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秋季例大祭に真榊を「内閣総理大臣 岸田文雄」名で奉納

2023年10月19日 | 歴史探訪<靖国神社>

岸田首相は17日午前、靖国神社で始まった秋季例大祭に合わせ、神前に供える 真榊を「内閣総理大臣 岸田文雄」名で奉納した。ポケットマネーで支払ったそうであるが憲法違反であることは自明の理である。閣僚では、新藤経済再生相と高市経済安全保障相が17日に参拝した。超党派の議員連盟のメンバー96人が18日朝、そろって参拝した。

「英霊にこたえる会」や「日本会議」としては、A級戦犯合祀後になくなった「天皇御親拝」を願っているが、それが叶わぬならば総理大臣の公式参拝をと考えているようだ。靖国神社「靖國」6月号から本年の春季例大祭と以前撮影した勅使参向の画像をアップしたい。

明治天皇が青山練兵場で観閲式をした4月30日を春季例大祭日としていた。(聖徳記念絵画館壁画集より)

明治天皇が横浜沖で観艦式をした10月23日が秋季例大祭日だった。(聖徳記念絵画館壁画集より)

戦後は、旧暦の春分の日と秋分の日を例大祭日としてGHQに平和な神社ですとの証とした。しかし「勅裁(天皇の裁可)」であった。

内苑の高札

勅使(宮内庁掌典)が神門を通過し、齋館(天皇の休憩所)へ向かう。

勅使は本殿で御幣帛を捧げ、御祭文を奉上する。

(了)

 

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