新宿区急坂の街に「誰でもエレベーター」を設置したホテルが開業

ローカル紙「新宿新聞」に、昨年オープンした「パークホテル新宿曙橋」は、高低差8㍍の区道階段「念仏坂」を上り下りしなくても、住民誰でもが自由に昇降できるエレベータを設置したとの報道がされていました。

管理人は、一昨日と本日東京女子医科大学病院消化器センターの上部・下部内視鏡検査のために、都営地下鉄曙橋駅からこれまで利用していた「河田町ガーデン」のエレベーターの利用を止め、初めてこのホテルのエレベーターを利用させてもらいました。ホテルが地域と共存している姿勢を評価し、共感を覚えました。

ホテル脇の自由通路突き当たりにエレベーターがあり、一階から4階までの直通でした。（念仏坂上から更に上り坂になっていますので、ホテルの支配人の話では高低差13㍍だそうです。）
降りすると直ぐ目前が、外苑東通りの曙橋から女子医大通りに抜ける区道があり、河田町ガーデンのエレベーター出口もあります。しかしここに出てくるには、二度エレベーターを乗り継ぎをしなければならない不便さがありました。市谷仲之町の住民は、一番利便をしているでしょう。

フジテレビが、お台場に移転した後に高級マンション「河田町ガーデン」が建てられ、「フジテレビ通り」が「あけぼのばし通り」となりましたが、商店街は活気を取り戻し、頑張っている中でのホテル開業となりました。「念仏坂」や「安養寺坂」という江戸時代からの歴史と、一日360万人の乗降客がある新宿駅に近接したこの商店街が益々繁栄することを元新宿区議として期待しています。



靖国通り住吉町交差点

防衛省220㍍の通信塔が見える


都営地下鉄新宿線曙橋駅


放射六号線市谷台町方面を見る


あけぼのばし通り




区道念仏坂階段







都営地下鉄新宿線曙橋駅が開業したので、河田町にあるフジテレビへの通行量が増えますので、劣化した念仏坂階段の改修工事と以前と同じ御影石を使用することを新宿区に要望しました。1983年に坂下にある塩谷石店の先代社長が石碑を寄贈しました。（左の黒い石碑）


パークホテル新宿曙橋
アーケードの先に日本共産党新宿地区委員会の建物が見えます。

















河田町ガーデン（高級賃貸タワーマンションFOR RENT）の自由通路とエレベーター
















(了)