AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

ちょっと遅かった

2010年03月31日 | 仕事
 スクールのため衣笠山へ出かけたついでに、山の南側のふもとにある藤七原湿地へシデコブシの花を見に行ってきました。時期的にちょうど見頃かと思っていたのですが、少し盛りを過ぎていたようでもう一週間ほど早く見に来ておいたほうがよかったようです。

田原は北西風で豊橋は南風

2010年03月30日 | 仕事
 初心者が飛ぶのには少し北西の風が強すぎるようなので、今日はスクールはやめにしようと思って店にいると、お昼頃になって半田のNさんがおいでになり「高塚は南風のようだから飛びたい」とのこと。あれ? ここは北西の風がこんなに吹いてるのに高塚は南風なの? 風向・風速計の故障かな? いや、春先だからそういうこともあるかなとか思っていたら、高塚に来ているというSさんから「南風ですけど誰も来ませんか?」という電話が。あら、ほんとに南風なんだ。それならばと近くに住む練習生のTさんに連絡して呼び出し、スクールもすることにして高塚へ出発。
 到着してみると強い南風が吹いており、Nさんがテイクオフしてソアリング。続いて練習生のTさんもソアリングしたのですが、強めの風なので早めに降りてもらったほうが良いかなと思っていたら、短時間で風が弱まりその後は風向も南西に変わってしまったのでした。これから4月にかけてのしばらくは、午前中は北西の風でごごから南風になったりすることもよくあるので、衣笠エリアに行くべきか高塚エリアなのかで迷うことがある時期です。

だめかと思っていましたが

2010年03月28日 | 仕事
 朝からとても穏やかな北西の風が続き、ベテランの皆さんは早い時間に見切りをつけて帰ってしまったのですが、私たちスクールは短時間のすっ飛びを繰り返しながら残っていると、3時半ごろから風がよくなってソアリングコンディションになり、練習生の皆さんも高度を上げて山頂に取り付いて飛ぶことができたのでした。本当は私も『今日はもう良い風にはならないだろうな』と思っていたのですが、帰らずにスクールを続けていて本日は正解だったのでした。ん~、しかしよく解らない天気が続くなあ。春はホントに天気が難しい。

もったいない気もするけど

2010年03月27日 | 仕事
 古くなって使わなくなった機材を皆さんがウチに置いていくのですが、それがまた少し溜まってきたので廃棄のため市の処分場へ。リサイクルできる物は分別して区分けされた場所に置いてくるのですが、パラの機材の場合は残念ながら焼却処分されるそうで、このように焼却炉行きのカゴに入れるように指示されます。この処分場は基本的に田原市民は無料で捨てさせてもらえるのですが、私の場合は業者ということで有料になり、本日は500円ほど支払って…あれ? 料金が高くなったのかな。今回は量が少なかったのに以前の倍ぐらいの料金みたい。でも、使わない物を溜めておいて店内や格納庫のスペースがなくなるのは困るので、有料でも引き取ってもらえるのはありがたいことです。
 ハングの古い機体も溜まってきているので処分したいのですが、パラと違ってハングは分解・分別にとても手間がかかるので放置したまま。ハングのアルミパイプは「鉄クズ屋さんに持っていって売ればお小遣いになるんじゃない?」と皆さんも言うし、いいかげんに片付けないとイカンなあ。

卒園式

2010年03月26日 | 家庭
 三男が保育園を卒園する日になりました。兄弟三人ともこの保育園に通ったのですが、三男は長男と次男よりも低年齢である一歳半から面倒をみてもらったので、けっこう長期間をここで過ごしたことになります。これで送り迎えをすることもなくなり、私もここに来ることがなくなるのかと思うと少し寂しい気がします。保育園の先生方、本当にお世話になりました、ありがとうございます。
 十日後には入学式があって三男は小学一年生。ランドセルや勉強机も買ってきて準備はOK。あとは毎日元気に登校してくれるのを願うばかりです。
 

ツバメ飛来

2010年03月22日 | 仕事
 春分の日の振り替え休日。店の軒先に今年初めてツバメが飛来。毎年のことですがどの場所に巣を作るか、あるいは前からある巣を再利用するのかをチェックしているようです。春分の日が過ぎてツバメも来て、いかにも春っていう雰囲気で暖かいのに、風だけは強いのは残念で本日予定していた体験フライトのお客様にも中止を伝えることになりました。例年どおりなら来月からは飛べる日も多くなってくると思いますが。
 近くのサンテパルクという公園でイベントをやっているそうなので、そりゃ幸いと子どもたちを連れて出かけて行くと、普段はない遊具が設置されていたり露店なども出ていて祭りか縁日のよう。子どもたちを夕方まで遊ばせて買い食いさせて『三連休の最後の日に遊びに行った』という事実をつくって帰ってきたのでした。でももうすぐ春休みに入るので、そこでも一日は何処かへ出かけないとイケナイだろーなー、やっぱり。
 画像の三男は、幼児用のトランポリンで遊んでいるところで、逃走防止のためオリに入っているわけではありません。

まだ作業があったのか

2010年03月21日 | 仕事
 私たちがお世話になり飛ばさせていただいて衣笠山の地元・白谷地区で、年に一回の地区住民の総会が行われる日です。地区住民各戸の代表者が全員出席する場なので、この10年ほどは毎年続けて私たちも末席に加えていただき、総会が始まる前に年度初めの挨拶と献酒をしたりしています。
 本日は強風でスクールはできないし、総会での挨拶も済んだので帰ろうかと思ったら、一緒に挨拶に行ったクラブ会長のMさんたちが、ランチャー台の作業をすると言うので私もテイクオフへ。ペンキ塗りの作業をするとのことですが、あいにくにも珍しくも私はネクタイ締めてジャケットという姿(白谷の総会へご挨拶に行くときは、毎年わりとマトモなかっこうです)。車の中にも作業着がなかったのでペンキを塗ることはできず、広くなったランチャー台の車止めのためのチェーンを付け替える作業だけして退散。すいませんでした、作業もするならツナギや長靴を用意して来たのに。
 明日も振り替え休日で世間は三連休ですが、残念ながら強風で飛べないようです。子どもも三連休ですが遊びに連れて行ってないので、どこかへ出かけることにしますかね。

日没ごろ前線通過

2010年03月20日 | 仕事
 また前線が通過して午後~夕方にかけて南風が強まるかもしれないという予報ですが、高塚エリアは弱い東~南東の微風が続き、少し条件が良いときになんとかすっ飛びしたり、スタ沈回避のためウエイティングするようなコンディション。
 夕方4時ごろになって南東の風が強まりはじめたところで練習生の皆さんに2回目のテイクオフをしてもらいましたが、やはり風向がベストではないためすっ飛び。さすがにあきらめて機材を片付けはじめた5時半ごろになって風向が南に変化。帰らずに粘っていたベテランのAさんが日没まで30分ぐらい飛ぼおとテイクオフしてソアリングし、続いてIさんもテイクオフしたのですが、とても荒れて乱れた風だったとのことで、安全のため短時間でランディング。お二人を回収してテイクオフへ戻ると南・強風になっており、AさんとIさんのテイクオフ直後が前線通過だったのかもしれません。高度の低い高塚エリアだったからすぐにランディングもできてよかったのですが、Iさんは久しぶりに飛んでいて怖かったそうです。

雨には勝てず

2010年03月18日 | 仕事
 午前中は北西の風、午後から南風、夕方~日没ごろから雨という予報。午前中は衣笠山ですっ飛び、南風になったのを確認して正午過ぎに高塚へ移動。高塚エリアへ到着するとまあまあの強さの南風だったので、準備をしてベテランも初心者もテイクオフしてソアリング。曇り空だけど雨は夕方まで降らない予報だし、このまま夕方までの長時間みなさんに飛んでてもらえる…と思っていたら、予報よりも早く2時頃になって雨が降り始めてしまったのでした。
 小雨なら様子を見ながら飛び続けたいところですが、残念ながらけっこう降ってきたので急いで全員ランディング。春先の予報はアテにならないねと皆で苦笑しながら撤収してきたのでした。2時間~3時間ほど飛べるかと思っていたので残念。

誰でもできる?

2010年03月14日 | 仕事
 飛べそうな風が吹くという予報なので練習生の皆さんは集まってくださったのですが、実際には朝からかなりの強風ですぐに風が弱まるとは思えない状況。とりあえず様子を見ることにして店で皆さんと雑談していると、スタ沈・山沈・ツリーランディングなどで木に引っかかった場合の緊急時の昇り降りの話になりました。
 初心者が高い木の上に引っかかってしまった場合、経験がないのに一人で高所から降りようとしたり、慣れていない樹上で機体の回収作業をするのは危険なので、私たちのような回収・救助班(?)が行くまでそのまま動かないでくださいと言っています。まー、当たり前ですが、一部の職業のかたを除いて『木登りが得意』だとか『高所作業に慣れてる』なんて人はいないと思うので、誰かがトラブルに陥ったときに回収・救助経験のある人たちと同行し、方法を見たり手伝ったりしながら少しずつ自分でも出来るようになるのが良いのだと思います。とくにエイトカンのような専用道具は使い方を習熟してないと危険で、知識として解っているからと使ってきたりするのは危なそうです。正式な使用方法を登山愛好家や経験者・熟練者から習ったとしても、その後に使うことが長期間なくあるとき困ったからといって突然に使うことは正確な使用法を忘れていそうですし、「ロープワークは身を滅ぼす」という逆説的な名言もある(?)ぐらいです。それに、難しい風でも無理にテイクオフして安易・頻繁に沈するよりも、自分の技量で無理のない風を選んで飛び、そうでないときはやめておくような姿勢でパラをやる人になってほしいなといつも思いますし。
 そんなこんなで、初心者のかたに緊急時に一人で木から昇り降りする方法を教えたりすることはないのですが、この方法なら特別な道具も用いず簡単・安全かなというのがあるので(基準はコノ私にもできるという点でハードルが低い)、ヒマつぶしもかねてその方法を体験してもらうことにしました。でも、この昇り降り方法も私は実際の現場で使ったことはまだありません。たいていの場合はこの方法でないと登れないような高所には引っかからないのと、回収・救助は居合わせたベテラン経験者たち(?)と大勢で一緒に行くことが多いので、少数や単独でなんとかしようとすることがまずないからです。
 この方法では登るのも降りるのもハーネスを装着したままで足と手を使い、ハーネスにぶら下がって両手足を離して休憩する時間も作れるので、特別な体力を要求されず誰にでもできるのが利点です。私たちが店の天井からぶら下げたロープで昇り降りするのをこっそり見ていた子どもたちは、どうやら『オジサンたちが楽しそうなロープ遊びをしている』と思っていたようで、皆さんが帰った後で自分たちもやりたいと言い出しました。誰でもできそうといっても、では子どもだとどうなんだろう?
 試しにやりかたを見せてからアドバイスをしつつ三人にさせてみると、保育園児の三男は全然ダメな感じ(てか、幼すぎて説明しても意味が解らない?)、小2の次男はもうひとつ手足を上手く連携して動かせないのと力が足らない感じで惜しくもダメ、小4の長男はすぐに理解でき身体も上手く使えてOKという結果でした。なので、10歳児↑ぐらいなら誰でもできるということで…てことは、私もかろうじて10歳ぐらいの体力・知力はまだギリギリ保持しているということですか? そうですか?