今さらだが東京裁判

今さらだが東京裁判

ＮＨＫで四夜連続「東京裁判」というドラマが放送された。
戦後七〇年間まともに向き合ってこなかった。
パル判事のことは学生時代から知っていた。
ドラマだから誇張があるとは思うが、自分には真実に思えた。
最初から有罪ありきという気がした。
ドイツのニュルンベルク裁判の判決と同じでなければ正当性が失われるという事だ。
そのために戦勝国の判事が共謀して判決文を書いた。
まったく勝手と言わざるを得ない。
原爆投下や、東京空襲、ソ連の侵攻はなにも裁かれない。
原爆投下を承認したアメリカの大統領は大量虐殺の罪で絞首刑だろうと思った。
今さらだが日本は独自に敗戦の責任を明らかにし責任者を罰するべきだろう。
難しい理屈は分からないが割り切れないスッキリしない気持ちが残ったドラマだった。
勝てば官軍、その論理で国連も運営されている。
未だに日本は敗戦国だ。
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