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練馬平和委員会坂本さんは市ヶ谷基地のPAC3弾薬庫に法令上の疑問

2016年04月24日 | 歴史探訪<市ヶ谷台・防衛省・東京裁判>

ブログ記事「市ヶ谷基地PAC3地下弾薬庫の工事が始る」を訪問してくれた、練馬平和委員会事務局長 坂本茂さんからのメールを転載します。

・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・・・・
ご苦労様です。 大変感謝します。 物騒なミサイルですね。
以下北関東防衛局の入札HPです。確かに鴻池組が落札してありました。9億ではすみそうにありません。

市ヶ谷(27)保管庫新設工事
東京都新宿区
工期は平成27年11月11日~平成29年3月31日
建築一式工事 9億円 

火薬庫ではなく保管庫にすり替わっています。
火薬類取締法令集(通産省校閲)日本産業火薬会発行によれば以下のことが指摘できます。

火薬庫設置の火薬類取締法では_都道府県知事の許可ですが、自衛隊法によって通商 業大臣の承認_読み替えられます。
都知事には通知がいく程度です。
東京都建築審査会で審議されて許可されたそうです。というのは根拠がわかりかねます。許可は通産大臣ですから。嘘っぽいですね。

火薬庫には保安距離が問題になりませんか?。PAC3の貯蔵火薬類の区分がどのようなものか貯蔵すべき火薬庫が1級~3級などどれに当たるのか。保安距離と呼ばれる火薬庫外壁から保安物件(道路や民家や保育園など)の距離が問題になります。かつて市谷台に火薬庫を建造した立地条件と今の市谷台の立地条件は住宅が密集して過去は原っぱで住民はあまり住んでいなかったので火薬庫建造がで
きたはずです。大臣の承認が何を根拠にしたか知りた いです。いくら特例許可でも限度があります。保安距離でアウトになるはずです。山の中なら可能でしょう。いま現存する火薬庫は建て替えが困難なのです。例えば練馬を例に挙げれば土手が低くなり火薬庫の軒先が土手より高くなり法に触れていました。私どもが指摘しましたところ土手のかさ上げに 土を盛土して植生を施しました。自衛
隊といえども法律を遵守するのです。市ヶ谷の古い火薬庫も同様かと思います。よって建て替えることは法律の縛りがあって困難なのです。ですから都心の火薬庫はいつまでたってもリニューアルできないのであります。将来廃棄処分の道をたどるのです。

市谷亀岡八幡宮の駐車場から見える市ヶ谷基地弾薬庫(撮影は管理人)
9・11後は武装した自衛官が警備していました。


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