夏休みの最後になって慌ててしている『子どもサービス強化連休』の続きです。テントで一泊のキャンプをするつもりでしたが、銀行に出かけたり店の雑用をしていたら11時になってしまいました。これからキャンプ用品の準備をして食材の買い出しなどもしているとさらに時間がかかり、途中で遊んだりする時間がなくなってしまう。ということで、予約していたキャンプ場に連絡して、テントでのキャンプからコテージの宿泊に変更してもらいました。これならキャンプサイトの設営をしないので時間に余裕がもてるし、急に雨が降ってきたりしても安心です。当初は三重県のキャンプ場を考えていましたが、昨日は鳥羽へ出かけてしまったので目的地を西から東へ180°変更。浜松市を通り過ぎて磐田市・天竜川の河口にある竜洋海洋公園オートキャンプ場というところへ行くことにしました。ネットで調べたところ、公園内にはキャンプ場の他にプールやお風呂や食事ができる施設もあり、到着後は車で移動せずに一か所で遊んでいられそうだったのでそこに決定。
急ぐことなく車を走らせて2時間ほどで現地に到着。河口なので近くには民家もなんにもない、フラットで広々とした良いところです。見渡す限り山がいっさい見えないのがまたイイです。すぐ近くにモーターパラのエリアがあるはずですが、平日だし飛んでいないのが私の精神衛生上にイイです。これでウチの近所にも林立している風力発電機がなければもっとイイのですが、この公園一帯の電力は発電可能時にそれでまかなわれている『エコな施設』というのもウリらしいのでしかたありません。キャンプ場に入れるのは午後2時以降だということなので、夕方までプールで泳いで公園で遊んでお風呂に入ってからコテージへ。なんていうか、とてもきれいに整備されたキャンプ場です。芝生もよく手入れされて雑草など見当たらず、トイレや炊事場もとてもきれい。受付のスタッフの皆さんの対応も丁寧で大人だし(あたり前ですか?)そっかー、これが本当のキャンプ場というものかー、これまでワイルド&ラフ&アバウトなキャンプ(というかテキトーな場所でテントを張っての野宿)しかしてこなかった私にはまるで楽園のように思えるぅー。
テントサイトを通り過ぎてコテージに進んで行くと、子ども達にはテント中止を伝えてなかったのでモンクが出始めましたが、きれいな建物に入るとその不満は一変。フローリングのコテージの中には、テレビ・ウォシュレット付きのトイレ・お風呂・冷蔵庫・炊飯ジャー・電子レンジ・オーブントースター・電気ポット・コーヒーメーカー、箸やコップや鍋までほとんどの調理器具一式(ちなみにコンロはガスでなくIHでした)・エアコン×2台・8人掛けダイニングテーブル・掃除機などなど、キャンプ場にあるコテージというよりは普通にずっと住んでられる小さい家みたいです。そして、階段を登って上で寝られるロフトが気に入ったようで、無意味にロフトの階段を昇り降りして遊びはじめました。あー、初めてで珍しいから喜んでる、やっぱりロフトがあるタイプのコテージを選んで正解だった。よし、アンタ達、なんならそこでずっと永久運動のように昇り降りしてなさい。子ども達が寝静まってからテラスに出ると、海上の南の空の星がはっきり見えます。河口なので灯りがなく、田舎だと思っていた田原のウチの近所より星がよく見えたのがなんだか嬉しいのでした。
子ども達は枕投げではしゃいで寝たのは12時頃でしたが、朝は意外に早く7時前に起きてきたので朝食前に近所を散歩。屋内の掃除をしてから出るように言われていたので、子ども達にボーイスカウトやユースホステルみたいな『来たときよりも美しく』精神を説いて清掃&後片付けを指示。奇跡的なことに今回は、一泊したにもかかわらず三男が備品を一つも壊しませんでした。信じられない、どうしたんだ、体調不良か?
そして二日目の目的地は航空自衛隊浜松基地にある広報館『エアーパーク』。ところがここで異常事態発生。開館時間の9時を過ぎてから到着したのに、なぜか中に入れない車やバイクが道路脇に並び、門の前には人だかりが。なんだろう、開館時間は10時からだったのかな? いや、事前に調べたところでは本日は開館日だし、開館時間は9時に間違いないはず。それよりも、門の前に佇むこの男性たちの濃厚な『ヲタ』の気配はなんなんだ。自衛隊の作業用ツナギを着ている人、『航空自衛隊』と背中に大きくプリントされたTシャツの人、戦闘機用ヘルメットでバイクに乗って来てる人、カメラを三つも用意している人…うむむ、これは一目でそれと知れる『航空ヲタ』達だ、やはりここは航空ヲタたちが巡礼してくる聖地のひとつであったのか、なんだか雰囲気が異様だぞ、空を飛んではいるけどべつに航空ヲタではない私は近づきにくいぞー。
それでも事情を確かめたいので車を路肩に停めて歩いて行くと、閉められた門には無情にも下の張り紙が。
どういうこと? 予定外の停電ってなに? 目の前をジェット練習機が離陸していくから、基地は正常に機能してるようだし、広報館の通電状態だけが何か異常をきたしたの?
ヲタの皆さんは口々に「わざわざ休みをとって遠くから来たのに!」とか「今日は開館日とホームページに書いてあるのに!」とかモンクを言ったり、目が合うと肩をすくめて困ったときのロバート・デニーロみたいなポーズと表情で私に無言の同意を求める人とかいます。う~ん、予定外だよね、私も昨日、ネットで開館カレンダーを確かめたんだけど。しかし、私はともかく、聖地巡礼を阻まれたヲタの皆さんの怒りは大きいみたいだぞ、どうすんだ浜松航空自衛隊。三男も外から見えるセイバーに興味をもって、とても中に入りたがっているぞ、マズイ事態だぞ。
そうだ、この基地にはウチのスクールのTさんが勤務している。こうなったらTさんの携帯に電話して『開けろ~、開けないと、最終生物兵器・三男を基地内に投入して、浜松基地を壊滅状態にするぞー!』と脅迫してみ…てもしかたないので、子ども達に残念ながら今日は『臨時休業』で入れないことを伝えて、他の行先を考える緊急ミーティングを。ここから近い遊び場所をいくつか提案してみると、『浜松科学館』→却下。『浜名湖パルパル』→意外にも却下。『浜松動物園』→却下。フラワーパーク→花より団子なので却下。『浜名湖で遊覧船とかに乗る』→つい一昨日フェリーに乗ったから却下…うーん、それじゃあどうしよう。試しに『竜ヶ岩洞』と言ってみると、鍾乳洞や洞窟など見たことがないので興味をもったらしく肯定。私も鍾乳洞って沖縄本島の玉泉洞しか行ったことがありません。玉泉洞の中は広く大きくて鍾乳石がとても美しかったけど、ひどく蒸し暑くてサウナみたいなのが難儀でした。でも、竜ヶ岩洞の中はとても涼しいそうなので、こんな夏の日の観光にピッタリ(?)かもしれません。
竜ヶ岩山にはエリアがあり、私はまだ行ったことがありませんが、そこに登ってしまうとまた『仕事に来た』ような雰囲気になりそうなので、すなおに鍾乳洞だけを見学。長男はとても興味深げ、二男はちょっと怖かったみたいで、三男は…三男はところどころの水が溜まったポイントで『トレビの泉』みたいに観光客が投げ入れていった硬貨を拾おうとします。私はそれを止めるのに必死、ほんとに恥ずかしいからやめてね。
竜ヶ岩洞を出て、ついでに鳳来にある温泉&プールの施設で遊び(プールや風呂にばっかり入ってますね)、午後3時ごろに小雨が降り始めたので帰途へ。子ども達は楽しかったようでヨカッタ。でも、こんどは手抜きをせず、テントを張ってキャンプをしに行きたいと思います。
コテージっていうか、必要な物が全てそろった小さな家ですね。夫婦二人なら十分普通に住めそう。
急ぐことなく車を走らせて2時間ほどで現地に到着。河口なので近くには民家もなんにもない、フラットで広々とした良いところです。見渡す限り山がいっさい見えないのがまたイイです。すぐ近くにモーターパラのエリアがあるはずですが、平日だし飛んでいないのが私の精神衛生上にイイです。これでウチの近所にも林立している風力発電機がなければもっとイイのですが、この公園一帯の電力は発電可能時にそれでまかなわれている『エコな施設』というのもウリらしいのでしかたありません。キャンプ場に入れるのは午後2時以降だということなので、夕方までプールで泳いで公園で遊んでお風呂に入ってからコテージへ。なんていうか、とてもきれいに整備されたキャンプ場です。芝生もよく手入れされて雑草など見当たらず、トイレや炊事場もとてもきれい。受付のスタッフの皆さんの対応も丁寧で大人だし(あたり前ですか?)そっかー、これが本当のキャンプ場というものかー、これまでワイルド&ラフ&アバウトなキャンプ(というかテキトーな場所でテントを張っての野宿)しかしてこなかった私にはまるで楽園のように思えるぅー。
テントサイトを通り過ぎてコテージに進んで行くと、子ども達にはテント中止を伝えてなかったのでモンクが出始めましたが、きれいな建物に入るとその不満は一変。フローリングのコテージの中には、テレビ・ウォシュレット付きのトイレ・お風呂・冷蔵庫・炊飯ジャー・電子レンジ・オーブントースター・電気ポット・コーヒーメーカー、箸やコップや鍋までほとんどの調理器具一式(ちなみにコンロはガスでなくIHでした)・エアコン×2台・8人掛けダイニングテーブル・掃除機などなど、キャンプ場にあるコテージというよりは普通にずっと住んでられる小さい家みたいです。そして、階段を登って上で寝られるロフトが気に入ったようで、無意味にロフトの階段を昇り降りして遊びはじめました。あー、初めてで珍しいから喜んでる、やっぱりロフトがあるタイプのコテージを選んで正解だった。よし、アンタ達、なんならそこでずっと永久運動のように昇り降りしてなさい。子ども達が寝静まってからテラスに出ると、海上の南の空の星がはっきり見えます。河口なので灯りがなく、田舎だと思っていた田原のウチの近所より星がよく見えたのがなんだか嬉しいのでした。
子ども達は枕投げではしゃいで寝たのは12時頃でしたが、朝は意外に早く7時前に起きてきたので朝食前に近所を散歩。屋内の掃除をしてから出るように言われていたので、子ども達にボーイスカウトやユースホステルみたいな『来たときよりも美しく』精神を説いて清掃&後片付けを指示。奇跡的なことに今回は、一泊したにもかかわらず三男が備品を一つも壊しませんでした。信じられない、どうしたんだ、体調不良か?
そして二日目の目的地は航空自衛隊浜松基地にある広報館『エアーパーク』。ところがここで異常事態発生。開館時間の9時を過ぎてから到着したのに、なぜか中に入れない車やバイクが道路脇に並び、門の前には人だかりが。なんだろう、開館時間は10時からだったのかな? いや、事前に調べたところでは本日は開館日だし、開館時間は9時に間違いないはず。それよりも、門の前に佇むこの男性たちの濃厚な『ヲタ』の気配はなんなんだ。自衛隊の作業用ツナギを着ている人、『航空自衛隊』と背中に大きくプリントされたTシャツの人、戦闘機用ヘルメットでバイクに乗って来てる人、カメラを三つも用意している人…うむむ、これは一目でそれと知れる『航空ヲタ』達だ、やはりここは航空ヲタたちが巡礼してくる聖地のひとつであったのか、なんだか雰囲気が異様だぞ、空を飛んではいるけどべつに航空ヲタではない私は近づきにくいぞー。
それでも事情を確かめたいので車を路肩に停めて歩いて行くと、閉められた門には無情にも下の張り紙が。
どういうこと? 予定外の停電ってなに? 目の前をジェット練習機が離陸していくから、基地は正常に機能してるようだし、広報館の通電状態だけが何か異常をきたしたの?
ヲタの皆さんは口々に「わざわざ休みをとって遠くから来たのに!」とか「今日は開館日とホームページに書いてあるのに!」とかモンクを言ったり、目が合うと肩をすくめて困ったときのロバート・デニーロみたいなポーズと表情で私に無言の同意を求める人とかいます。う~ん、予定外だよね、私も昨日、ネットで開館カレンダーを確かめたんだけど。しかし、私はともかく、聖地巡礼を阻まれたヲタの皆さんの怒りは大きいみたいだぞ、どうすんだ浜松航空自衛隊。三男も外から見えるセイバーに興味をもって、とても中に入りたがっているぞ、マズイ事態だぞ。
そうだ、この基地にはウチのスクールのTさんが勤務している。こうなったらTさんの携帯に電話して『開けろ~、開けないと、最終生物兵器・三男を基地内に投入して、浜松基地を壊滅状態にするぞー!』と脅迫してみ…てもしかたないので、子ども達に残念ながら今日は『臨時休業』で入れないことを伝えて、他の行先を考える緊急ミーティングを。ここから近い遊び場所をいくつか提案してみると、『浜松科学館』→却下。『浜名湖パルパル』→意外にも却下。『浜松動物園』→却下。フラワーパーク→花より団子なので却下。『浜名湖で遊覧船とかに乗る』→つい一昨日フェリーに乗ったから却下…うーん、それじゃあどうしよう。試しに『竜ヶ岩洞』と言ってみると、鍾乳洞や洞窟など見たことがないので興味をもったらしく肯定。私も鍾乳洞って沖縄本島の玉泉洞しか行ったことがありません。玉泉洞の中は広く大きくて鍾乳石がとても美しかったけど、ひどく蒸し暑くてサウナみたいなのが難儀でした。でも、竜ヶ岩洞の中はとても涼しいそうなので、こんな夏の日の観光にピッタリ(?)かもしれません。
竜ヶ岩山にはエリアがあり、私はまだ行ったことがありませんが、そこに登ってしまうとまた『仕事に来た』ような雰囲気になりそうなので、すなおに鍾乳洞だけを見学。長男はとても興味深げ、二男はちょっと怖かったみたいで、三男は…三男はところどころの水が溜まったポイントで『トレビの泉』みたいに観光客が投げ入れていった硬貨を拾おうとします。私はそれを止めるのに必死、ほんとに恥ずかしいからやめてね。
竜ヶ岩洞を出て、ついでに鳳来にある温泉&プールの施設で遊び(プールや風呂にばっかり入ってますね)、午後3時ごろに小雨が降り始めたので帰途へ。子ども達は楽しかったようでヨカッタ。でも、こんどは手抜きをせず、テントを張ってキャンプをしに行きたいと思います。