葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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今年最後の靖国ガイド

2006年12月24日 | 歴史探訪<靖国神社>

今年最後となる靖国神社・遊就館ガイドは23日の「武蔵野市西久保九条の会」でした。

1月15日に小平市平和委員会と新日本婦人の会小平支部から始まった靖国神社・遊就館のガイドは104回となり、2066人の方をご案内しました。因みに昨年は92回1719人の実績でした。

昨年に比べると遊就館を案内して欲しいという依頼が多くなったのが今年の特徴です。読売新聞社社主の渡辺恒雄氏が遊就館展示を批判し。海外からの批判も強まり、関心も又強くなったのでしょう。

自民党の加藤紘一氏は遊就館を6回も見学したとホームページに投稿されていましたので、ご自宅の放火お見舞い文と平和文化から上梓されました「フィールドワーク靖国神社・遊就館」をお送りしました。加藤氏から丁重なお礼状がきております。

靖国神社は10月5日の崇敬会総代会で遊就館の米国関連の展示は修正するが中国関連のものは変更しないことを決めていました。しかし神社の機関紙『靖国』1月1日号「遊就館展示見直し作業中間報告」によりますと歴史記述パネルのうち「日露戦争から満州事変」 「満洲の歴史」 「支那事変」 「ヒトラー」 「スターリン」 「ルーズベルト」 「日米交渉」 の各パネルを変更するようです。

宗教法人の靖国神社が世界と日本の歴史をどのように評価するのかは「言論の自由」の範疇ですが、「中国は東北部を支配している」というよう中国の自決権を侵し、歴史の事実をねじ曲げるような叙述が変更されることは修学旅行見学の中学生・高校生もいるのですから歓迎すべき動向です。

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