最高裁によって新宿区の違反建築が断罪された「たぬきの森」事件が新宿区議会で審議されますので、管理人はマスコミ各社に下記のようなFAXをしました。
早速、「下落合みどりトラスト基金」から『長谷川様 お世話になっております。FAX拝見いたしました。最も問題のある部分にメスを入れて頂きありがとうございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。』とのメールを頂きました。
報道機関各位
2010年1月12日
元・日本共産党新宿区議会議員
長谷川順一
〒162-0063 新宿区市谷薬王寺町
「たぬきの森」事件を議題とする新宿区議会総務区民委員会(委員長川村のりあき議員)と環境建設委員会(委員長小野きみ子議員)が13日午前10時より開催されますのでお知らせいたします。両委員会が連合審査とする動きもありますが、現時点では不明ですので議会事務局にお尋ねください。
追記
①私は1999年に議員(7期28年)を引退いたしましたが、現職の時代には「創価学会による信濃町用途地域の規制緩和問題」「新治村と長坂町に建設予定の区民健康村建設問題」「保健所の“のぞき見劇場”許可問題」など新宿区の不正を追及してきましたので今回の「たぬきの森」事件問題には強い関心を持っております。
②2004年12月17日に新宿区建築指導課が(株)都市デザインシステムからの東京都建築安全条例認定申請書を受理し、同22日に認定書を交付したことによる【地面の錬金術】を是非取材し、解明して頂きたいことをお願い申しあげます。
いつ頃から建築指導課と同社との事前協議が始まったのか、又その経緯のメモを情報公開請求しようと思いましたが、そのような文書は存在しないと言われてしまいました。よって議会調査権に委ねるしかありません。
③「下落合みどりトラスト基金」のWEBサイトの記事に『もうひとつ、非常に「面白い」ことがありました。昨日のNHKで放映された夕方18時台の「首都圏ネット」でも、今回の最高裁による判決報道が流されたのですが、そのニュースが流れる直前に、東京都の職員がビルの耐震化推進に尽力している・・・という趣旨の特集報道がありました。その東京都の職員こそが、なんと今回の周辺住民の方々が起こされた裁判の、そもそもの発端(建設業者に対する違法な「特例認定」と「建築確認」)に関りのあった、2004年(平成16)当時の新宿区建築課課長だったのです。NHKはまったく気づかなかったものか、同じ番組内でしかも時間も相前後して、何とも皮肉な巡り合わせが実現してしまいました。』とありますが、当時の建築指導課長は、現在東京都都市計画局に在職しておりますので取材されると良いと思われます。
④小野きみ子議員に電話でお聞きしたことですが、当時の環境建設委員会(委員長は小野議員でした)が現地視察をした時に、根本二郎議員が見知らぬ男に襟首を掴まれたそうです。その男は小野議員に「北海道会」の名刺を見せたそうです。
もし「エセ」が建築行政に介入していたことが事実ならば、ことは重大問題です。このことも是非ご調査ください。
皆さんの取材と報道に心から期待をしております。
以上