初ソロフライトならず

　発表されている予報ごとにバラバラな風向を表示しており、実際にどんな風になるのかさっぱり解らないのですが、とりあえず朝は穏やかな西風のようなので衣笠山へ。しかし山へ登ってみると、吹流しが持ち上がらないぐらいの無風に近い微風なので、しばらくウエィティングにして様子をみることに。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（↑　こんな時期に赤潮でしょうか？）

　正午まで待ったところで高塚の風速を確かめると、弱いながらやや南寄りの風向になってきたようなので移動。到着すると南～南南西の風だったので、練習生の皆さんにすっ飛んでもらうことにすると、少しだけ強く吹いたときにテイクオフした人が短時間だけソアリングに成功。

　　　　　　

　　　　　　　　　　

　その風もほんのいっときですぐに弱まり、やがて風向も南西に悪化したのでまたも風待ちのウエィティング。風はその後も好転しないので、本日が初めての高高度ソロフライトを予定していた練習生のかたもいたのですが、弱い南西の風ではテイクオフが難しそうなので中止にして、残念ながらまた次の機会を待つことになったのでした。数日前の火曜と水曜のようなコンディションになれば嬉しかったのですが、この地方で今年はまだ春一番も吹いてないし、やはりあれは特別にラッキーな風だったようです。
　昨夜、高塚でビジターフライトをしたいという福井県のかたから連絡がありましたが、はるばる遠方から来ていただいても本日は風がイマイチだと思えたので、もう少し暖かくなって南風がコンスタントに吹く時期にするように中止をすすめしたところ、どうやらそれは正解だったようです。

観光用とは知りませんでした

　昨日は雨天だったので事務所に一日中こもって仕事をして、作成した書類を夜になって印刷しようとしたらプリンターが完全沈黙。前から少し調子が悪かっけど、canonのサイトにアクセスしてオンライン診断しても異常なしとのことなので、とりあえずダマシだまし使い続けていましたが、今回はエラーを示すランプが点灯したままになって動かず。これまでのようにプラグを抜いてしばらく放置したり、手をパーやグーにして優しく（？）あちこち叩いても反応なし。やはり昭和の古い対処方法ではもう通用しない壊れ方のよう。そういえばだれかが「ＮＡＳＡには、異常をきたした機器を叩いて応急処置する、叩き屋というスタッフがいるのだ」といってましたが、これってホントでしょうか、やっぱり都市伝説ですかね？　どうやら私には叩き屋の才能はないようなので、1時間ほど格闘した末にあきらめることにして、本日は新しいのを買いに家電販売店へ。
　同じような機能のプリンター＆コピー＆スキャナー複合機を見ていたら、canonやepsonやhpなどのメーカーのも安いのは6千円～8千円になっているのでビックリ。Ａ４の書類作成が主な事務仕事用で、めったに写真プリントもしないので性能はいらず、それにまたすぐ壊れそうな気もするのでその安いのを選んで購入。プリンターが3年もたないのって私だけ？　ひょっとして電子機器に害をあたえる電波でも身体から出てるのか私。

　　　　　　　　　
　
　プリンターを買った帰りに、ウチの近所では一番大きな菜の花畑に寄り道。いつも車で通り過ぎるだけでしたが、とてもきれいなので一度ゆっくり眺めたいと思っていた場所です。もうしばらくすると鮮やかな黄色が薄いレモン色に褪せてくるので、おそらく今が見頃と思われます。私の他にも車を降りて畑の中に入り、写真を撮っている女性が数名いました。よく見ると電球が設置されていたので夜間はライトアップされているもよう。伊良湖岬の方の菜の花畑は観光用にライトアップされているそうですが、休日に通りかかることがないのでここも観光用だったとは知りませんでした。ライトアップされるなら夜も来てみたいところですが、やっぱり寒くてゆっくりは見てられないかもしれません。
　こういうきれいな花を眺めていると、名鉄の撤退でフラワーパークが閉鎖されたことで、渥美半島の観光地がひとつ減ってしまったのが惜しまれます。

　店に戻って新しいプリンターを設置。早速パソコンにつないで電源を入れると・・・「こいつ、動くぞっ！」by アムロ・レイとなって感動。いや、いま買ってきた新品が動かんでどうする。でも、ウイ～ン・ガチャコンという音がとっても大きいけど、安いってこういうことですかね。とにかく印刷してくれればＯＫなので問題なし。急いでいる時に使えなくなると困るので、なんでも壊れないのが一番なんですが、どうして私が使うとダメなのかな。

続けて高塚で

　昨日と同様に、鋭敏な私の杉花粉センサーに本日も反応がないので、続けてまた季節はずれの南風なのでしょうか。予報でも日中は南風となっているので、ねんのため午前10時ごろに高塚エリアの風向風速計を確認すると、東南東・10km/h前後の風。これは南風になるとしても、またおそらく午後からだろう思われます。午前中に店の雑用をすませてから、スクールの開始は午後1時にして高塚エリアへ出発。

　

　高塚に到着すると、風向は南南東でほぼベストながらやはり弱い風。予報でもそれほど強くならないようなので、とりあえず練習生のかたにすっ飛んでもらっていると、午後2時半ごろからソアリングコンディション好転。
　チェックフライトをしておきたい機体があったので、私もテイクオフして短時間だけソアリング。

　　　　　
（↑　急いでテイクオフしたらカメラを忘れたので、落としそうになりながら携帯で撮影）

　春から夏のようなパワーのある南風ではないので、赤羽根方面などの遠くへ移動したくなるような条件ではありませんが、高塚はすっ飛んでしまうとわずか1分ほどのフライトになってしまうため、この季節に普通にソアリングできるだけでとても楽しく感じられます。
　今朝の予報では、明日は曇り空ながらまた南風のようでしたが、さきほど見た予報では雨天になる方向へ変わってしまい残念。2月に二日間も続けて高塚を飛べたことじたい、ほんとうに珍しいことだったのでありました。

　
　

数ヶ月ぶりの高塚エリア

　　とうとう昨日から例年のように花粉症が始まってしまい、憂鬱な日が当分は続く・・・とか思っていたら、意外にも今日は全く平気。どうやら太平洋から吹く暖かい南風のおかげで花粉が舞ってないようなので、本日のスクールは久しぶりに高塚で行うことにして、平日参加組の練習生の方々に連絡。あまり早い時間に行っても風は弱いと予想されるので、お昼過ぎに現地集合にしてゆっくり行動開始。
　
　

　到着するとやはり風向はベストながらやはり弱い風でしたが、今年になって初めての高塚ということもあり、皆さん嫌がらずに（？）すっ飛びを2回～3回ずつこなしたのでした。その後も風はやや強くなったり弱まったりの繰り返しでしたが、あきらめの気持ちが混ざってきた午後4時ごろから好転。日没時刻は午後5時40分ごろなのでまだ十分に時間はあり、皆さん今年初めての高塚でのソアリング。

　

　本日の私はタンデムの予定もないため、いつもなら回収やらサポートに専念して飛ばないところですが、しばらくぶりの高塚のソアリングコンディションなので飛びたくてなりません。皆さんがフライトを終えた5時過ぎになってから「すいません、ちょっとだけ飛ばさせてください」とお願いしてテイクオフ。



　15分ほど楽しく飛んでいると太陽が水平線にかかってきたので、もっと飛び続けたい気持ちを抑えて写真を数枚撮ってからランディング。やっぱり安定した南風に乗って海を眺めながら飛ぶ高塚は楽しいけど、本来はまだ冷たい北風の季節なので今日は特別。早く暖かい春になって毎日のように南風が吹くのが待たれます。

花粉が来たようです

　今年になってから一番暖かい日和のように感じられ、皆さんが降りてくるのを待って芝生広場にいても、上着がいらないくらいポカポカして寝たくなってくるぐらいです。暖かいのはいいのですが少し鼻と目がむずかゆいので、どうやら杉花粉飛散が始まって身体が反応しているらしくヤバイ。花粉症の人には辛い時期になってきました。

　

　

　皆さんが一時間半ほど飛んだあとは風が弱まってしまったのでいったん休憩。予報からみてもその後は風が好転する様子はないので、ひょっとして南風が吹かないかと高塚の風速計で確認するも、弱い南西のようなので本日は少し早めに解散。衣笠山がつまらないわけではありませんが、そろそろ太平洋側でも飛びたくなってきました。コンスタントに南風が吹くのは4月からなので、まだしばらく衣笠山で飛ぶことが大半です。　

すっとび3回

　午前中はよい風になりそうな予報に反して、実際には朝からかなり弱い風。でも午後からはさらに弱まる予報だったので、テイクオフに支障がない風があるうちに飛んでおこうと皆さん何回もすっ飛び、私も練習生のかたとタンデムで2回すっ飛び。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

　予報からみても本日はこのまま好転せず終わると思っていたら、2時半ぐらいからテイクオフした人たちが山頂にも移動できるコンディションになったので、私も練習生のかたともう一回タンデムで飛んでソアリングをしようと準備したら、まもなく風は弱まりまたしてもすっ飛ぶことに。風がいいときに山頂に移動していた人だけは1時間ほど飛び続けられたのですが、本日のタンデムは間が悪いときにばかりテイクオフすることになってしまったのでした。間が悪い私とタンデムしたＴさんには申し訳ありませんでしたが、他の練習生のかたは全員ソアリングできたので良しとします。

1時間たえられませんでした

　　　　　　　　　　　　

　朝は10mほどの強風だったのが徐々におさまってきたので、11時すぎに皆さん順次テイクオフ。本日からスクールに入って練習を始めることになったＴさんと私もタンデムでフライト。山頂にも移動できるコンディションだったので、高度を獲得してからときどきＴさんと操縦を交代して飛び続けていたのですが、20分ほど経過したところでかなり寒くなってきました。もちろん寒いのは解っているのでフライトスーツなどの防寒はしているのですが、予想以上にどんどん身体が冷えてくる感じ。私だけかと思ったら、Ｔさんも「楽しいけど寒いです」ということなので、やせ我慢はやめて40分弱でランディングすることに。
　ほんとうは1時間ほどは飛ぶつもりでいたのに、耐えられないとはナサケナイ。もっとアンダーウエアを着込んだり、フェイスマスクなんかもしないとダメだったかな。

　　　　　　　　

　その後は風が弱まりソアリングはできなくなったので、しばらく地上練習をしてからスクールを終了。そして本日は夕方からクラブの総会なので、役員のＯさんと一緒に会場のある豊川へ。
　私はまた副会長（パシリと読みます）や衣笠エリア＆高塚エリア担当役員（これもパシリと読みます）などを兼任で拝命。なかなかパシリから抜け出せませんが、これはしかたないのかもしれません。
　高塚エリア担当をもう一人増やしたいので、どなたかお願いできませんか。　


　

しょっちゅう忘れる

　朝からもう、ちょっとした台風なんじゃないかというぐらいの強風なので、こんな日はスクールもできないことだし、新聞でもゆ～っくり読んでから仕事をしようと思ったら、いましがた登校していった三男が水筒を忘れていったのを発見。他の小学校がどうなのか知りませんが、うちの学校は各自がお茶を水筒で持参ということになってます。
　慌てて追いかけて渡そうとしたら、近所の子が「もう行っちゃったよー」とおしえてくれたので、その子たちと一緒に私も登校（？）することに。校門の前に立って子どもたちを迎えていた先生は、水筒を持って歩いて来る私を見てすぐに事情を察したのか、笑いながら「ご苦労様です」と挨拶してくれました。う～ん、恥ずかしい。
　授業前の一年生の教室に行くと、三男はのほほんと「何しに来たの～？」と訊くので、あんたの忘れ物の出前に来たんじゃ、と言って水筒を渡してすぐに退散。三男はとても忘れ物が多いのですが、これはもう100%私に似てしまったせいだと思うのでしかたありません。
　

　

　とりあえずコーヒーを飲んでから仕事を開始。パラシュートのリパックをしていると、破損したので注文しておいた交換用の新しいラインが届いたので、念のために長さをチェックして取り付け。皆さん機体の破損をほとんどしないので、ラインを取り寄せたなんてずいぶん久しぶりでした。　

ついに日本最速

　　　　　　　　　　

　朝方は強かった風はすぐに弱まり、一番よい条件のときでも少しだけ上昇してテイクオフ近辺だけを20分ほど滞空できただけで、その後はずっとすっ飛びを繰り返してスクールは終了となりました。
　
　公園を出て帰ろうとしたところに、陸上自衛隊員であり、昔ハングでいっしょに飛んでいたＨさんから電話があり、この公園内の競技場で練習しているとのこと。自宅近くの競技場が工事で使えないので、ここのところこの競技場トラックで練習しているそうです。競技場のフェンスまで行くと、トレーニングウエアとスパイクシューズで武装（？）したＨさんが走り寄って来てくれたのでしばし歓談。
　Ｈさんはいまも現役の陸上自衛官であり、もちろん昔から体力バリバリですぐれた身体能力の持ち主ですが、いまは趣味として陸上の短距離走をやっており、年齢を5歳きざみのグループに分けて競う全日本マスターズ陸上競技に参加しているそうです。でもって昨年、Ｈさんが参加することになる45歳～49歳クラスの中で、とうとう100m走と200m走の両方で優勝して日本一速い男になったのだそうです。しかもＨさんはその時点で49歳と、そのクラスの中で最年長にもかかわらず二冠という成果です。100mのタイムは11.84秒、200mは23.95秒という記録。いったい毎日どれくらいのトレーニングをすれば、このように若い頃と遜色ない力を維持できるのか、ろくに運動もしない私には想像もできません。
　Ｈさんから「youtubeを検索してくれれば、昨秋の全日本大会の動画がupされてる」と教えられたので、先ほど検索して国立競技場を走るＨさんの動画を拝見。号砲とともにＨさんダッシュ、後半から抜き出てゴール、ダントツの一位。うーむ、後半から独走なんてカッコイイ、あなたはウサイン・ボルトか。
　Ｈさんは今年から50歳～54歳という一つ上のクラスに入りますが、昨年までのクラスの中では最年長ながらも最速だったわけで、それが今年からは反対にクラス最年少となります。てことは、今年からのクラスでも当然のように最速となるでしょうから、当分の間は『日本一速いおじさん』となるわけですね、すごいです。
　ちなみに今年は、4年に一回のマスターズ世界戦がアメリカで開催されるそうなのですが、参加資格はあってもオリンピックとは違うので自費であることに加え、やはり10日間ぐらい仕事を休まないといけないので、行きたいけどチョット無理かなあ・・・ということでした。
　いや、それではあまりに残念だ、陸上自衛隊の偉い人にお願いです、Ｈさんに休暇とおこづかいをあげて、ぜひとも世界戦に出場させてあげてください。クラスの中で日本一速い男が現役の隊員だなんて、自衛隊にとっても名誉なことではありませんか。

　むかしＨさんと一緒に飛んでいたハング仲間の皆さん、国立競技場を赤い彗星となって（？）風のように疾走するＨさんの動画ですよ。コピペして検索窓に貼り付けて跳んでください。↓

　　http://www.youtube.com/watch?v=oPKIjuC0foE&NR=1

　

雪が雨になって

　午後から雨だか雪だかが降るような予報ですが、朝はとりあえず晴れて風も穏やかな西北西のなので衣笠山へ。テイクオフへ到着するとやはり弱い風ですが、午後からは北東～東の風向になってしまうかもしれないので、すっ飛びでもできるうちにやっておくことにして皆さんフライト。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　（↑　10時ごろは晴れてました）

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　（↑　じょじょに曇ってきて）

　　　　　　　　　　　　
　　　　（短時間だけソアリングできるときもありましたが、もう、いかにも怪しい空模様）

　練習生のかたに頑張って3回ほど飛んでもらったあと、4回目のフライトの準備を始めたところで小雪が舞ってきて、風向も北寄りになってきたので中断。雪のままなら風流でいいのですが、どうやら予報は当たり雨になってくるようなので、機材が濡れてしまう前に片付けて撤収、本日は終了として帰途へ。
　夜になった今も田原市は雨が降り続いていますが、この様子だと名古屋の方では雪になったりしているのでしょうか。珍しく降雪の日が多い冬です。