葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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平和パネル展は「著作権」で撮影禁止?

2016年02月11日 | 憲法・平和・人権・防衛
2月7日から20日まで横浜駅前のかながわ県民センターで開かれている「戦争の加害」パネル展を見学してきました。
◆日本軍「慰安婦」とは
◆南京事件(南京大虐殺)とは
◆731部隊とは
◆毒ガス兵器とは
管理人がこれまで運動に参加してきた方々が制作したパネルが展示されています。
全てのパネルには「撮影禁止」の張り紙がありました。

見学を終えてから、入り口で会場の写真を撮ろうと構えていたら、主催者が飛んできて「撮影禁止です!」と言いますので、だから入り口の写真を撮っていると言いました。そして何故撮影禁止なのですか?と尋ねましたところ「パネルには著作権があるからだ」との回答でした。

平和運動のパネルは、それぞれの団体が史資料や写真を駆使して制作されていることは理解できますが、より広く市民、県民、国民に告知をしながら、現在の自公政権や歴史修正主義者からの攻撃を跳ね返さなければならないと思っています。
管理人は、長年「中国人遺棄毒ガス被害賠償請求訴訟」の支援をしてきました。運動と支援の広がりには本当に苦労をしてきましので、「著作権」云々では、運動の広がりは望めないと思います。いまはSNSの時代です。スマホで写メをして友人に拡散することが大事だと思いますが。

但し、平和運動は著作権を無視しても良いとは言っておりません。管理人の記事でも「新国立競技場計画」のときは、週刊金曜日編集部に、「防衛庁リスト」のときは、マスコミ市民編集部から許諾を受けております。
今回のパネル制作団体も、史資料と写真について著作権者の許諾を受けているのでしょうか。もしそうではなかったとしても、そこは「引用」の許容範囲だと考えられるでしょう。
学術論文も「参考文献」を示し、それの「引用」は許されています。ウィキペディアも、最近は引用文献の掲載を厳格にしていますね。








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