葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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猛暑日の靖国神社ガイド

2010年08月19日 | 歴史探訪<靖国神社>

都心で37度という猛暑日であった17日は沖縄県高教組14人をガイドした。

これまで夏休みを利用しての平和ツアーは主に広島市や長崎市だったが、加害の歴史を学ぼうということで今回の企画となったそうだ。羽田空港10:30に到着した初日は東京戦跡、二日目は長野県松代大本営地下壕戦跡、三日目は川崎市明治大学平和教育登戸研究所資料館や横須賀軍港見学という強行スケジュールである。

スーツケースなど大きな荷物は「戦傷病者史料館しょうけい館」の受付に預け、幹事さんが予約をしていた「さくら水産九段靖国通り店」で昼食をとりながら、フィールドワークの打ち合わせと配布資料の説明をする。16時には九段下駅から東京駅に向かい、長野新幹線に乗車をしなくてはならない分刻みのガイドとなった。

靖国神社は15日の喧騒とは打って変わって静かな境内で、政治結社の街宣車は一台も駐車していなかった。主な境内の見学ポイントは殆どカットし、鎮霊社と招魂斎庭跡は詳しく由来を説明した。同じく遊就館内も展示室「大東亜戦争4」の沖縄作戦は時間をとってどのような説明文となっているのか観てもらった。

次は、千鳥が淵戦没者墓苑を案内をした。祭壇には「天皇陛下」と「総理大臣管直人」の献花が並べられていた。また、「シベリア抑留者特措法」によって新たに建立された慰霊碑も観てもらった。

炎天下を千鳥が淵緑道から九段坂下交差点までの歩きは辛かった。やっと冷房がきいたしょうけい館につきホッとした。

しょうけい館は20分の駆け足説明だったが、洞窟内の野戦病院のジオラマは沖縄県人には何か訴えたと思う。

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