1937(昭和12)年3月8日生まれなので満79歳となりました。還暦や喜寿は数え年なので「傘寿」となるようです。
昨日のしんぶん赤旗“くらし・家庭”欄に医師丸山直記氏(地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター東京都健康長寿医療センター研究所 老化制御研究チームリーダー)のインタビュー「人は老いてなお成長する? 体力は落ちるが能力は」と題した記事がありました。
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「年をとっても、すべての能力が落ちるわけではありません。たしかに、記憶(暗記)力や計算力は若いときに比べ落ちますが、一方で、年をとってから向上する能力があります。「結晶性能力(知能)」ととばれています。さまざまな知識や経験を統合的に使って、ものごとを判断する力です。年齢を重ね、経験を積むことで、コミュニケーション能力が向上し、人と人をつないだり、まとめたりする調整能力も高まります。老いてなお成長するのが人間です。
結晶性能力というと難しく聞こえますが、アフリカでは「おとしよりが1人亡くなると、図書館がひとつ消えた」といいます。この「図書館」を地域や社会で大切にすることは、お互いの人生をより豊にしていきます。」
・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・・・・
と丸山氏が語っておられますが、「傘寿」となった自分を考えてみると、正にその通りだと思いました。
胎児としての十月十日と79年間休みなしに動き続ける心臓や動脈静脈が制度疲労で破裂することは充分に考えられます。そして何億という細胞も癌に冒されてきます。大腸がんになったのも肉体的なことから仕方が無いことだと思っています。但し早期発見でいたので何とか長生きができそうです。
「結晶性能力」から見てみると、いまの自・公アベ政権による危険性とそれに抗する国民運動の高まりも達観できます。
東京裁判70年を期して、防衛省市ヶ谷記念館を東京裁判記念館にしていく運動も「結晶性能力」で構築していきたいと考えています。
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