AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

微風のままかと思いました

2012年11月30日 | 仕事


 強めの風になる予報なのになぜか朝から穏やかです。んー、またしても予報はハズレ? でも、飛べるという良い方向にハズレたのなら文句はないので衣笠山へ。
 テイクオフに行ってみると北寄りの微風。これは弱い、絶対にソアリングは無理。でも予報からみてこのままで終始することはないだろうと待ってみましたが、正午をすぎてもやはり微風のまま。なんだなんだ、予報はまるっきりハズレなのか? しかし、とりあえず一本すっ飛ぶことにした午後1時ごろになって風が吹き始め、その後は練習生のかたも山頂でソアリングできる状態になったのでした。

 もう明日から12月になり、今年も残すところ一ヶ月になってしまいました。予報をみたらサスガにこれは強風になりそうで、せっかくの土曜日なのに飛べなさそうで残念です。
 明後日の日曜日は、クラブの皆で衣笠山の林道の草刈りをする日なので、作業の終了後に飛べると良いのですが。


 動画 → 曇っていて寒そうです 

強めの風でしたが

2012年11月29日 | 仕事


 朝になってみると予報よりも強い風が吹いていましたが、なんとか飛べそうな範囲の風速のようなので衣笠山へ。強めの風の中、初級機も含めて飛ぶことができましたが、11時半ごろに風が強まったので全員がランディング。
 天気図を見ていてもこれほど強い風になるとは思えませんでしたが、ホントに天気や風って解りませんね。
 午後になって風が弱まるようならもう一度飛ぼうと、皆でしばらくし様子を見ながら待ってみましたが、さらに風が強まってきてしまったので本日の活動は終了。
 一番ながく飛んだ人で1時間ほどでしたが、なんとかソアリングすることができてヨカッタのでした。


 動画 → けっこう強めの風 

とても穏やかな風

2012年11月28日 | 仕事


 ここのところ雨や強風で飛べないか、飛ぶことはできるけど穏やかすぎてイマイチ…ということが続き、11月にしては強風の日が多いという印象です。
 そして本日はとても穏やかな風。写真だとテイクオフより上昇していますが、それもほんの短時間で終わってしまいました。まあ、日中の気温が高めで暖かいのは快適で良いのですが。明日もスクールの予定で、いまのところの予報では良さそうな風速なので期待大。

 読書の秋なので(?)前からタイトルが気になっていて読もうと思っていた『永遠のゼロ』を読了。ゼロ戦の神風特攻隊のお話でとても良い小説でした。
 ずっと前のことですが、衣笠山でラジコングライダーを飛ばしていた人たちの中に、戦時中にゼロ戦に乗っていたという人がいました。その人から聞いた話ですが、初めて空中戦になったとき焦って機銃を乱射したら、敵機ではなく友軍の、それも隊長機に流れ弾を当てちゃったそうです。
 幸いにも尾翼に当たっただけで隊長機は落ちなかったそうですが、撃った本人は周囲を見る余裕など全くなく、当てちゃったことも解らなかったそうです。
 基地に帰ってから隊長さんはその人に「味方を撃っちゃイカンだろー」と言って、怒るどころか笑ってすませてくれたとのことですが、その隊長さんは空中戦をしながらも落ち着いて周囲の全てを見ていたんですね。んー、なんかスゴイ話だと思いました。
 

駅伝を見学

2012年11月18日 | 家庭
 年初に市役所から「11月18日に実業団駅伝が開催され、道路が一部通行止めになるのでご注意ください」という電話がありました。へぇー、トライアスロンは渥美半島で毎年開催されてるけど、駅伝って初めてだな、てか、何でわざわざ私に電話して教えてくれるんだろ?…とか不思議に思ってました。
 風が良くて衣笠山で飛ぶ場合に、道路封鎖で通行に影響がでそうなので走行ルートやら閉鎖時間を調べるついでに、今回の駅伝のことをググってみたところ、これは元日に開催される実業団駅伝の地区予選なのだそうです。それでもって、中部地区予選は過去26年ずっと岐阜県・下呂市で行われ、田原市では初めてとのこと。なんで下呂から田原に移ったのかは判りませんが。

 本日は強風のため飛ぶことはできず、そのため駅伝のルートや道路閉鎖時間も関係なくなりましたが、ウチ奥さんが長距離陸上競技が好きなようで、せっかくだから近くの中継地点に見に行こうと言い出しました。んー駅伝っていうとお正月に家のコタツでごろごろしながら何となくテレビで観戦するもののような雰囲気。『風が強く吹いてる』という駅伝の小説は読んでみたら面白かったけど、これまで特別に興味をもったことはナシ。でも実際に走っているのを見たことはないわけだし、せっかく近所でやるのだからそれじゃあ行ってみますか。
 7区間・総走行距離85kmのうち、一つの中継地点がクルマで2分の市役所前なので、家族全員で中継地点前の歩道から見学。『アフリカ系の外人選手もいるみたいだし、やっぱりトヨタのようなお金持ち(?)の大企業が強いのかな?』…とか思いながら歩道に立っていると、私の横に立った選手の関係者らしい若者のユニフォームの背中に『JGSDF』の文字が。


 
JGSDF=ジャパン・グランド・セルフ・ディフェンス・フォース=陸上自衛隊ですね
  


 
いけいけ頑張れ陸上自衛隊!
  


 んーと、自衛隊っていう団体は実業団の部類に入るのかな? そもそも実業団って正確には何を意味するんだ? でも、『公務員駅伝』とか『警察・消防・自衛隊駅伝』という公式カテゴリーもなさそうだし、これでいいのか、いいんですね? それに、ふと周囲を見回すと他の大企業のような大応援部隊も来てなさそうだし、私は自衛隊を応援するぞ、頑張れ自衛隊!

 本日は西寄りの超強風。東に走る区間の人はフォローだけど、西に向かう人はとても大変そうです。しばらく待っていると先導車(トヨタのプラグイン・プリウスですね、ここは田原ですもんね)に続いてトップが来てタスキを渡し次のランナーがスタート。タスキを渡したランナーは当たり前だろうけど力を出し尽くしてヘロヘロですね、それがカッコいいのですけど。うん、なんか良いものを見学させていただきました。 



演芸会

2012年11月17日 | 家庭
 
虫に扮装してるらしいのですが、何の虫だか判らない…という前に、三男ががどこにいるのかすら判らない


 
時代劇のようです。次男は『関所を護る小役人』らしいです
 


 朝から雨降りなのを幸いに、小学校の演芸会に行ってきました。会場になる体育館に保護者が入れるようになるのは午前9時、実際に開演するのは正午ぐらいからなのですが、本気でビデオ撮影するお父さんは午前6時ごろから体育館の前で待機して、会場と同時に舞台に近くて撮影にベストな場所を確保するのだそうです。運動会といい、学芸会といい、撮影命のお父さんは本当に大変です。

 6年生は毎年の演目が決まっており、明治時代に渥美半島で発生したコレラの感染拡大をくい止め、最後は自分が感染して殉職してしまった実話の『江崎巡査物語』を演芸会の最後の時間にやります。去年は長男が6年生だったので最後まで見ていましたが、今回は5年生の次男と3年生の三男の劇だけを見て帰ることに。来年は次男も6年生なるので、『村人・F』みたいな端役(?)であっても最後まで見なくてはいけません。いや、べつに端役でいいんだよね、がんばれ子どもたち。

富士山が見えました

2012年11月16日 | 仕事
 
豊橋のむこうに連なる山脈が邪魔をするので、地上の低い場所からだと残念ながら見えません


 朝から雲が全くない日本晴れなので、ひょっとしたらと思ったらやっぱり飛びながら富士山が見えました。富士山は縁起物みたいで(?)、見えるとなんだか得したような気分になりますね。
 年末・年始の雲がなく大気も澄んでいる日に見えることが多いようで、冬季以外にも年に何日かは見える日があるようですが、私の住んでいるところからだと豊橋の東側に山々があるため、衣笠山から飛んでいるときや蔵王山に登っていないと見ることができません。
 富士山はもうずいぶん裾のほうまで雪で真っ白。御岳山もこれまた真っ白で、高い山はとっくに真冬になってるようです。
 飛びながらだとゆっくり富士山を眺めていられないので、帰りに蔵王山の展望台に寄り道してみると、少しかすんでいて飛んでいるときのほうが綺麗にくっきり見えた印象です。大きな望遠レンズのカメラで富士山を撮っていた年配のかたも「やっぱり午前中のほうがいいな」と言っていたので、太陽の角度なども関係してそういうものなんでしょうか。

 素晴らしい天気に恵まれた本日ですが、あす土曜は雨、あさって日曜は強風のようなので、また今週末も飛ぶことはできないようです。
 スクールができないなら日曜日は航空自衛隊浜松基地の航空祭に行き、ブルーインパルスが飛ぶのを見に行きたいな~と思うのですが、クルマで乗り付けられないため往復の交通手段や混雑が大変そうなので、結局いつも迷った末にやめてしまいます。浜松基地に音楽隊の仕事でお勤めのTさんがもうすぐ定年退職されるので、その前にいちどは演奏している勇姿も見たいと思うのですが。


 動画 → 日本晴れの暖かい日でした 

手話って難しそう

2012年11月13日 | 仕事


 
お昼には強風になってしまったので、あとは地上練習するのみです
  


 豊橋のHさんが手話サークルで知り合いになった、パラの体験飛行をやってみたいという耳が聞こえないAさんを、本日は体験フライトのため連れておいでになりました。
 以前にも耳が聞こえないかたと飛んだことがありますが、私に代わって手話で必要な説明をしてくれる人が同行して来てくだされば、タンデムで飛ぶ場合にはなんの問題もありません。
 んーと、これは、あれですね、たまに外国の人が体験に来たとき、英語がゼンゼンな私に代わって、英会話が堪能な人に通訳していただいて事前説明するのと同じことですね。
 今回はHさんに手話で必要な事を伝えていただくことになりますが、念のため朝にいちどウチの店に寄っていただき、シミュレーターのハーネスを使って離着陸時の動作を練習しておくことにしました。
 HさんはAさんに手話で説明していますが、私には手や指の動きが何を意味しているのかサッパリ。手話ってなんだか難しそうですね。いや、手話がどうこういう前に、もっと正しく美しい日本語を話せないとダメじゃん私。

 本日は寒冷前線が通過後に強風になるという予報なので、その前の風が弱いうちに飛ぶことにして平日組の皆さんと衣笠山へ。弱めのソアリングコンディションの中、最初に飛ばさせていただくことにしてAさんとタンデムでテイクオフ。いつもならパッセンジャーのかたと話しをしながら飛ぶのですが、会話が成立しないのでときどき見てほしい方向を私が指さすとAさんは頷いてくれるので、どうやら落ち着いて遊覧飛行を楽しんでいる様子で一安心。でも、よく考えたら、たとえ私に手話ができたとしても、タンデムでは身体が向き合えないから会話ができませんよね? うん、Aさんには自由に景色を楽しんでいただき、私は黙って静かに操縦してましょう。
 あまり高く上昇できないまましばらくテイクオフ周辺で飛び続け、ダメモトで山頂に移動してみたところやっぱり高度を損失。公園を指して降りることをAさんに伝えて空域を離脱、事前の打ち合わせどおりに直前で肩を叩いて着陸態勢をとることを指示すると、ちゃんと立って走ってもらえたのでスムーズに着陸。

 性能が良い機体に乗っている皆さんは山頂で飛び続けていましたが、しばらくすると予報より早く強風になってしまったのでお昼まえに全員ランディング。前線の通過は夕方ぐらいと思っていましたが、かなり早く第一波が来てしまったようでした。
 明日・明後日もどうやら強風で飛べなさそうです。さらに寒くもなるみたいですね。少し早いような気もしますが、そろそろ暖房器具の用意をしたほうがいいのでしょうか。

どうか回復しますように

2012年11月04日 | 仕事


 本日は北寄りの風向のため、テイクオフするのが難しい…などと書いている気分ではありません。
 今はもう飛んでいないけれど、私の古いハングの友人である豊田市のTさんが昨日、仕事中に脳内出血で倒れ救急車で病院に搬送されたときいたからです。脳を圧迫している血液を抜く手術をすぐにしたので命に別状はないというのが幸いですが、現在は左半身がマヒしているそうなので、なんとかに回復してくれるのを祈るばかりです。
 Tさんは昔から温厚で優しく、誰からも愛される人です。結婚してから飛ぶのはやめてしまったけど、できればやめずにずっと続けてほしかった仲間の一人です。お仕事は建築関係で、いまでは知らない人が多いかもしれませんが、私達のエリアの立派なランチャー台は全てTさんの尽力で作ることができました。Tさんと面識のないクラブの皆さんも感謝してあげてください。

 すぐにでもTさんのお見舞いに駆けつけたいところですが、本日Tさんの容体を電話で奥さんにきいたところ、まだICUにいるので面会は無理なようです。今後はリハビリをすることになるため、搬送できるていどに回復したら転院する予定だそなうので、しばらく待ってからお見舞いに行くつもりです。リハビリで後遺症がなくなるところまで頑張ってほしい。

 Tさん、動けるようになったらさ、もう体力的にしんどいハングじゃなくてさ、こんどは身体に負担が少ないパラでまた一緒に空を飛びませんか。Tさんが飛んでくれるなら私は全力でバックアップするから。私だって脚が不自由になっていったんは飛ぶのをあきらめかけたけど、その後はまた(努力ではなく主にドクターストップを無視して ^^;;)こうして飛んでいることだし、Tさんだってきっと飛べるにきまってる。復帰を待ってますよ。