやスタジオジブリが感動のない作品しか作らなくなったので、これからはリリカルな作品を作る新海誠に期待するしかありません。

 GYAOでやってる『雲のむこう、約束の場所』 ↓ できればDVDレンタルして大きい画面で観ましょうね。

 http://gyao.yahoo.co.jp/player/00085/v06494/v0649200000000517106/?list_id=1302114




挨拶回り

2011年04月25日 | 仕事
 朝方は穏やかだった風は予報どおり強風になってきたので、予定していた練習生のかたには残念ですが中止の連絡を。スクール中止となって時間ができたので、雑用を済ませた後で高塚へ出発。もちろんこんな衣笠山も飛べない西の強風で高塚が飛べるはずもなく、目的は、私たちがお世話になっているエリアの地主さんがたと海岸の漁師さんへ、付届けの品など持って今年度のご挨拶に伺うためです。
 テイクオフの地主さんちのお婆ちゃんから「まことクン」と、ずいぶん久しぶりに人からクンづけで呼ばれて嬉しくなりました。もう思いっきりオッサンなんですけど、最初にお会いした頃まだ私は未成年だったので、お婆ちゃんから見ればいつまでたっても若いようなイメージなんでしょうか。
「あんただけは辞めずにず~っと飛んでるねぇ」とも言われ、それは…なんだかとても恥ずかしくなりましたけれども^^;;
 どうやらお婆ちゃんは私のことを『仕事も持たずに、毎日のように飛んで遊んでいる』と思っているようです。いえ、違うんですよ、えーとですね、私の仕事はですね…などとお婆ちゃんに説明してもしかたないし、もーいいです、そうでーす、私は仕事もせず毎日ぶらぶら遊んでるんですよーだ、シクシクシクシク…

              

 三軒のお宅を廻って挨拶をすませてから、缶コーヒーを買って伊古部の海岸へ降りて休憩。一人でここへ来ると、10年ほど前に水難事故の救助中に亡くなった消防士さんがいて、その故人を偲んで建てられた碑にいつも足が向きます。
 その消防士さんは非番でサーフィンをやりに来ていたところ、夏休みで海で遊んでいた5人の中学生が流され、サーフボードを使って3人を助けたところで力尽きたのだそうです。
 事故当日は、危険なので私たちは飛ぶのを中止するほどヘリコプターが飛び交いはじめ、誰かが溺れて捜索中だということは解ったので飛ぶのはあきらめて帰宅。帰ってからニュースを見て事故のことを知りました。翌日もヘリコプターの捜索活動は続き、三日後になって、溺れた中学生の子が水面に浮いてきました。サーファーがボードで近づいて回収し、身体が砂浜に運び上げられると、発見を待っていた家族が駆け寄って、お母さんと思われる女性が泣き崩れ、その光景をテイクオフから見ていた私も胸が痛みました。石板にはこんな詩が刻まれています。


 人は海から生まれ そして海に還る そしてこころ優しき男たちは 献花を携え沖に漕ぎ出す 沖の波間にボートを操り 手に手を繋ぎ君を呼ぶ 君は結ばれた手と手の一つ一つを愛しむように 漂い海に抱かれた

              

 誰が交換しているのか知りませんが、いつ訪れてもきれいな献花が絶えません。花だけでなく貝殻やメッセージを書いた石も置かれているので、私もポケットの中に入っていたアメを一つお皿の上に。花粉症で喉が痛くて舐めているアメですが、こんな物しかなくてごめんなさいね、前澤光昭さん。石板の裏側には享年(33歳)と名前も刻まれています。

地上練習だけ

2011年04月24日 | 仕事
 朝の9時ごろまではそれほどでもなかった風速が、皆さんが集まってくる10時には強風になってしまいました。風速計は40km/h↑というアナウンス。これではもちろん飛べません。いちおう、こんな事もあろうかと、強風時の地上練習用機も持ってきてあったので、風が弱まるまで(弱まらないかもしれないけど)皆で練習をすることに。いくつか見た予報では、正午前後に少し風が弱まる表示のものもあったので、その予報に期待するしかありません。

                 

 地上練習は一人が長時間やっていると疲れてしまうので、適当に交代しながら続けているうちに午後に。そのころに少し風が弱まったようなので、ダメモトでテイクオフに行ってみると、やはり弱まったのはわずかな時間だったようで、練習生の皆さんが飛ぶには無理があるコンディション。
 残念ですが、もちろん安全第一なので飛ぶのは中止。そんな中、ベテランのMさんは飛んでみることに。テイクオフが心配なので、近くに立ってバランスが崩れたところを少しサポート。

             

                 

 テイクオフ後のMさんはいったん前方に離脱。高度が100メートルほど上昇したところから、ほぼ空中の一点で止まっているので強風なのは解ります。それを見て練習生の皆さんも苦笑。あきらめがついたので、下山して機材の後片付けをして活動終了とすることに。
 Mさんは40分ほど飛び続けていましたが、ランディング後に訊いたところではやはり、時々アクセルシステムを使わないとバックする苦しい風だったとのことでした。これが練習生の皆さんが乗る機体だったら、時々ではなくずっとアクセル全開になってしまいますね。

 明日も練習生のかたが来てスクールを行う予定ですが、、いまのところの予報では日中は強風になるようなので、中止にする可能性が大。春の天気は予報と違う場合も多いので、明日になってみないと解らないのではありますが。
 

9回も飛んだそうです

2011年04月21日 | 仕事
                 

 火曜・水曜の二日間は、土砂降りになったり強風になったりと嵐のような天気でしたが、本日は穏やかな天気になってくれたのでスクールへ。弱い西風だったので衣笠山で2回ほど練習生のかたに飛んでいただき、その後は南風になってきたようなので高塚へ移動。
 到着すると高塚も弱めの風でしたが、しばらくすると性能が良い機体なら、なんとか上昇してソアリングできるコンディションに。

                      

                

 本日は、輸入元からお借りしている新型の試乗機があったので、私も乗らせていただくことにしてテイクオフ。新品の性能が良い機体なのでもちろんソアリングでき、写真を撮ったりしながらしばらくフライト。弱い風のわりによく上昇するのは、私の体重に対して機体の翼面積が大きいのもあるのですが、大きくてもスピードはちゃんと出るしハンドリングも良いので、30分ほど楽しくフライトさせていただくことができました。

                

                

 弱めの風に終始したので初級機がソアリングするのは辛いコンディションだったのですが、そんな中で阿久比のKさんは午前中の衣笠で2回、高塚に移動してから7回と、なんと本日は合計9回も飛んだのでした。
 一日に9回も飛ぶって、かなり疲れて大変なことなので脱帽です。


豊橋公園

2011年04月19日 | 家庭
 授業参観の振替えで学校が休みの子ども達。やはり「どっか連れてって」と要求されちゃったので、東寄りの強風でスクールもできないだろうし、店でメールチェックなどの雑用をいくつか済ませてから11時ごろ出発。とはいっても月曜日で多くの公共施設は休み。なんで学校の振替え休日は月曜と決まってるんでしょう。行先の選択肢が減って困るから、そこらへん学校はもう少し柔軟に対応していただきたい…などと注文してもはじまらないので、子ども達からリクエストをとった結果、スーパー銭湯みたいなお風呂に行くことになりました。30分圏内の近場だし、それなら私もありがたいのでお風呂に決定。

                   
湯上りのクリームソーダ。手がブレて写るほど高速で攪拌してますが、そうやって飲む物か? アイスクリームの立場はどうなる。

 お風呂からの帰りの一号線で子ども達が豊橋公園の城を見つけ、私も近くで見たことはないので寄ってみることに。城や公園や市役所がいっしょにあるという以外、行ったことがないので他のことはな~んにも知りません。花見の名所でもあるらしいので、もう少し早い時期なら桜がきれいだったでしょう。
 大都市である豊橋(?)は田原と違い、テキトーに路上駐車はできない(まだ若かりし昔、路駐して映画・ランボー2を観て戻ってきたら、車はレッカーされてなくなってた)ので、市役所の地下駐車場へ車を置いて地上へ。外はすごい強風になってましたが、とくに寒くはないのでいざ探検に出発。
 高い塀のように続く石垣はお城の跡でしょうか。公園の入り口に古いコンクリートのポストみたいなものがある。これは戦時中の軍隊の、歩哨に立つ門衛さんが詰めていた施設跡かな。あ、昭和どころか明治の軍隊のもの? それは古い。


                   
      子どもは「雨宿りするところかな?」と言ってました。ん~、確かにそのためでもあったろうけど。

 広い公園の中を歩いていくと、子ども達は遊具広場で遊び始めたので、私は案内板など見ながら休憩。城、市役所、緑地公園、児童公園、美術館、テニスコート、プール、野球場と、いろんな施設が充実したいいところですね。せっかくだから美術館に入ってみたかったけど、月曜なのでやはり休館日。学校の振替休日はともかく、サービス業や自営業で月曜が休みの人っていると思うけど、それって公共施設に遊びに行きにくいですよね。美術館、入りたかったなあ、シクシク…。

               
     天秤というかヤジロベエというか、こんなデザインのシーソーがあるんですね。気に入ったようです。
               
           ハトを捕獲しようと、姿勢を低くしてチャンスをうかがう三男。あんたは猫か。
               
失敗を繰り返すもまだあきらめない三男。こういうことは根気いいです。後ろにいるカラスはハトとは違い、三男が全ての生物の天敵であるという危険を察知、クッキーが欲しくてチラ見しながらも、警戒して一定距離を保ち寄ってきません。頭いいなあ。
               
 子ども達が遊んでいるのを見ながらベンチに座っていると、数羽のハトが私の足元に近寄ってきました。やっぱり街中の大きな公園にハトはつきものセットもの。エサをくれる人が多いのでしょうか、私からも何かもらえると思って近づいてきたようです。
 バッグの中にちょうど子ども達のエサ…じゃなくて、おやつのクッキーがあったので砕いて投げてみると、すごい勢いで食べはじめました。気になって周りを見ても『ハトにエサをやるな!』といった看板はないので、子ども達もいっしょになって投げていると、そのうちどんどんハトの数が増えて、どこかで噂を聞きつけたらしい(?)カラスまでやってきました。このままだと際限なく集まってきそうなので、袋のクッキーを半分ほどまいたところで撤退。
 子ども達がもよおしてきたというので公衆トイレを使おうとしたら、残念ながらかなり『いかがなものか状態』だったので、立派な建物の市役所に入ってトイレを拝借。ついでに最上階の展望フロアーに上がってみると、北側に見える吉田城には学校が隣接しています。
 城の横に学校があるとは知りませんでしたが、その学校は三階建て校舎の屋上にプールが設けられています。屋上にプールがあるって珍しくないですかね。なんだか、真ん中が二つに割れてスライドし、マジンガーZやサンダーバード3号が発進しそうな雰囲気でカッコいいです。


              
            南の高塚方面。東寄りの風が強くていまにも雨が降りそうな空模様。

 そうそう、忘れてました、私たちはお城を見に来たのでした。市役所を出て、水のないお堀に渡された橋を通り吉田城へ。三男はお堀に降りたり石垣を登ろうとしてますが、やめなさいって、あんたは忍者か、ハットリくんなのか。一ヶ月のうちの日曜に何回か城の中に入れる日があるようですが、もちろん本日は入れません。あー、よしなさい三男、入り口を叩いても、人は住んでないから開けてもらえないぞ、ここは個人の住宅ではありません。でも、これだけきれいで小さいと、『田中』とかいう表札やチャイムがつけてあっても、あまり違和感がないかもしれない。
 あまりに新しそうな城を見た二男から「これは本物?」と訊かれましたが、もちろん名古屋城などと同じく、いえ、名古屋城よりずっと新しい復元されたものです。愛知県の近くで現存してる本物の城って、犬山城とか彦根城とか松本城ぐらいですかね?

                 

 午後4時をすぎ、東風はますます強くなり、まもなく雨も降りだしそうな気配。傘はないので降る前に車まで戻ろうと、駐車場にむかって四人でゆっくりぶらぶら歩きながら、ふと三男に目をやると手に石を持っています。ひょっとして…というか、やはり、お城の石垣から小さいのを抜いてきちゃったのでした。う~ん、簡単に取れるのもどうかと思う、ダメじゃん現代土木建築技術、大昔の築城技術に負けているようでは…いや、ポイントはそこでなく、勝手に持ってきちゃいかんだろー三男。
 城に戻って、三男から石を取った場所を訊いても、もう覚えていなくて解りません。しかたないので、テキトーな隙間におさめておきました。すいません、お城を復元した人。でも私、レゴブロックで家を作るの上手いから、たぶん大丈夫じゃないかと思います。
 

遠方から来ていただいたので

2011年04月17日 | 仕事
                   

                   
                    本日も潮干狩りに大勢の人が訪れていました。

 一宮から体験に訪れてくださったお二人は、遅刻するといけないので昨夜のうちに豊橋まで来て宿泊したとのことでした。やや遠いから、早起きして出発してきたのかと思っていたら、そこまでして来てくださったんですか。わー、これでもし風が悪かったらどうすんだ、どうかどうか良い風になりますように。
 午後から南風になるという予報なので高塚に行くべきか迷いましたが、朝方はまだ北西の風なのでまずは衣笠山でスクール開始。ソアリングはのぞめずすっ飛ぶしかない弱い風でしたが、とりあえず全員が一回飛んでおくことにしてテイクオフ。私も体験の男性のOさんとタンデムで飛びましたが、やはり3分ほどでランディング。
 その後も風は弱いままなので、念のため高塚の風を確かめてみると南南西~南とアナウンス。衣笠山には見切りをつけることにして、良い風になることを願いながら太平洋側へ移動。高塚もやはり弱い風でしたが、練習生のかたにすっ飛びをしてもらっていると、その後やや風が良くなったようで、高性能な機体はなんとかソアリングできるようになったのでした。


                       

 それでは私もと、もう一人の体験の女性Mさんとタンデムでテイクオフ。苦しい条件の中を粘ってテイクオフ前をスクラッチしていると、やがて弱めの風ながら無理なく高度維持できるコンディションになり一安心。せっかく一泊までして飛びに来てくださったのですから、上昇して景色を眺めながら楽しく飛んでもらいたいですもんね。
 25分ほど遊覧飛行を続けていると、どうやらMさんが少し寒くなってきたようなのでランディング。夏はメチャ暑い砂浜も、この時期はぽかぽかと暖かくてとても快適。私も気温を甘く見た服装で飛んでいたため寒かったので、やはりまだなるべくフライトスーツを着たほうが良いようです。


                  

 あとは、先ほど衣笠ですっ飛んでしまったOさんともソアリングできれば完璧なんですが、また少し風が弱まったようなので体験フライトはいったん休憩。練習生の皆さんのサポートや海岸に降りた人の回収をしていると、またソアリングコンディションに好転してきたようなので、こんどは寒くないように二人ともフライトスーツを着用してテイクオフ。
 防寒もOKなのでなるべく長時間飛び続けるつもりでしたが、Oさんが少し酔ったようなので今回も25分ほどでランディング。弱めの風だったので正確なコースをトレースする必要があり、旋回が多くなってしまったのがいけなかったでしょうか。でも、先ほどの衣笠でと違い、遊覧を楽しんでいただくことはできよかった。

                        

 4時ごろからはソアリングが初めての練習生のかたもこれぐらい上昇できたので、まずまずといった本日の高塚エリアでした。
 明日はまた微妙な風向の予報。飛べないような風ならば仕事を休ませていただき、昨日の授業参観の振り替えで休校の子ども達と遊ぼうかと思っています。



 

考えぬかれたフォーメーション

2011年04月16日 | 仕事
 すぐに強風になるようなのでスクールは見合わせ、今年はじめた練習生のお二人にクラブ入会の手続きをしていただくことに。クラブの主な目的はやはりエリア維持にあると思うので、新たに入会する人にはそのへんを正しく意識してもらえるよう説明…していたら、やっぱり外はすごい強風になってきました。もう飛べないのは解ったから、そこまで強く吹かなくてもいいのに。

 てっきり先週だったと勘違いしていた、小学校の授業参観が本日の午後からだとのこと。スクールはできなくなったので、それなら学校へ行かなくちゃです。国旗や校旗をかかげる校庭のポールにはコイノボリが泳いでて、なんだか面白いことをする学校です。


                

 受付で記入を済ませ、ウチの奥さんは長男のところへ、私は三男のところへと別れ、授業開始10分前の一年生の教室に行くと、何かとても違和感があるけど、それがなんだかハッキリしません。なんだろー、おかしい、何かが変だ…いえ、変なのは私でした。三男は今月から二年生なのに、私は一年の教室に来てしまったのでした。あとで知りましたが、ウチの奥さんも長男の教室を間違えたようで、さすがです、両親ともにマヌケです。
 二年の教室へ移動すると、すでに父母が大勢いたので私は廊下で立ち見することに。本日は土曜なので、少人数ですがお父さんも混じっているのが嬉しい。普段の私はもちろん土日も仕事のため平日の授業参観に行くことが多く、当たり前でしょうけどやはり来ているのはお母さんたちばっかりなので。
 チャイムが鳴って授業開始。おや、担任はきれいな女の先生ですね、うらやましいな三男…って、あれ、なんだ、どーした?

                    
教科書が見当たらないらしく先生が探してくれてます。忘れてきたんですね、親の顔が見たいですね、子どもの学年と教室を間違えるような親ですよーきっと。

 どうやら国語の教科書がないようです。机の中にもランドセルの中にもありませんね、井上陽水の歌みたいですね、♪探すのをやめたとき見つかることもよくある話♪らしいですが、家に忘れてきたんでは見つかりませんね、すいませんね先生。やはりないので、隣の席の女の子の教科書を一緒に見せてもらうことで授業続行。
 隣の女の子もゴメンね、あなたには保育園の時から面倒かけてる…って…ん?…あ…これは…解った…この状況の意味することが解った、解ってしまったぞっ!
 一年間かけて、三男はいまや校内の『世話のやける子リスト』の上位にランキングされている。なので二年になったいま教室の席は、世話がやける子の指定席である先生に近い一番前に。さらに、先生だけではカバーできない場面をもぬかりなく想定、世話役&お目付け役として、頭も性格も良いシッカリ者の女の子を隣の席に配置(もうこの場合『配備』か)されている…うん、そうだ、そうに違いない、三男がしでかす状況変化に対して柔軟に対応できる、よく考えぬかれた盤石なフォーメーションだ。そして、不幸にもウチの子の隣の席になっちゃった女の子、あきれることも多いと思うけど、どうかこれからも面倒をみてやってね、ねっ、ねっ、ねっ。


                   
 すでに教科書の有無は関係なくなってますね。鉛筆に刺してじっと見つめる消しゴム、キミはその中に宇宙の深遠でも見えているのか?

 う~ん、授業なんか聞いちゃいないなー三男。あんた大丈夫かー、どっかから届いた電波を受信してないかー。
 なんだか、だんだん恥ずかしくなって居心地が悪いので、二年生の教室からコソコソと撤退することに決定。私は安寧を求めて四年生の二男の教室へ移動。二男は勉強の要領が悪いけどおとなしくて真面目なので、そこにはきっと私の求める心の平和がある、あるに違いない、あってほしい、ないと困る!


               
 のび太くん見っけ! いえ、この春からとうとう私と同じように、メガネが標準装備化されたウチの二男です。

 二男の授業を覗いたあと、いつもなら長男の教室へもと慌ただしく移動するのですが、長男は授業ではなく来月ある修学旅行の説明会を母親と一緒に聞いているので、今回は二クラスだけの移動ですみラクチン。
 そっかー、修学旅行かー、いいなー、枕投げしたら楽しそうだなー。