「第6回新宿平和のための戦争展」が、3日~4日まで牛込箪笥区民ホールで開かれていました。昨日、元外務省国際情報局長孫崎享氏の講演があるので参加しました。主催者の話では、区立新宿文化センター多目的ホールで開催していたときよりも、「はだしのゲン」や人形劇団プークがあったので家族連れが多かったそうです。
川柳作家鶴彬の川柳が展示されていました。
鶴彬は治安維持法で野方警察署で収監されていましたが、獄中で赤痢に罹り淀橋区柏木町(現・新宿区北新宿4丁目)にあった豊多摩病院に移され死去しました。享年29歳。
鶴彬顕彰碑が各地にありますので、終焉の地豊多摩病院があった北新宿4丁目に建立しようと国賠同盟新宿支部が中心となって運動が始まりました。自民党の新宿区議会新井康文議員は、豊多摩病院は隔離病院だったので地元では賛同しないと言っていましたが、死去されたので障害はなくなりました。
金沢市卯建山公園内の顕彰碑
「武田美通・鉄の造形」30作品中5点が展示されていました。(他2点も)
〔自決する兵士〕
〔いまなおジャングルの奥深く〕
〔希望〕
〔チェロ二スト〕
〔残された数秒の母子のいのち〕
〔ピアニスト〕
〔遺作〕(作品名不詳)
ロビーで孫崎享氏のサインセール
孫崎享氏の講演(90分・質問30分)
「沖縄・日本から米軍基地をなくす草の根運動」平山基生共同代表が、安保条約と日米地位協定について質問しました。
(了)