AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

なんとかソアリングもできました

2006年04月30日 | 仕事
 一日体験に来てくれた人を駅まで迎えに行って、午前10時前に高塚エリアに到着。南東だった風向はその後はだんだん真正面の南風になってきましたが、上昇してソアリング可能なほどの風ではないので、練習生の皆さんにはまず一人2回ずつほど飛んでもらい、私も一日体験の女性とタンデムでテイクオフ。他のベテランの皆さんはもちろん、すっ飛びなんかしたくない、という感じでウエィティングを続けておられます。まっ、気持ちはよく判りますけどね、わずか1分ほどの飛行時間になってしまうわけなので。
 相変わらず弱い風が続く中、午後になってもう一度タンデムで飛んだところ、なんとかソアリングに成功できたので、それを見て他の皆さんも続々とテイクオフ。しかし、かなり弱い風のため、ソアリングに成功する人あり、失敗して短時間のすっ飛び飛行になってしまう人あり。そんなコンディションで、練習生の女性Fさんはソアリングできたわけで…えらいです、とっても。
 画像は、ランディング地点方向に消え去っていった私のタンデムが、10分以上たってからテイクオフ地点に復活してきたので、「あー、ソアリングできるんだ」と思いながら見ているクラブの皆さんです。

めちゃくちゃ大らかな世界がここにある♪

2006年04月29日 | 仕事
 さきほどクラブ員であるハングフライヤーのGさんから、私の携帯電話に着信あり。ここのところGさんとはお会いしていないので、久しぶりだなー、何か用事かなー、と思いながら電話に出ると、「今日は山形の十部一エリアで飛んだ、すっごく高くまで上がって良いコンディションだったー」とのことでした。「そりゃー良かった、こっちは曇りで風も悪くてねー」と私。しばらく二人でそのような間の抜けた会話を交わしていたのですが、Gさんは本日4月29日から5月3日にかけて、山形県・十部一山で開催されている、2006年度ハンググライディング日本選手権大会に、選手として本日から参加しているのでした。
 で、なぜ私に電話してきたかというと、大会に参加したところ、大会運営者から、所属都道府県連盟の推薦をもらってない人は、大会日程が終了するまでに推薦をもらっておくようにと言われて、私に連絡してきたそうです。
 ん~、すごい。普通そういうのって当然、申し込み前に本人が連盟に連絡して、規定にそって推薦書をもらってから参加申し込みするもんだと思う。でもって、推薦のない人を受け付けてくれる大会運営者もすごいし、大会終了までに連絡して推薦をもらっておいてね、ですませてくれるのもまたすごい。
 さすがハンググライダーの世界です。一年に一回、戦って日本一の選手を決める大会がこれです。もう、ほんとになんとも大らかですばらしい。私、そういう雰囲気はとっても好きです。やっぱりハングはスバラシイ!(?)
 がんばれGさん。きっと優勝してね。いえ、優勝はむりでも上位入賞してね。入賞できなくても、私に山形のお土産を買ってくるのだけは忘れないでね。

午後から南風に

2006年04月28日 | 仕事
 誰がどう見てもカツラだと解かる姉歯元一級建築士の公然の秘密が、いつ白日のもとにさらされてしまうのかと、他人事ではなくハラハラしていた男性は日本中に大勢いたことと思いますが、TVと新聞で報道されてしまった警察に連行される被疑者の頭部画像に、とうとうそのXデーが訪れてしまったか、マスコミと警察のしうちはあまりにもむごすぎると、悲しみにくれて涙したのはきっと私だけではないと思います。なんせあのカツラは、プロ野球パリーグ広報委員長だった故・パンチョ伊藤氏のものを彷彿とさせる不出来な物で、あれではハゲ頭を隠したいという本来の目的から外れ、逆に、私はハゲですと世間に向けて強くアピールしているような…いや、そういう話ではなく、本日はまず衣笠山へ。
 予報のような強風ではありませんが、昨日のように風向が悪いため気流が荒れ、一日体験の人とタンデムで飛んだものの、20分もたずに降りてしまいました。その後も風向は変わらず、ますます弱くなってきたので、本日はこのままかあるいは南西の弱い風になるのが精一杯かという予感。ところが午後2時すぎになって高塚では南20km/hの風になっていることが判明。
 それではと、いそいそと皆で高塚に移動してみると、やや弱めの風ですが、向きは正面どんぴしゃのコンディション。それほど高くは上昇できませんが皆でソアリング。私も一日体験のWさんと1時間40分ほど飛ぶことができたのでした。明日から始まるゴールデンウイークも好天で良い風に恵まれると嬉しいのですが。
 画像は、アップで顔をお見せできないのが残念なぐらいイケメンのWさんと、長時間の操縦で腕力が限界に近づいてきて、本当はそろそろ降りたいと考えている私のタンデムフライト風景です。

治った…のかな…?

2006年04月27日 | 仕事
 12月にテイクオフサポート時の転倒で首を痛めてしまってから、3月になっても飛ぶのはおろか、車の運転もきついような状態でした。エリアに私が顔を出さないので心配してくれた人もいましたが、まさか「首の骨を亜脱臼しました」とか「ムチ打ち症で動けず仕事ができません」と言って皆さんに心配をかけるのもマズイですし、首にギプス着けた姿を見せるのも嫌なので、「強風の日が多いですからね~、スクールは中止にして子供たちと遊んでます」とかなんとか言ってごまかしてました^^; まぁ、本当にこの冬は強風で飛べない日が多かったのも事実で、ちょっと幸い(?)だったかもしれません。
 昨日もパラで飛んだかぎりでは、どうやらかなり痛みもおさまってきたようです。頻発していた首の骨の「ゴキッ」っという嫌な音もしなくなってきましたし、左手のしびれもあまり気にならない程度になってきました。さて、それじゃ、パラよりも首への負担が大きいハングで飛ぶのはどうなのか。これは、そろそろ試してみなければイケマセンね…って、自分で人体実験か?
 正午頃に雨もあがり、北西方向に青空も見えてきたので、車に機体を積んで衣笠山へ出発。西向き25km/hほどの風の中、午後1時28分テイクオフ。春の新緑が萌えて衣笠山は美しい風景ですが、それよりもそこらじゅうの木々がキラキラ光るので何かなと思ったら、先ほどまで降っていた雨のしずくが葉っぱに溜まり、日の光に反射して輝いていたのでした。風のせいで葉っぱが揺れてしずくが落ちてしまったのか、日光で蒸発してしまったのか、やがて反射は消えてしまいましたが、うん、いいもの見せてもらった。とっても得した気分です、早起きは三文の得です、この場合は関係ありませんが。
 風景を楽しみながら40分ほど経過したところで、予報&予想どおりに強風に変化してきて、その後はさらに強さを増して、対気速度計とGPSの差で計算すると40km/h前後の強さとなったので、1時間ほど飛んでランディングすることに。
 機体を畳んでいる間も首はちょっと痛むけど、無理しなければ大丈夫かな…という感じでしたが…ほんとに大丈夫か? ^^;
 画像は、テイクオフの東側林道に沿って、新緑の上を進む私の機体の影です。 

穏やかな日

2006年04月26日 | 仕事
 曇天で穏やかな西風の衣笠山へ。練習生の名古屋のSさんは、昨年末以来の練習参加でブランクがあるため、ソロフライトはやめて私とタンデムで2回フライト。その後しばらく地上練習をしていただくと、ブランクがあるのにもかかわらず、なぜか以前より上手になっているような…不思議ですね。
 午後3時過ぎに少し風の具合が良くなったようなので、今度はソロで飛んでもらうこともでき、ナイステイクオフ&ナイスランディングでしめくくれたのでありました。Sさんに続いて飛ぼうとした豊川のAさんが準備を終えた時には、風向が南西に変わってしまったので、Sさんはラッキーでした、よかった~。
 画像は、これまたずい分久しぶりに飛んだ、豊橋のベテランHさんです。しまった、曇天なのにカメラのフラッシュを点けるのを忘れた、画像が暗いですね。

40分ほど飛行

2006年04月18日 | 仕事
 週末の土曜・日曜は天気の悪い日が続きイヤ~な感じですが、今日は穏やかそうな天気で、一日体験で二人の女性が来てくれたので衣笠山へ。
 風が穏やかすぎて短時間の飛行になってしまうかと思われましたが、到着して準備を終えると少し風が良くなり、なんとか40分ほど飛行できたのでした、よかった。
 高度300メートルで撮影したパッセンジャーのOさんの横顔です。
 明日もスクールの予定で、雨は降らないような予報ですが、風向きがちょっと心配です。

シデコブシも満開

2006年04月07日 | 仕事
 お昼のニュースを観ながら「やっぱし民主党代表は小沢さんになるのか、予定調和っぽいな~」などと思っていたら、豊川のハングのSさんから電話があり、仁崎の海岸に降りちゃったから回収してほしいとの要請あり。
 車でかけつけてSさんと機体を回収、衣笠山テイクオフへ登ると、豊川のAさんと名古屋のKさんが、ちょっと風が強いとのことで待機しておられました。ハングならOKですが、確かにパラにはちょっと強めの風で、田原のTさんはハングで調子良さそうに飛んでいます。しかし、しばらくすると少し風が弱まったので、お二人ともテイクオフしてソアリング。
 私も、ハングでも持ってくれば良かった、などと考えながら皆さんが飛んでいるのを眺めていたら…思い出しました、今日は車に、輸入元からお借りしているパラの試乗機で、性能の良い機体が積んであったのでした。
 準備を終えてテイクオフするとやはり強めの風で、高度を上げると前進しなくなるぐらいの風が吹いていますが、山の中には桜が咲いていたりするので、しばらく風景を楽しみながらソアリング。デジカメで何枚か写真を撮っていると、風向きが変わってきたのか機体が不安定な挙動をしめすようになってきました。春の北西風は夕方に南風に変わったりすることが多く、どうやら今日もソレのようです。危険を感じたので山から離脱してランディング。30分弱の飛行時間でした。
 画像は、帰り道に撮ったシデコブシの花です。この植物は、愛知県では田原や豊橋の他、昨年の愛知万博会場だったカイショノ森などにしかないそうで、湿地帯にはえる植物だそうです。衣笠山の南側に隣接する「藤七原(とうしちばら)湿原」という場所に群生しており、桜と同じこの時期に花が咲きます。一つの花は直径が8~10センチぐらいのけっこう大きな花で、白かピンクのきれいな花が咲きます。