昨日の朝日新聞社説に「ブラタモリ 独自の探求を楽しもう」がありました。
>案内人は、娯楽性と正確性の間で着地点を探った。<
>いまやブラタモリという言葉は、野外調査が必要な学問を社会に広げる活動の代名詞でさえある。専門家が自らの取り組みを「ブラ○○○」と称すると、訴求力が高まる。<
>地理学者である金沢大学の青木賢人教授も公開講座を「ブラアオキ」と名付けた。地域を一般市民や教員らと歩き、自然条件と街の発達を解説する。<
>興味のおもむくまま自分なりの「ブラ」を深めるのは、きっと楽しいことだろう。<
管理人は、新宿区内の戦争遺跡をはじめ、靖国神社・遊就館、北の丸公園、旧九段会館、皇居東御苑、東京駅、旧東京砲兵工廠跡、上野公園、浅草寺などをガイドしてきました。「ブラ戦跡」や「ブラ歴探」として、これからも「娯楽性と正確性」を追及していきたいと考えています。
例えば、靖国神社ツアーの時は、必ず社頭で美空ひばりの「九段の母」二番の歌詞「♫空をつくよな大鳥居♫こんな立派なお社に神と祀られもったいなさよ」を聴いて貰います。日本一の高さだった大鳥居は参拝客に「国家神道」の象徴である靖国神社を睥睨させる役割であることを説明しています。
<追記> 友人Kさんからブログ記事を読んだコメントです。
私もこの社説を読んで、すぐに長谷川さんのことが頭に浮かびました。
長谷川さんのツアーは、まさに「ブラタモリ」そのものですが、ある点では「ブラタモリ」を超えています。
「ブラタモリ」は地理的、歴史的なテーマとりあげますが、政治的なテーマはとりあげません。
タモリはアブナイな橋は渡りません。いつも安全な道をブラブラするだけです。
つまり「正確性と娯楽性」はあるけれど、「政治性と挑発性」がありません。それが「ブラタモリ」の弱点であり限界です。
「ブラハセガワ」には「政治性と挑発性」が満ちています。それが「ブラハセガワ」の最大の魅力です。
長谷川さん!大いに自信をもって「ブラハセガワ」を宣伝してください。
(了)