群馬県沼田市こしひかりの物語

旧新治村の田んぼでとれたコシヒカリの物語です。
それから、生活・リハビリについて、徒然なるままに書いています。

あれから29年

2014-08-12 08:02:01 | Weblog

あれから29年

暑い日だった。
夕飯を食べながら、NHKの天気予報を見ていた。
画面にテロップが出た。
大阪行きの日航機が消息を絶ったという。
それから大騒動になった。
墜落した場所が二転三転したのだ。
御巣鷹山が特定されるまで長野県が対象だった。
TVは各局特番で中継だった。
一番驚いたのは生存者がいたと言うことだ。
残念なことは、もっと早く捜索が出来ていればもっと助かったのではと言う思いだ。
今日まで、映画になったり、本が出版されたりしたので、
墜落までの経過はほとんど明らかになっている。
遺書を手帳に走り書きしていた人がいた。
本当に驚きだった。
ボイスレコーダーとフライトレコーダーの内容が明らかになったので、
操縦室内の様子が再現された。
機長と副操縦士の懸命な対応が切ない。
言い方は悪いが、良くあそこまで操縦したと思う。
当然、墜落の原因究明になるが、なぜか歯切れが悪い。
結局曖昧な決着に終わったような気がする。
ボーイング社の責任がうやむやだった気がする。
飛行機事故が起きるたびに思い出すのは、
全日空羽田沖事故を書いた柳田邦夫氏の「マッハの恐怖」だ。
日本の事故調は事故原因の究明より政治的判断を優先する傾向があるような気がする。
福島原発の原因究明も歯切れが悪い。
事実を正確に積み重ねてしっかり原因を究明し、
再発防止に役立てて欲しい。
「ドーン、ドーン、ドーン」日航機墜落30年目に判明した3回の爆発音 フジが12日夜放送(産経ニュース)  http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140810/dst14081012000001-n2.htm

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