日本中国友好協会東京都連合会・同新宿支部(支部長弁護士平山知子)・後援:新宿区、在日本中国大使館の記念講演会「 曾祖父梅屋庄吉と盟友孫文、辛亥革命を語る」がさる6月16日に開かれ、160人満席の盛況だったことは先日エントリーしましたが、中国大使館孟素萍1等書記官(写真)の挨拶文が新宿支部から送信されましたのでアップします。( 通訳は杜暁?3等書記官)
『日中都連の行事で自治体首長と中国大使館が同席してあいさつを交わすのは初めてのことだったそうです。またご両人とも協会の努力に感謝を表明されました。そういう意味で、講演の内容も大変よかったとの感想とは別に、それ以上に日中友好協会にとってもっと大きな政治的意味があったと思います。 』( 北中一永新宿支部事務局長談)
(松本楼のwebサイトには梅屋庄吉と孫文のことが紹介されています)
尊敬する平山知子支部長、日中友好協会新宿支部 の友人のみなさん、尊敬する中山弘子区長、尊敬する小坂文乃女史、みなさん、こんばんは!(拍手)
中国の辛亥革命100周年、日中友好協会東京都連合会創立60周年を祝うために、日中友好協会新宿支部は記念講演会をここに盛大に催されています。
この機会をお借りしまして、私は中国大使館友好交流部を代表し、皆さまに熱烈なお祝いを申し上げたいと思います。(拍手)
100年前、孫文先生を代表とする中国の革命先輩たちが、20世紀の世界の歴史にも刻まれる辛亥革命を発動し、清王朝の統治をくつがえしました。中国の2000年にわたる皇帝政治を終わらせ、民主革命の序幕をもたらしました。
1895年、梅屋庄吉先生と孫文先生は香港で知り合い、孫文先生の革命に対する情熱に打たれました。
彼は孫文先生たちの革命のために援助することを約束しました。この後梅屋庄吉先生は、その生涯、約束を守って、中国の民主革命のために巨大な家財を提供し、厖大な支持をされました。
中国の民主革命の勝利に対して、大きな貢献と援助をいただいた梅屋庄吉先生と家族の皆様の事は、中国人は永久に忘れることはありません。(拍手)
梅屋先生が言ったように、中日親善を実現することは、長年の願いでもあり、また、孫文先生の遺言でもあります。
とても喜ばしいことに、今でも梅屋庄吉先生の後継者が先輩に続けと中日友好のために尽力されています。
私の知るところでは、小坂女史は、休みなく、今年は本当にあちこちで講演会をされており、今日も素晴らしい講演を楽しみにしておりますが、これもまた中日両国人民の友好を宣伝する素晴らしいことだと思っております。
交流の間にこの言葉を聞いて本当に打たれました。孫文先生の希望は、孫文先生の遺志を継いで中日世々代々の友好を推進することが一番の、最高の記念であるという言葉です。
中日友好のために努力をなされたことをここにて感謝を申し上げたいと思います。(拍手)
中日友好は両国の民間にも深く根づいています。
世々代々の友好は両国国民の共通の願いでもあります。両国の努力のもとで中日関係は必ず継続的に改善されていき、発展すると願い、また、信じております。
来年はまた国交回復40周年にあたりますが、皆さんと手を携えてともに歴史を変えることを願っております。
みなさんどうもありがとうございました。(長い大拍手)