AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

忘れてました

2011年05月31日 | 仕事



 なんてことでしょう、こんなに早く、まさか5月に梅雨入りするとは思いませんでした。しばらく前からの前線のかかりかたを見て、『こりゃ、ほとんど梅雨だな』と思ってはいあしたが。平年より二週間以上も早いことになるのでしょうか。でも、入ってしまったものはしかたない。それに、雨が毎日のように降るわけでもなく、本日のように晴れて風も良さそうな日もあるので、こういう日を逃さずに飛ぶだけです。
 高塚エリアは弱めの南風のソアリングコンディションが続いた後、2時半ごろからはテイクオフするのが危ぶまれるほどの強風になってしまいましたが、ロングビーチを超えて赤羽根港までの往復をしてきた人もいました。もう少し長く、夕方まで飛んでいられるとよかったのですが、明日はまた雨のようなので、梅雨の合間の日としてはありがたいことです。
 昨年の梅雨は、意外に飛べる日が多かったような気がするので、今年もそうなってほしいものです・・・って、ちょっと待て、なんか忘れてるぞ私・・・
 あ~っっ、そうだっ!! ホタルを見に行くの忘れてた!! 明日から6月だし、これはもう遅いかな。昨日は台風の影響で雨と風が激しかったことだし。
 ただいまの時刻は午後11時20分。明日は雨のようだし、ダメモトで今から車で3分の小川まで行って見てきます。

予報より良い風に

2011年05月25日 | 仕事
 体験フライトのお二人の女性の到着を待って高塚へ。南西の風という予報でしたが、実際にはほぼ真正面からの南風。風向はベストなものの少し弱いので、体験フライトはもっと風が良くなってからにして、まずは練習生の皆さんからすっ飛び開始…って、あれ、なんだかいつもの平日より練習生のかたが多い。皆さん仕事がヒマなのでしょうか、それともサボって来たのでしょうか。



 練習生の皆さんに何回かすっ飛んでもらったあと、午後になって少し風が良くなったところで体験フライト開始。良くなったといっても弱めの風でしたが、なんとかお二人の女性に20分ほど遊覧飛行していただくことができ、ここのところ風に恵まれなかったので本日も心配だったのですが、久しぶりにソアリングできてヨカッタ。



 その後、もう少し風が強まったところで、全員ではないものの練習生のかたもソアリングでき、午後5時すぎになって回数も十分にとんだということで活動終了。私は乗っておきたい試乗機があったので、皆さんが後片付けしている間にテイクオフ。性能が良いのか、私が軽すぎるのか、弱めの風にしてはラクに上昇して獲得高度は十分。しばらくソアリングしたあと、トップランディングしてこんどこそ活動終了…と思ったら、西の方へ飛んで行った人がいてまだランディングしていなかったので、他の皆さんは先に帰っていただき、最後の一人を回収して6時ごろ帰途へ。
 予報より良い風の一日になって幸いでした。

やっと入荷

2011年05月24日 | 仕事
 練習生のかたからご注文いただいたハーネスとパラシュートが、予定を大幅に超過して遅れまくってようやく入荷。先にハーネスのほうは日本に入荷していたようですが、パラシュートがなかなかメーカーから送られてこなかったとのことです。
 え~と、このパラシュートはどこの国の製品だっけ。ん~と、そうか、スペイン製ですね…こら、スペイン人、もっとしっかり働かんかい! 日本じゃいま震災の影響で働きたく…(← またスペインへの罵詈雑言がはじまって、なかなか止まらないので割愛)
 さっそくご本人に来ていただいて、ハーネスやアクセルシステムの調整。まだ経験の浅い練習生のかたなので、シミュレーターでアクセルを踏んだり、パラシュートをコンテナから引き出してもらったりするので、これだけでかなりの時間を使います。なので、こういう飛べない天気の日にじっくりやって、十分に構造や機能を理解してもらいます。



 こまかい調整を終えて、やっとお渡しすることができましたが、三か月あまりもお待たせしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。ん~、いくら輸入品とはいえ、三月はちょっと長いよなあ、やっぱり。こら、スペイン人! 次からはもっと…(← 割愛) 

こんどは日除け張り

2011年05月22日 | 仕事

 風は悪そうだし、お昼頃から雨も降る予報なので、いっそスクールは中止にしようかと思っていたら、高塚の海岸に日除けを張る作業をするという連絡が入ってきました。え~、そうなの、また作業なの、ホントにどんだけ作業が好きなの皆さん。
 夏の高塚エリアは、ランディングしてから回収が来てくれるまで海岸で待っていると、暑さと日差しが猛烈に厳しくて倒れそうになってしまうこともあるので、その対策に日除けになる避難場所を作るのです。ん~、作業はいいんだけど、それなら高い所に手が届くように脚立とか必要ですね。そんなわけで脚立を二つ車に積んで高塚へ。
 海岸のこの場所は本来、地元の漁師さんがたが仕事に使ったり、地引網に来たお客さんたちが休憩したりするスペースですが、漁師さん方のご理解を得て私たちは機体を片付けたり車を入れさせてもらったりしてます。
 地引網のお客さんが来たときはブルーシートを張って日除けを作れるよう、そのためにもとから木材でフレームが組んであるので、そこへブルーシートではなく農業用の黒いネットを張って日除けに。見た目より丈夫なネットなので、台風などの強風に見舞われなければ一夏もってくれます。気温が高いのはどうしようもありませんが、これで日差しの直撃からは逃れられ、なんとか過ごすことができます。
 作業を終えて皆でテイクオフへ戻ると、予報どおりに雨が降ってきてしまいました。もちろんもう飛べませんが、とりあえず作業はできたので苦笑しつつ解散。ほんとに作業ばっかりしてるなあ最近。
 

乱流

2011年05月21日 | 仕事


 午前中は西風のようなので衣笠山へ。風向がいまひとつなのでテイクオフ近辺しか飛べない条件ですが、午後になってやはり少しずつ南西に変わってきたようで不安定な風になり、翼が突然に70%ぐらい潰れるという、びっくりするようなことが。もちろん機体は回復して無事で、その後は普通にランディングまで到達できましたが、あれだけ大きく機体が潰れるのは珍しいことです。衣笠山で飛ぶのはやめにしてダメモトで高塚へ移動。


 高塚へ到着すると、また有志による安全ネット張りの作業が始まってましたが、皆さん働き者というか、どんだけ作業が好きなんでしょう。
 午後4時ごろまで待ってみましたが、昨日のような好転の気配はなく西寄りの風のままなので、さすがに諦めることにして解散。明日もいまひとつな予報ですが、とりあえず高塚へ行ってみる予定です。

機体のおかげで

2011年05月20日 | 仕事
朝、箱根のパラグライダースクール・パラフィールドのMさんから、今日は箱根が強風で飛べそうもないので、高塚へ飛びに行きたいとのご連絡アリ。もちろん歓迎なのですが、こちらの予報も南西で、そうなってしまうと高塚で飛ぶのもイマイチです。いずれにしても私はいちおう高塚でスクールの予定にしているので、Mさんたちにもお越しいただくことにして出発。
 本日は、練習生のSさんが、お母さんを連れてきてタンデムで体験フライトする予定なので、それもあって予報より良いなんとかソアリングできる風になってほしいのですが。
 到着するとやはり風向は南西で、強弱もあって不安定でテイクオフが難しいので、様子を見ながら好転を待つことになり、お昼すぎごろから風向が少し良くなったところで、とりあえず練習生のかたはすっ飛び。
 本日は三ヶ日エリアのほうも風が悪いようで、浜名湖パラスクールの皆さんもおいでになり、そしてはるばる箱根からMさんたちもご到着。すると、遠方から来たMさんたちへのご褒美なのか、風向は南南西になって強さもややよくなってきて、うまく飛べばソアリングできそうなコンディションに。


 
さっそくフライト開始の箱根の皆さん。
 

 Sさんのお母さんとタンデムで飛びたいのですが、できればすっ飛びではなくソアリングしたい。そういえば、今から25年ほども前のことですが、このSさんのお母さんのお店で、若かりし私はラーメンとオデンをおごっていただいたことがあります。今こそ、その時のご恩を(?)頑張って飛んでお返しするのだ私。
 でも、性能が良い機体はなんとかソアリングできるようになっていましたが、タンデム機では微妙な風なので悩んでいると、かなり強めの風になってきたようなので、ダメモトで試しに飛んでみることに。
 箱根のMさんはタンデム機の試乗機も持ってきており、その新しい機体を拝借できることになりました。私のウデはともかくとして、これで機体性能は確実にアップ。ソアリング成功確率がその分高まったのでGOです。
 強めの風なので、お母さんが転倒しないよう皆にアンカーしてもらってテイクオフ。あ、このタンデム機、とても動きが良い。タンデム機なのに、狙ったラインを細かくトレースできる。というわけで機体性能のおかげでソアリング成功。あ~、よかった。ほんとに機体のおかげだなー。





 南西の風だと高度維持できる空域が限られるので、このように密集してしまい少し飛びにくいのですが、皆さん、タンデムの私に遠慮してくださるので助かりました。風は強いので、ときどきトリマー全開にするときがあり余裕はあまりありませんが、お母さんに上空からの風景を眺めていただけてヨカッタ。 その後は強風になり、初級機だと危険と思えるぐらいになったので、残念ながら練習生はフライト中止。性能が良い機体でもけっこうアクセルを使っているので、これはさすがに強すぎる風になってしまいました。
 箱根の皆さんのフライトと片付けが終わり、5時半ごろ解散して帰途へ。明日も南西の風の予報なので、予報がハズレて南南西ぐらいの飛べる風になってほしいと願っています。

 本日の高塚の動画 → けっこう西寄りで強風

なんだか皆さん頑張ってた

2011年05月19日 | 仕事



 南西だった風向は昼ごろから正面の南風になり、ソアリングするのには少し弱い風でしたが、テイクオフにはちょうど良いので、練習生の皆さんはせっせとすっ飛び。
 なぜだか皆さん、今日はとても飛行回数がとても多く、いつもの2倍ぐらい頑張っているように思えましたが、風向が良くてホールドがしやすい、テイクオフにちょうど良い風だったからでしょうか。
 高塚エリアはすっとんでしまうと本当に飛行時間が短いですが、回収が早くて数はこなしやすいので、一日に5回ぐらい飛ぶとテイクオフが上達すると思います。すっ飛びを厭わずに頑張ってください。

高所恐怖症だったのか

2011年05月18日 | 仕事

 少し強めのソアリングコンディションだった衣笠山から帰ってきて、ずっと放置してあった、店の外壁から脱落した『A』と『I』の文字ブロックの修理作業をすることに。実は、面倒だから手をつけなかったというわけではなく、一度ハシゴを使ってやろうとしたら、とても怖かったので先延ばしにしていたのでした。しかし、このままではやっぱりイカンので今日こそ決行。

この高さが、なんだか嫌で、とにかく私は怖い><

 とりあえずハシゴをかけて登らないことには始まらないので、伸縮ハシゴをいっぱいに伸ばしてやってみると、ガクガク揺れるのでやっぱり怖くなって途中までしか登れません。冗談ではなく、本当に怖いのです。う~ん、普段は回収なんかでもっとずっと高い木に登ったりしてるのに、こう不安定に揺れると倒れそうな気がしてダメです。そして横風が強いのもさらに不安をあおります。
 それならと、脚立を両側にロープでしばって合体。ついでにハシゴの上端も照明のアームに固定して、これならまず大丈夫。それじゃいくぞ~と、接着剤をベッタリつけたブロックを持って…あ、文字ブロックを持つから登るときに片手しか使えない、二点支持で登るのは嫌だけどしかたないな。
 それにしても怖い。もう無意味に怖い。いちど、チラっと下を見たら足がすくんだので、本当はかなりの高所恐怖症なのでしょうか私。楽しく飛んでるのと、不安定なハシゴを登るのは、まったく違うことなのが解りました、わずか数メートルの高さが怖いです。もう絶対に下は見ないことに決めて、毎秒20cmゲインぐらいでぎこちなく、アイガー北壁を登る覚悟でアタック開始。でも、さすがにヘルメット・クライミングハーネス・シュリンゲ・カラビナなどを装備するのは、大げさに思えてやめました。やっぱりここは、いつもの木登りがほとんどそうであるように、フリークライミング(?)で勝負したい。
 頑張れ私、故上村直己を超えるのだ。ついこの前、山岳マンガの『岳』を13巻まで読破したじゃないか、新田次郎の小説は『孤高の人』も『強力伝』も『富士山頂』も『八甲田山死の彷徨』も読んだじゃないか、関係ないけど。

   『A』のほうはかなり重いので、接着剤が硬化する前に落ちるかと思いましたが、なんとか耐えているようなのでハシゴで一晩おさえておくことに。
 他のブロックが落ちたら、またこの(私にはとても)怖い作業をするのかと思うと、頼むから脱落しないことを願うしかありません。あー、怖かった。
 あ…仮止めに貼ったガムテープをはがしてくるのを忘れてる。どうしよう、もう登りたくないです。

伊勢湾フェリー

2011年05月17日 | 仕事
 豊橋市役所の職員のかたから、取材の協力依頼の電話がありました。パラグライダーのことを、新聞でも雑誌でもテレビでもなく、市役所の人が取材ってなんだろうかと思ったら、JTBが定期的に発行している旅行情報のフリーペーパーにこの地域を取り上げるので、豊橋市役所もその取材に協力するようです。でも、そういうのって、普通は観光協会とか商工会の仕事のような気がする…とか考えていたら、れいの、いったんは廃止を発表して、その後は県や市の支援で存続することになった、伊勢湾フェリーの収益アップに少しでもなれば…という趣旨のお話でした。民間企業として立ち行かなくなったところへ、赤字でも存続させるため公共のお金をつぎ込むので、自治体としても「どげんかせにゃいかん」ということでしょうか。
 伊勢湾フェリーには我が家も一昨年、子ども達の夏休みで鳥羽水族館へ遊びに行ったとき、伊良湖岬からの往復で利用させてもらい、とても他のいいひと時をすごすことができました。途中でイルカの群れを見る幸運にまで恵まれたし。なので、そういうことでしたら喜んで協力させていただきます。私たち以外にも、これから鳥羽へ遊びに行くであろう子ども達のために、楽しい思い出になるフェリーボートは存続してほしいですから。



鳥羽へ行ったとき撮った写真。片道1時間の楽しい船旅でした。廃止じゃ悲しいから頑張って!


 伊良湖岬までの渥美半島の観光地を回った後、3時ごろ高塚のよこの青少年の家にも寄るとのことなので、風向も雲行きも怪しい感じでしたが、いちおう飛べるように準備をして高塚の近くのコンビニで待ち合わせ。役所の人と編集者さんの二人でおいでになるかと思ったら、5人で動いているのでしっかりした取材みたいです。
 実際に飛べなくても、テイクオフする直前のような写真が撮れればよいとのことなので、さっそく車から機材を出して機体を広げようとしたら、なんと雷鳴とともに雨が降ってきちゃいました。この雷は真上で鳴っていてヤバイ感じなので、皆で車に避難して雨がやむのを待つことになりましたが、地面はしっかりビショビショに濡れてしまいました。


 機体が濡れるのはいやでしたが、そんなことも言ってられないので、心で泣きつつ笑顔で準備。しかし風向が悪いので飛ぶのは無理。結局、編集のかわいい女性を、これからテイクオフしようとする練習生みたいにして撮影。曇り空で雰囲気はイマイチなので、もしダメなら、私がこれまでに撮った写真の中から、キレイなのを選んで使ってもらうことになりました。
 頑張れ伊勢湾フェリー。

シーズンはじめの草刈り

2011年05月15日 | 仕事


 目が腫れてしまいました。私はネコなどの動物にアレルギーがあるので、どうやら昨日さわらせてもらったブタさんがいけなかったようです。そういえば子どもの頃、ウサギやモルモットを触った手で目をこすって腫れたこともあったっけなあ。それとも昨日のブタさん、可愛いペットなのに、一瞬『美味しそうだ』とか思ったのでバチがあたったのでしょうか。

午前中は弱い西風で、午後から西南西~南西の風になるらしいので、スクールは衣笠山でスタート。
 やはりかなり弱い風でしたが、練習生の皆さんは2~3回すっ飛んで、正午ごろになって南風に変わったところで高塚エリアへ移動。
 西南西~南西の風という予報なので期待はできませんが、本日はクラブの五井山エリア草刈作業日なので、私たちは高塚エリアの方の草刈りをやるつもりです。高塚の本来の作業予定日は7月ですが、この時期はそれまで放置しておくとどんどん草は伸びていくし、草刈りは年に1回で済むはずはなく、春から秋までの期間に3回~4回はしないとダメなので、伸び始めのこの時期にまず1回目をやっておくことにしました。
 この前あらたにクラブで購入した乗用型草刈機という新戦力もあるし、本日はとうとう化学兵器(?)も投入することにして、機械で刈りにくい場所に除草剤を噴霧しちゃおうと思います。あとあとラクしたいだけなんですが。
 皆さんやっぱり、ゴーカートみたいな、新しい乗用型草刈り機に乗って遊びたい…もとい、作業したいようで人気があります。あの~、皆さん、それオモチャじゃないんですけど…いや、オモチャですかね、楽しそうだからいいか。
 乗用式・自走式・肩掛け式という、3種類の草刈機を使う械化部隊が駐車場からテイクオフまで全て刈り、機械でやりにくい部分へ除草剤を。この前ウチの裏庭に撒いた除草剤はよく効いたので、ここでも効いてくれると助かります。
 結局、予報通り風向は悪いままで、3人ほどが無理気味にテイクオフしただけで、他の皆さんはとりやめて5時ごろ解散。作業、お疲れ様でした、ありがとうございました。

 楽しく遊んでいる 頑張って作業する皆さんの動画→ http://www.youtube.com/watch?v=nTbwVJWFsu4