Facebook友達の加藤正衛氏から三回目の寄贈品が入っている段ボール箱の「戦争遺物」を整理しました。中には「帝國在郷軍人會會員徽章」や「防毒面」等々が入っていましたが、「郵便はがき」と同じように可能な限り縁故があるところに送りたいと思います。
「帝國在郷軍人會 會員徽章」は初めて見ました。
「一七年式防空用防毒面 ョ(甲)」は渋谷区千駄ヶ谷三丁目のAさんと渋谷区羽沢町のBさんの名前が書かれている袋に入っていました。陸軍の「奉公袋」と「洗面具袋」にもAさんの名前がありますので、「帝國在郷軍人會 會員徽章」は、Aさんの所有物だったかも知れません。「千駄谷大通町會第一五群群長」の腕章は、やはりAさんが付けていたのかも知れません。よって「渋谷区郷土博物館」に寄贈しようと考えています。
Aさんの名前が書かれた奉公袋の裏面
軍隊手帳は世田谷区三宿にあった「近衛野砲兵聯隊第五中隊」所属の上等兵なので、「世田谷区平和資料館」に寄贈します。
近衛師團第二野戰病院と杯の裏に書かれていますので同じく世田谷区平和資料館に寄贈します。
杯の裏面に「昭和四年 新舞鶴町分會表彰」と書かれていますので舞鶴市郷土資料館に寄贈します。
他にはこんなモノも
「第一種種痘濟證」は、現在の「ワクチン接種証明書」みたいなものでしょうか。
(つづく)