AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

また暑い一日

2010年06月30日 | 仕事
 延長の末にPK戦になったサッカーを観たのでちょっと寝不足。負けてしまい残念でしたが、日本は最後まで踏ん張りましたね。 
 内陸のほうの天気は解りませんが、渥美半島は月曜から晴天が続き、どうやら明日も良い天気のようです。本日も北西の風のため衣笠山へ。午前中は強風だったので地上練習をしてすごしまし、午後になって少し風が弱まったところでタンデムでテイクオフ。25分ほど飛んでからランディングすると、空中と地上との暑さのギャップでまいってしまい、またしても一昨日のように日陰に避難して休憩。
 午後3時ごろになって風向が南に変わったのでダメモトで高塚に移動してみましたが、やはり予報のように南西の風だったので解散にしてスクール終了。
 明日は南風のようなので高塚へ行く予定です。
 

珍しいほど安定した風

2010年06月28日 | 仕事
 練習生の方々の都合で本日のスクールは午後からの予定になったので、お昼前に衣笠山に向けてゆっくり出発。日中は風が強くなりそうな予報なのですがしかたありません。すると前方に佐川急便のトラックを発見。私のところに本日届く予定の荷物を積んでいるはずのトラックと思われます。先日はスクールに出かけて夕方に店に戻ると佐川からの不在・再配達通知がポストに入っており、持ってきてもらうように連絡するとその運転手さんから「忙しすぎてもう一度配達に行けそうにありません」と言われて翌日になってしまいました。なのでこの際トラックから直接もらってしまおうと追跡開始。国道を折れてとても狭い道に入ったのにもかかわらず、私の運転ではついていけないぐらいのスピードで大きなトラックは走って行きます。う~ん、さすが佐川『急』便・・・というか、佐川のトラックはそのように夜までに配り終えるのが無理と思われるくらいの荷を積んでいるのでいつも急ぎまくりです。なんとか追いついて声をかけるとやはりエアワーク宛の荷を積んでおり、速やかに受け取って衣笠山へ。受け取った荷物は本日おいでになる練習生のかたが注文してくださった新しいハーネスで、これでスクールを終えてから調整してお渡しすることができるため、追いかけたかいがありました。
 衣笠山に到着するとすでに飛んでいる人達がいましたが、初心者に強すぎて危険と思われるぐらいの風。「あ~、やっぱり予報が当たって強いか~、練習生の人は飛べないかな、今日は中止にしといたほうがヨカッタかな」と諦め気分になりかけましたが、しばらくするとほどよい強さの風になったのでテイクオフへ。先に飛んだ練習生のかたも順調そうなので、私もタンデムでもう一人の練習生のかたとテイクオフ。
 高度がとれたので山頂斜面に移動し、練習生のかたにソロフライトでのソアリングに備えて地形を把握してもらいながら飛んでいると、山頂よりも高く上がって調子はいいのになんだか少し違和感が。なんだろうと考えたら、全くといっていいほど風に乱れがなく、あまりになさすぎるのを違和感に感じていたのでした。海風だから乱れが少ないのは当然ですが、ここまで機体が動揺せず安定して飛ぶのはまれです。
 飛行中はTシャツ一枚でちょうどいいほど快適でしたが、地上に降りたとたんにドッと汗が噴出しはじめたので日陰に避難して休憩、本当に今日は朝から暑い日でした。猛暑の日はやはり飛んでいるときが一番です。


これは整備性が

2010年06月27日 | 仕事

 
 あら、モーターユニットが壊れてしまいましたか。テイクオフ時によろけてしまったそうで、プロペラと防護ネット、一部フレームが破損。私も過去に同じようなことをしてプロペラやガードを壊したことがあるので人のことを言えません。
 輸入元に連絡したところ、幸いにも全てのパーツの在庫がありすぐに発送していただけるそうなので、明後日ぐらいから修理作業にとりかかれそうです。手間がかかりそうなのは防護ネットの着脱で、60箇所あまりをなぜかポップリベットを使って留めてあります。60ヶものリベットをドリルでもんで抜くのって大変そうな予感。カーボンフレームが湾曲しているから、ボール盤には正確な固定ができそうにないのでハンドドリルでやることになると、不器用な私は細いドリルの刃をきっと折る、多分折る、おそらく折る、慌ててホームセンターに替え刃を買いに走る私がすでに見える。
 でもまあ、雑になって本体のカーボンフレーム側を傷めてはいけないので、天気の悪い日にゆっくりやろうと思います。明後日からまた天気が悪そうだし時間はあるもんね。でも、なんでリベットでネットを固定しないとイケナイのかな。これでは整備性に問題が。固定方法なんか他にいくらでもありそうなもんだけどなあ。全体的なデザインセンスはすばらしいのに、ひょっとして細かいことまで深く考えてないのかイタリア人、そうなのかイタリア人、どうなんだイタリア?・・・などと文句を言ってもしかたないですね、すいませんでした、黙って真面目に丁寧にこつこつ修理しますです。

食べそこなった

2010年06月26日 | 仕事
 またしても雨で飛ぶことはできないので、こういう日に学科試験を済ませておくことにして該当する練習生のかたに連絡。まあ、こんな天気の日は他に誰も来ないだろうと思っていたら、朝から午後3時ごろまで入れ替わりにいろんな人が訪れてくださり、なんと長野県からハングの旧友のK君まで遊びに来てくれたのでした。
 人の出入りが途絶えると子供達が冷たいものを食べたいというので、近くのショッピングモールに出かけていくと、はやくもカキ氷が売られていたので食べることに。次男や三男はいつもカキ氷は冷たすぎて全部は食べきれずに残すので、私はその残り物を食べようと待っていたら・・・今日に限って全部きれいに食べきってくれるんですねこれが。う~ん、とっても美味しそうだったな、やっぱり自分の分も注文すればよかった。初カキ氷は次回の楽しみにおくことに。

弱いままでした

2010年06月25日 | 仕事
 サッカーの結果をテレビで見てビックリ。フリーキックで2点も入れて勝ったんですか。これでまた数日後に次の試合を観る楽しみができました。次はパラグアイ戦ですか。南米というだけでなんだかとっても強そうですが、そこをなんとか頑張れ日本。
 午前中ははれるという予報だったのに朝から曇り空。南下するはずだった梅雨前線が意外に踏ん張っているのでしょうか。期待していた風速のほうも予報より弱い南南東の風が高塚エリアでは続き、飛んだ人はもちろん全員すっ飛び。機体のホールドがギリギリできる強さの風だったので、バックで立ち上げてテイクオフをサポートなく自力でする練習に専念していただきました。
 明日はまた雨のよう。週末の天気が悪く残念です。

梅雨の晴れ間

2010年06月24日 | 仕事

 一週間ぶりに朝からよく晴れた青空が見える日になりました。小5の長男は今日から一泊で新城のほうの県民の森で林間学校です。よほど嬉しいのか楽しみだったのか、朝からソワソワと落ち着かず、集合時間の一時間も前から学校に行こうとするので、「待て待て、さすがにまだ早いからもうちょっと待て」と引き止めるのが大変でした。今頃はキャンプファイヤーでもやってるんでしょうか。今日・明日の二日間は幸いにも天気に恵まれるようなので、待望の林間学校を楽しんできてほしいと思います。
 私はスクールのため衣笠山へ。強めの西北西の風で海面の白波も多いのでテイクオフへ行くのはやめにして、Fご夫妻としばらく公園で地上練習をしてすごすことに。練習していると先に登って行ったお二人がソアリングに入ったので、私たちも機材を片付けてテイクオフへ。
 到着するとやはり強めの風でしたが、前進できないほどではないだろうとタンデム機の準備をして、Fさんの奥さんとテイクオフ・・・しようとしたら立ち上げに失敗。二回目は成功してテイクオフすると予想よりも強い風なので、トリマーを使って増速しながら前進。
 なんとか本山にとりいたものの西寄りの風向なので山頂より高くは上がらず、20分ほど飛んでFさんに衣笠山の地形を把握してもらってからランディング。衣笠山でソアリングしたのは久しぶりだったような。
 明日は南風で雨は降らない予報なので、高塚でスクールをする予定です。なので・・・やっぱり今夜はサッカー見ている場合じゃないなあ、もっといい時間にキックオフしてくれないかなあ。

やっぱり青空が

2010年06月22日 | 仕事

 17日に市役所の広報課のかたが撮った写真のコピーがもらえたので拝見。連写モードで撮るとこんな感じになるんだ~、やっぱりお高いカメラはいいな~、ほしいな~。
 梅雨の晴れ間の青空がきれいですね。機体も紅白の映えるものにして良かった感じ。午前9時なのでまだ太陽が東にあって、ランチャー台に機体の影が写り込んでますね。私の写真なんてめったに撮ってもらえないので、なんだか嬉しいのであります。
 やっぱりこういう青空のしたで飛ぶのが気分がいいな~、はやく梅雨が終わらないかな~。

高価なカメラはいいなぁ

2010年06月17日 | 仕事
 田原警察署・・・ではなく、こんどは田原市役所から連絡があり、『広報たはら』という定期的に発行されて市内の住宅全戸に配布される小冊子の次号に、衣笠山でパラが飛んでいる写真を掲載したいという依頼がありました。長年にわたって発行されている広報紙なので、さすがに掲載する市内の風景もネタギレになって困ってきたということのようです。赤羽根町と渥美町と田原町が合併してエリアが広がったとはいえ、珍しい風景や綺麗な風景なんてやはり限られてくるでしょうから、そりゃネタギレにもなりますよね。そういうことなら喜んで協力しますよ~。
 ということで、朝9時にウチに来てくださった市役所広報課の若い男性職員のお二人と一緒に衣笠山へ。とても弱い北西の風なのですっ飛ぶのは目に見えていますが、待ったところで後に南風に変わる予報なので、まだ少しでもテイクオフできる風があるうちに飛ぶことにして急いで準備を開始。広報紙には離陸の瞬間を撮って載せたいようなので、カメラアングルを決めてもらうリハーサルとして2回ほど立ち上げてからテイクオフ、そしてもちろん3分ほどで公園にランディング。機体を片付けはじめると汗が吹き出てきて、そういえば今日はすごく気温が上がる予報だったのを思い出しました。きっと名古屋あたりはもっと暑いんだろうなあ。
 撮った写真をディスプレイ画面で見せていただくと、かなり広角なレンズを使ったそうで身体から機体までが無理なく画面内に収まっています。おお~、やっぱり高価なレンズはすごいなあ~、私も一眼レフの良いカメラがほしいなあ~。
 撮影が終わったのでスクールのため高塚へ。時間がたつにつれて南西だった風向は徐々に南南西になってくれたのですが、いまひとつ弱めだったので名古屋のKさんと豊川のIさんが短時間ソアリングできただけで、練習生のかたは残念ながらすっ飛ぶことしかできませんでした。でもまあ、また明日からは雨模様のようだし、今日は貴重な梅雨の晴れ間なので、飛べただけでも贅沢は言わずにOKということで。

また懐かしい人が

2010年06月16日 | 仕事
 しばらく雨の日が続くのかと思っていたら、予報が変わって今日と明日は晴れのよう。でも強い西風が吹いているため、残念ながら予定していた体験フライトは中止させていただきました。予約してくださったお二人のかた、申し訳ありませんでした、またの機会によろしくお願いします。
 今週は懐かしい人とお話できる『強化週間』なのでしょうか、もう10年ほども会っていない、私と同じ時期にハングをはじめた刈谷のOさんから電話がありました。いろんなハングの人がいたけど、私が心底「天才だ」と感じたのはOさんだけで、信じられないようないろんな伝説(というか事実)の持ち主です。同時期に飛び始めたのに、あまりに早く上手くなるので『いかん、この人と同じペースでやっていたらケガをしちゃう』と思っていました。ウチの奥さんはずっと以前、Oさんからハングのことをいろいろ教えてもらったのですが、「何を話しているのかサッパリ解らなかった」と言っていました。そうなんです、Oさんはいわゆるひとつの長島茂男なんです。天才・長嶋茂雄のバッティング理論が他の野球選手に理解できないように、Oさんのスキルも高すぎてそれを説明してくれても、我々のような凡人には量子論を聞いているぐらいに理解できないのです。
 そのOさんも他の多くの同期の仲間と同じように、結婚と子育てに入って自然にハングから遠ざかっていきましたが、飛ばなくなってからは家族全員で楽しめるヨットを趣味にして海に出ているのだそうで、ジャンルは違ってもやっぱり本格的なアウトドアスポーツ・・・というか乗り物が好きなんですね。そういえばオートバイで走るのもメッチャ上手かったなあ。
 今回のOさんからの電話の用件は、Oさんの息子さん(といっても、もう19歳の大人)と一度パラのタンデムで飛んでやってくれないかということでした。はいはい、おやすいご用ですよ、梅雨になってしまったけど、また天気と風が良さそうなときに来てください。ついでにOさんも子育てが終わったのなら、こんどは手軽なパラでまた空を飛んでみませんか。
 
 つい先日に巣立っていったツバメですが、どうやらまた別の親ツバメ(別のなんだと思う。よく解らない)が卵を産んだようです。こんどは何羽生まれるんでしょう。 
 

何かと思ったら

2010年06月14日 | 仕事
 店の駐車場にパトカーが停まりとても体格がよいお巡りさんが降りてきました。ヤバイ、あの件がバレたか、逃げなきゃ!・・・って、いやいやいやいや、私なにも悪いことしてませんって^^;;;
 一昨日の土曜日に高塚から飛んで赤羽根方面まで往復しようとしたクラブ員が、赤羽根港の近くのサーフィンのメッカであるロングビーチの斜面に山沈しました。木に引っかかっただけでもちろん怪我もなく無事だったのですが、飛んできたパラグライダーが斜面に落ちたのを見ていた人は事故だと思い(そりゃまあ・・・そう思いますわね)電話で通報してしまい、消防や警察が出動する騒ぎになってしまったのでした。
 高塚テイクオフにいた私の携帯電話に警察から電話があり、「パラグライダーが落ちているが人が見当たらない、誰なのか、連絡はとれるのか、無事なのか」と訊かれたのですが、午後からは強風になったので仲間や練習生の皆さんとのんびりウエイティングしていた最中。その時点でもちろん練習生のかたは一人も飛んでいないし、ベテランの皆さんもベンチに座ってマッタリ休憩しているし、もし赤羽根まで飛んで行ってもベテランは山沈なんかしないだろうし、全くわけが解らないので「え~っと?????」
 警察の人は、引っかかっている機体の色を伝えてくれたので周囲に人に確認してみると、どうやら「OOさんらしい」となりましたが、その後に山沈した本人が消防・警察のかたとお話をすることができ、怪我もないので出動してきた救急車には戻っていただき、警察関係者も本人の無事を確認できたので帰られて、(田原消防署と田原警察署の皆さん、お騒がせして申し訳ありませんでした)、事態はそれで収拾したと思っていたのに、なぜまた警察の人がウチに?
 実は一週間ほど前にも田原警察署のかたが来たのですが、その時の用向きは、今年は愛知県でCOP10などの大きな国際会議があるので、スカイスポーツの機材を使った空からのテロの可能性を考慮して調査しろと上から通達があり、ウチのようなスクールにも機材の盗難などがないかを訊きに来られたのでした。しかし今日はその時のお巡りさんとはまた違う人だったので、こんどは何だろうかと思ったら、一昨日の騒ぎで田原警察署の署長さんが、私達がどういう団体でどのような活動をしているか把握しておきたいと思われたそうで、それで指示を受けた部下の人が聞き取りにおいでになったということなのでした。
 あの~、お巡りさん、それはいいです、調査でもなんでも喜んで協力します。でも、できればパトカーや制服姿で来ないでね、近所の人が見たらウチで何か事件でもあったみたいで恥ずかしいですから。この前のお巡りさんみたいに一般車両&私服で来てほしかったな~^^;;
 ご迷惑をおかけしたことから署長の指示でおいでになったお巡りさんなので、まずは一昨日の仲間が起こした一件をお詫びしてから、私は時間をかけて大元の日本航空協会やJHF、クラブ組織・運営実態、技能証制度・加入保険内容、エリア地元住民との関係なども丁寧に説明すると、どうやらそのお巡りさんは私たちが『改造人間や巨大ロボットを造って、時々なぜか保育園や小学校を占拠しつつ、秘かに世界征服を企んでいるような悪の組織・・・ではない』と納得してお帰りいただけたようでした。
 うん、ついでにいうなら、パラやハングでは『911テロ』のような事は不可能だと思うので、公安・警察・自衛隊関係のかたはご安心ください。いや、まてよ、モーターパラやモーターハングやマイクロライトなら航続距離や自由度が大きいから何かできるか? でもペイロードはしょせん小さいから大量の燃料や火薬や重い爆弾は積めないよね。けど、サリンみたいなコンパクトな化学兵器か細菌兵器が用意できるなら惨事を引き起こせるかな? そういうことまで想定するなら、そりゃ何でもアリになるのかな。ひょっとして、警察上層部はそういう可能性を考慮して調査の指示を出すのかな。そうだとしたら、なんだか末端の現場のお巡りさんは大変だな、ほんとにご苦労様だな~。

 上の画像は去年、警察の防犯キャンペーンで警察官の制服を着せてもらったウチの子です。田原警察署の皆さん、この時もお世話になりました、ありがとうございます。