管理人は昨日の北陸中日新聞記事に基づき下記の提言を金沢市長宛に郵送した。
金沢市長 山野 之義殿
「玉川町通りの交通問題」についての提言
山野殿が益々市政へのご手腕を発揮されていることに心からお慶び申し上げます。
さて、3月4日付の北陸中日新聞金沢版に「玉川町通り商店街を安全に」「車の減速を呼び掛け」という記事がありました。対象区間は県道につながる市道。一方通行だが通勤通学路で道路幅は4~5メートルと狭い。通過車両が多く地元住民からも「自動車のスピードが速い」などと、安全面を不安視する声もあったと書かれています。
私は、東京・新宿区内でも外苑東通りから東京女子医大通りへの通過車両を規制する問題で頭を悩ましていました。通学路として時間規制のバリケードが置かれますが、その時間以外の通過車両数には変化が見られませんでした。
この解決策の一つとしては「UT作戦」がありました。これは警視庁が東京都内で行った通過車両を規制するために「一方通行」を組み合わせた交通規制です。(注)規制地域内の車両は遠回りを強いられという不便はありますが、車のことですから何分かの我慢ですみます。
しかし、「UT作戦」については、関係町会の同意が得られず今日に至っております。新宿立花園小学校(学校の所在地〒160-0022 新宿区新宿1-22-1)をグーグル地図で見て下さい。靖国通りと新宿通りを結ぶ新宿一丁目地域内の「UT作戦」が参考になります。
玉川町の事例では「玉川町交差点」から「英町交差点」までの一方通行を逆にすれば、交通量は減少すると思われます。
地元関係者と石川県公安員会等とご相談して頂きますよう提言いたします。
(注)
「UT作戦」とは一方通行の組み合わせにより、幹線道路からの通過車両を規制する。
幹線道路から入った車両は、一方通行表示板に従って走行すると「U」の字のようにUターンして元の幹線道路に戻ってしまう。又は四つ角の交差点も一方通行出口の表示があるので、右折か左折して「T」のようにに走行しなければならない。しかし地域内の車両は少し遠周りにはなるが幹線道路には出られる。